鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
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生成AIのHolara、ChatGPTと画像を合作しています。
第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
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ブログ上で「迷いの館」ミニ・ツアー?
こ、これは……。ノスタルジックな様相ながらも、微かに不気味さが漂いますね。先日、本ブログにて連載が始まった小説『カイス・ブリッツ』、次回に向けてただいま構想中です。上記のタイトル画像は、実は次回の物語の内容と関係があります。「迷い家」とありますが、これは、柳田國男の『遠野物語』にあるような東北の民間伝承的なそれではなくて、たしかにその雰囲気は微妙に取り入れながらも、むしろ都市伝説的な「迷い家」の色彩が濃いものです。
先日公開された『カイス・ブリッツ』の第1話(1)では、一見すると主人公に見えた(?)水川哲慈が、この物語の異世界への扉を開き、読者とともに謎めいた世界に分け入っていく役割を果たしました。しかし、そんな彼が遭遇したのは……(詳しくは本編をご覧ください)。次回の第1話(2)でも、別の転生者がカイス・ブリッツの世界に転生し、奇怪な出来事に遭遇することになります。それが「迷い家」にモチーフを得た謎の館なのでした。
次回の構想に当たって、その謎の館のイメージを深めるために、生成AIのDALL-E3さん(以下、ダリさん)と対話しつつ、画像を色々出してもらっています。以下の内容が小説本編にどこまで反映されるかは分かりませんが、読者の皆様とともに、ダリさんの生成した迷いの館をのぞいてみましょう。ブログ上で体験するミニお化け屋敷ツアーといった感じですね(笑)。ただ、以下、お化けは勿論、キャラクターは一切出てきません。誰も居ないのが、それがまた不気味なのです。
《ちょうどいま深夜です。苦手な方にとっては、以下の画像を夜に独りでご覧になるとちょっと怖いかもしれません》
森の奥に、みるからに怪しげな館があります。
こんにちは~、誰かいらっしゃいませんか?
……って、何の反応もない、誰も居ない奥深い廊下。
あまり中に入りたくありませんが。
部屋のひとつに入ってみましょうか。
立派ですね。誰が住んでいた、いや「棲んで」いるのでしょうか。
別の部屋にも、誰もいませんね。奇麗に整えられていますが……。右奥の人形が何となく不気味。
冒頭の画像にあった部屋です。もし、テレビに、何かが急に映ったら……怖いですね(苦笑)。
さらに進んでいくと、書斎のような部屋に出ました。
もしかして、館の主人が使っていた(使っている?)部屋なのでしょうか。
探索を続けましょう。
これは、画像が生成されたのを見た瞬間、ゾクっと来ましたね。中央から奥にかけての光の具合が絶妙に怖いです。見えない何かがいる感じですね。だんだん、館が本当の顔を見せ始めたのか……。
な、何ぞ? やはり、この館には誰か、何かがいるようです。
お風呂前の手洗い場? シャレにならん気味の悪さですね(!)。
さらに奥へ向かうと、秘密めいた部屋が見つかりました。
何かの儀式が行われていたのでしょうか?
ここが最奥? いや、周囲の壁や床を調べてみると……。
隠し部屋がありました!! 急に黒魔術的なファンタジー世界に?(笑)
中央の魔法陣からどこかに転移するようです。行ってみましょう。
こ、これは……!!
一体、ここで何が!?と息を呑んだとき、あなたの背後には……。
ギャー!!(笑)
◇
と、こんな感じで悪夢の迷いの館のイメージを膨らませていました。お話の構想中、頭に浮かんだものをただメモするだけではなく、ダリさんに絵にしてもらうのです。それを見て、想像がいっそう広がったり、あるいは、思ってもみなかった方向にヒントが示されたり。今回は建物内部の見学(?)だけでしたが、実際の小説本編では、迷いの館の中には様々な「カイ(怪異)」が出没することになるかもしれません。
それで……次回、肝心の主人公のクナン君はどうするのか?
いや、実は先ほども書いたように、迷いの館に誘われ入り込むのは、クナンではありません。別の転生者です。前回の水川のように、次回はその転生者が主人公っぽい視点を受け持つことになるのでしょう。クナン君は、また一瞬、モブキャラみたいな立ち位置で出てくるだけなのでしょうか(苦笑)。
この人が主役か?と思われたキャラが志半ばで倒れていって、その背後でクナン君が地味にアップをしているという、なんとも言えない展開が続くのでしょうか(笑)。ただ、読者様の多くは、実はクナンが主人公であることを、この間の先行特集記事を通じてご存じだと思われます。つまりは各回の主役っぽいキャラが実は主役ではないということを知りつつ、もしかしたら生き残れるのか、頑張れ!と生暖かい目で見守る立場になられるかもしれないのは、何とも……。
そして、ついにクナン君が立ち上がるという。
掟破りな『カイス・ブリッツ』の世界、引き続き、お楽しみくださいませ。
本日も鏡海亭にお越しいただき、感謝です!
ではまた。