野の花語り

野山歩きで出会った野の花や昆虫たちとおしゃべりしながら時々道草も・・。

クマノチョウジゴケ

2006-01-28 18:11:58 | 苔、地衣類
  
  クマノチョウジゴケ  1月28日 美祢市

  柄を含めて7,8mmの苔で葉や茎が退化、胞子体だけが残っています。
  
  学名、和名共に南方熊楠が熊野地方で初めて採取した事に由来するという事で
  す。
  多くの県でレッドデータバンクに登録されているようです。
  京都では絶滅寸前種と書かれていますよ。
  山口県はまだ調べていません。^_^;

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
珍しいものですね (横浜のおーちゃん)
2006-01-28 20:28:26
しかも小さいんですね。見たことありません。絶滅の可能性が増えていくのは悲しいことだと思います。
返信する
クマノチョウジゴケ (真締 正直)
2006-01-29 08:51:27
今日も珍しい物を拝見させて頂きます。



先日 新聞に苔類の話が載って居ました。

其れに依ると、苔の葉の薄い所は、分子一つ分の厚みしか無いそうです。驚く程の繊細さです。

苔は環境の悪化のバロメ-タ-、と言われる訳が判ります。

其れに付けてもクマグス先生、裸になって庭を

嘗める様にして観察した、と言われています。

あらゆる所に名を残していますね。
返信する
ん~~~ (hana)
2006-01-29 11:23:37
この5個プックリした物がそうですか?

回りのコケは関係ない別物かしら?

いつも、珍しい物を載せているので、ブログを開いたとたん、「ん~」とパソコンに値被いてみちゃいます。

また、楽しみにしています。
返信する
絶滅危種ですか・・ (かのこ)
2006-01-29 14:12:36
ブルータスお前もかではないのですが

苔までが・・・真締さんが言われる様に

環境に敏感なのでしょうね~~

昔むかし湿気った所で見ましたけど

そう言えば・・見ませんね~~

貴重な写真に・・
返信する
コメント有難うございます。 (海華)
2006-01-29 18:16:27
☆ 横浜のおーちゃん

環境の変化で絶滅に追いやられているようですが、そのツケは周り回って人間に返ってくるんですよね。



☆ 真締 正直さん

熊楠さんの研究が優遇されていたら日本の菌類学はもっと進んでいたでしょうね。

人間的魅力に溢れた熊楠さん、憧れます。^_^;



☆ hanaさん

周りに生えているのは違います。

胞子体の下の濃緑のビロード状のものが退化した葉かなと思っていますが、まだ調べていません。^_^;

苔もなかなか面白いでしょう。♪



☆ かのこさん

愛媛県では絶滅危惧ⅠA類にランクされていますから見つける事は難しいでしょうね。

苔もファンタスティックな世界できのこと同様迷宮入りしそうです。(^^ゞ
返信する