野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

すみれ

2007-03-18 18:43:06 | 野の花
いよいよ、スミレのシーズン到来!
スミレの見られる期間は以外に短く、昨年はこの時期に忙しい日が続きスミレの写真は僅かしか撮る事が出来ませんでした。
今年も、忙しい日が続きそうですので今日は北九州市の山田緑地に行ってみました。


ニオイタチツボスミレ

顔を近づけると微かな芳香がして感動しますよ。♪


タチツボスミレ


山陰型タチツボスミレ

葉の形状は、どう見ても山陰型タチツボスミレ。
ここは山陰から離れた北九州・・・?
よくよく図鑑を見ると北九州でも生育と書かれていました。やれやれ。


シハイスミレ

大好きなスミレの1つです。


コショウノキ

2007-03-17 21:40:37 | 野の花

コショウノキ ジンチョウゲ科

薄暗い林の中でひっそりと咲いているコショウノキ。胡椒とは関係が無く、名前の由来は、梅雨時に赤く熟す実が辛い事からきているようです。
花は沈丁花そっくりですね。

雨の後

2007-03-16 19:33:53 | 野の花

ムスカリ

園芸ブームのせいでしょうか、時々庭から飛び出した花達が野辺で逞しく花を咲かせています。


オオアラセイトウ

ムラサキハナナ、ハナダイコン、ショカッサイの別名があるようです。
山道を走っていると目に飛び込んでくる薄紫の花、車を止めて見ると殆どこのオオアラセイトウ。
群生しているところは絵になりますが、山道といえども生活道、車が止めにくく写真を撮るのは、なかなか困難です。


コブシ


2007-03-13 19:25:59 | 苔、地衣類

タマゴケの仲間

1cm~2cmの小さな苔は普通に歩いていては見つける事は難しい。
たまたまトガリアミガサタケを撮っていたらすぐ側に生えていました。
小さな苔の世界も魅力があります。・・・が程ほどにしておかないと深みにはまりそうです。

山菜づくし

2007-03-11 19:46:20 | 山菜


昨日、摘んだ山菜で遊んでみました。♪

使った山菜は、ヤブカンゾウ、スイバ、クレソン、フキノトウ、ノビル、からし菜、タチツボスミレ、椎茸。

作った料理は、上から時計回りに

 フキノトウの茎の土佐煮
 ノビルの根の梅肉和え
 クレソンと椎茸のミニグラタン
 ヤブカンゾウの辛し味噌和え
 スイバの柿酢

葉型の皿
 
 右、蕗味噌
 左、からし菜のピーナッツ和え

でした。♪
 

スイバのジャム

2007-03-10 18:34:49 | 山菜


スイバはルバーブと同じタデ科の植物で味もよく似ています。
以前、ルバーブでジャムを作った事を思い出し、作ってみました。
綺麗な色に仕上げたいので根っこに近い赤い部分だけ使います。
スイバだけでは野性味が強すぎるのでリンゴを入れてシナモン風味に仕上げたら、素晴しいジャムが出来上がりました。♪

山菜の天麩羅

2007-03-08 19:08:21 | 山菜


今日も強い冬型の天気で、山間部は僅かに小雪がちらついていました。
手土産用の蕗味噌を作ろうと野山を歩きましたが、変りやすい天気で目指すフキノトウの採取は極僅か。・・・で山菜天麩羅に変身。



採取した山菜に庭の隅に生えているヨモギとカラスノエンドウを加えて・・・。
材料は、フキノトウ、ヤブカンゾウ、スイバ、スミレ、ヨモギ、カラスノエンドウです。
スイバは彩りに赤い茎を利用しましたよ。♪
なかなかいけます。お勧めです。

馬酔木

2007-03-06 20:39:49 | 野の花

アセビ ツツジ科

可憐な花に似合わず有毒植物で別名も凄い! です。
ウシゴロシ、ウシハライ、ウマクワズ、シカクワズ、ダニハライ・・・。

納得の別名は・・・
カンフジ(寒の頃に藤のように咲くから)、ヒガンギ(彼岸の頃に咲くから)、スズラン。



こうして咲く様はカンフジの名が納得ですよね。♪

三寒四温

2007-03-05 17:16:11 | 野の花


ここ数日、4月下旬を思わせる気候が続いていましたが、一変して今日は北西の強い風が吹いています。
昨年より2週間早く咲いていた桜はもう散ってしまったでしょう。



三寒四温のこの時期は寒暖の差は当り前ですが、差が有り過ぎですね。



陽だまりに咲く花達を見ていると陽春を思わせますが、今日は冬の寒さです。

早春の匂い

2007-03-04 17:46:29 | 野の花

ヒサカキ(赤花) ツバキ科

この時期、里山を歩いていると強烈な匂いが漂ってくる事があり、近くにヒサカキが生えている事を知らせてくれます。
昔は敬遠したい匂いでしたが、最近は何故か懐かしく、この匂いがしてくると又春が巡って来たんだなぁと、待ちに待った春が来た喜びに変わります。

姫榊がなまってヒサカキといわれ、榊の代用にする地方もあるようです。


ヒサカキ(白花)

雌雄異株で、2枚とも雄花です。