鏡海亭 Kagami-Tei  ネット小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

・画像生成AIのHolara、DALL-E3と合作しています。

・第58話「千古の商都とレマリアの道」(その5・完)更新! 2024/06/24

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第58)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

外の世界、流界波止場の向こうはどうなっているの?

本ブログでの連載に向けて、構想中の小説『Kai's Blitz』!

上掲の今回のタイトル画像も、なかなか味のある雰囲気です。例によって、生成AIのChatGPTおよびDALL-E3さんの力を借りて画像を導着しています。主人公クナンの隣に、カイである「深夜の交差点に立つ白い女」が一緒にいるのもいい感じです。彼女(?)のクラスは「ミトス」(民間伝承や都市伝説などが実体化した存在)。クナンとのツーショットは初めてですね。いや、「深夜の交差点~」ではなくて、名前を付けてあげた方が……。

それはさておき、主人公クナンが最初にたどり着いた「流界波止場」の外の世界は、いったいどうなっているのか? そろそろ知りたいと思っている方もおられるかもしれません。その件、今回の記事で簡単にご紹介です。

 

クナンがお世話になる三番街を含め、流界波止場があるのは「夢里浜」(ゆりはま)という海浜地区です。
そして夢里浜地区は、「胡蝶市」(こちょうし)という街の一部です。

流界波止場には、基本的に危険な地域はありません。
夢里浜地区にはいくつかの危険ゾーンがあります。例の廃校、旧・夢里浜中学校跡もそのひとつです。

そして、現在、夢里浜地区は、胡蝶市内の他の地域と一時的に断絶しているも同然なのです。交通機関(車)で夢里浜から外部に移動できる唯一のルートに位置する、トンネルが使えないからです!


ここには、数日前からかなり強力なカイが居座っていて、これを何とかしない限りは通ることができません。
市内に至る他の経路として、一応、徒歩で抜けるルートはいくつかあるようですし、船を使うという手も考えられるにせよ。しかし自動車が出入りできないのは厄介です。ここをどうクリアするかが、当面の目標ですね。

それから、もう少し大きいレベルで、実は胡蝶市一帯も他の地域から現在隔絶されています。
こちらはさらに難問で、不可解な濃霧が結界のように市を取り囲み、これを抜けることが難しいのです。正体不明の非常に強力なカイが霧の中を徘徊していて、通ろうとする者の犠牲が絶えません。あるいは霧の中で何故か迷って行方不明になったり……。

この霧の原因を探り、それを排除するのが、おそらく主人公たちにとって、もう少し長期的なところでの目標ですね。
そして、唯一、霧がまだ比較的薄めで通り抜けられそうなルートは……。


やたらに膨大な数の(!)呪符による結界が張られ、ただの武装した民間人ではなく軍隊(?)のような人が警備する、この入り口の向こうです。これは、絶対入ったらダメなところですね…。

他にも、この竹林に入るゲートは、こんな異様な様相です。入ったらもう二度と出てこれない雰囲気ですが。

この不気味さマックスの竹林の道を突破しない限り、胡蝶市から外へはおそらく出られません。クナンや、コトネ女将たち波止場街の面々は、どのように乗り越えるのでしょうか。

 ◇ ◇

いつも鏡海亭にお越しいただきありがとうございます。

こうしてAIさんの力を借りて、画像で想像を膨らませていくと、『Kai's Blitz』の作品イメージも作者の頭の中で相当膨らんできました。いや、文字だけではなく絵の力も借りないと想像を膨らませられない小説の書き手って、どうなの!?という話もありますが。いいえ、単に作品を制作・公開するためだけでなく、その過程を作者本人もどっぷり楽しむためにですよ(笑)。それもまた、アマチュア作家の特権(?)ではないですか。

連載小説『アルフェリオン』でもすでに実施してきましたように――作品をただ公開するだけではなく、その舞台裏や公式ネタバレ(苦笑)なども含め、さらには今回のように設定の時点から、読者様方と一緒に作品を育てていくのが(かつての個人のサイトやブログがベースでの)ウェブ小説の醍醐味、独自の作品観かと個人的には思っています。
お付き合いいただけましたら幸いです。

ではまた!

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連載小説『Kai's Blitz』プロローグ試案の試案?

本ブログで連載予定の小説『Kai's Blitz』、プロローグの試案っぽい一連のPR画像を作っております。あくまで「試し書き」程度ですが、以下、ご覧ください。

鏡海

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「昭和」風の異世界から、あなたのいた未来へ――佐和子の問いかけ? 


本ブログで連載予定のファンタジー小説『Kai's Blitz』(以下、「K・B」)、設定が着々と進んでいます。
今回は、幽霊だけど、ひょっとしてヒロイン? 主人公クナンの仲間になるカイ(怪異)の一人、サワコ(佐和子)を掘り下げる回です。

今回も、生成AIのChat GPTさんとDALL-E3さんに大変お世話になっています。


ちなみに主人公のクナンと仲間(?)のカイたち。再掲です。

佐和子さん、魔法少女か?(笑) ここだけ、「昭和」ではなくて平成か令和っぽいでしょうか。

いいえ、昭和にもいわゆる「魔女っ子」キャラ等々は存在しました。もっともそれは、レトロな昭和というよりも、もっと後になってからの昭和のアニメにおいてですが……。昭和って、本当に長いですね。


覚醒した佐和子?
「祈っていいのはヒロインだけだ!」(笑)……という決めポーズでしょうか。

前回公開した、例の廃校です。佐和子が霊となって住み着いていた(憑りついていた?)場所?

そして、うち捨てられた廃校の内部。本気で異界、来ました!!
AI舐めたらダメですね(苦笑)。

こりゃ、亡霊の巣があってもおかしくない有様です。夢に出そう……。人の狂気や幻想に形を与える生成AI。この感性を人工的に創出しているのかと思うと、怖いです。「あぁ、人類!」(久々に出たセリフ?)

佐和子さんは幽霊なので、おそらく、何らかの強い未練や恨みを残してこの世を去ったのですよね。
しかも、あんな姿をしていても、極めて強い霊です。生きている人間と一見区別がつきにくいというのか、そこまで実体がはっきりしているのは、この物語的にいえばそれだけ強力な霊だということです。それだけの情念、生前によほど辛い最期を遂げたのでしょう。

冒頭のタイトル画像に掲げたサワコの台詞:

 クナンのいた世界は似てるんだね。
 もしも私がお婆ちゃんになるまで
 生きられていたなら、見ることが
 できたかもしれない未来に。

 そこは、ここより幸せですか?
 今、みんなは笑顔でいますか。
 夢をもって明日を待っていますか?

もしかすると、この物語の舞台となる仮想「昭和」世界というのは、私たちの昭和そのものではなく、しかし全くの「異世界」でもなく、私たちの世界における「昭和」の平行世界?といったところなのかもしれません。

だから「昭和」そのものではないのですが……。
その点を置いておくにしても、別に昭和の方が良かったというつもりは全然ありません。自分勝手な言い方をすれば、少なくともネットやAIが無い世界は、私には大変残念です(苦笑)。

 あなたが憧れている「あの頃」は、
 実際には見た目より
 遥かに下世話で悪辣でもあった。

 しかし、
 あなたが目の敵にしている「あの頃」は、
 同時に見た目より
 遥かに優しくもあった。


現在からみたら、昭和というのは……戦前・戦中どころか「戦後」さえもはや遠くなったであろう私が子供の頃ですら、(当時はそれが普通だったが、今の時代を生きている者からすれば)極めて不便でもあった。また、なるほど人権感覚も何かとおかしいし、パワハラとかセクハラとか、そんな意識もなく、何それおいしいの?というレベルで、酷かった。社会的な不公平も今より露骨にまかり通っていた。

ただ、そんな歪みは今の時代でも形を変えて存在している。より巧妙あるいは陰湿になったり、たとえば昭和とは異なる社会的な「地位」や「立場」、「利権」等々の構造の組み換えが起こって――要は「割を食う人」が誰なのかという点が、色んな主義主張や力関係のもとで昭和からいったん再構築・改変されて見えにくくなっただけで(何というか、この、歯の間に物が挟まったような抽象的な言い方を敢えてしなければならないのは!)――良くない部分はそれはそれで多々あるかと思います。

そういった点を見つめ直すために、昭和は昭和で、参考にはなるんじゃないかと、そういうことです。「昭和かよ」という態度では、敢えて己の視界を閉ざすことにもなりかねない。

あれ? 佐和子ちゃんの話をしていたら、何でこんな話になったのか(苦笑)。
話を元に戻しましょう(戻るのか!?)。

ということで、ボツ画像(?)選です。


魔法少女、いや、霊感少女? いいえ、私自身、幽霊なんですけど!?


その正体、大悪霊サワコさん? 超覚醒来ましたか。

仲間キャラの設定もぼちぼち進んで参りました。この調子で、頑張ります。
そういえば『アルフェリオン』の続きも書かなくては!(笑)

本日も鏡海亭にお越しいただき、感謝です。
ではまた。

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ノスタルジックな昭和風の雰囲気の中、怪異が潜む街?

こ、これは懐かしき昭和の怪談!?
現在準備中の小説『Kai's Blitz』(以下、「K・B」)の「ノスタルジック・ホラー・ファンタジー」の面目躍如、というところでしょうか。画像生成AIのDALL-Eさん(以下、「ダリさん」)、不気味な空気感まで、相変わらず見事に描いてくれます。

K・Bの当面の舞台となる流界波止場三番街とその周辺。先日と同様、各所をダリさんに画像化してもらいました。あくまで現時点での設定の参考として、私自身の中でのイメージを深めるため、仮に用意したものにすぎません。今後、いろいろと変更はあろうかと思います。

【1】波止場付近

なかなか良い雰囲気ですね。異世界からの転生者が渡ってくる街を象徴するような港です。

【2】旅の宿「無名屋」

一応は宿屋ですが、実は、この世界への転生者を迎え入れる役割があります。
コトネ女将が切り盛りする宿ですね。

【3】駅

夜汽車が到着? ノスタルジックな昔のローカル駅っぽいですが、ここの列車って、そもそもどこから来て、どこに行くのでしょうか。たしか、いま、この街は外部との連絡が途絶してるのですよね。そう考えるとちょっと不気味な気分になってきた……。

【4】廃校

かつて学校だったところ。今は別の場所に新しい校舎ができたので、ここは放棄されています。学校の怪談というのか、お化けや怪奇現象の噂が絶えない。悪霊の巣窟になっているという説も……。
幽霊のサワコさんは、もしかしてこの場所にいるのかな? ということは当初のクナンは、サワコさんの助けなしで、この魔窟をクリアしないといけないのでしょうか。

【5】旧病院の廃墟

うわぁ、これは大変だ。「挑んで来い」という威圧感と気味悪さに満ちた怪異ポイントですね。ダリさん、良い仕事してます。
病院跡といえば、怪談はもとより、都市伝説の定番的な舞台のひとつなのでしょうが……。一体、何が潜むのでしょう。仲間のカイを揃え、十分に準備してから入らないとヤバい、かも。

K・Bの舞台の雰囲気、だんだん具体的にイメージされてきましたでしょうか。
楽しみです。

今日はこのへんで。それでは良い週末をお過ごしください。
ではまた!

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レトロな仮想「昭和」世界で、仲間のカイ(怪異)と共に召喚バトル!!

本ブログでの連載開始に向けて、設定構想中の小説『Kai's Blitz』!!
本日は、この小説の見せ場のひとつとなる「カイ(怪異)」を召喚してのバトルを彷彿とさせるPR画像です。
生成AIのDALL-EさんとHolaraさん、生成を支援するAIツールのEnikumaさん、Editorial Oboroさん、Prompt Summonerさん(ChatGPTのGPTsで制作)、鏡海亭の総力を結集して進めております。

主人公クナンの仲間(?)になったカイたちと、チート転生者「ウィザードのリュウゴ」の悪役カイ軍団(笑)とのバトル、小説の中で、実際にそういう場面がでてくるのでしょうか。

取り急ぎ、今回はこれで。
また時間があれば本日か明日に。

いつもありがとうございます!!

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レトロでノスタルジック、しかし、闇も随所に口を開けて待ち構える、この世界!

本ブログでの連載開始に向けて、設定準備に絶好調の小説『Kai's Blitz』です。
レトロ感満載の独特の雰囲気があるPR画像を、この間、使って参りました。
今回は、画像生成AIのDALL-E3さん(以下、ダリさん)の生成した「風景」の画像をまとめて紹介したいと思います。

 

【1】元採石場・工事現場

昭和の仮面ライダーシリーズの中で、こんな感じの場所で敵と戦っている場面が出てくる気がします。
相変わらず、ものすごい描き込みですね、ダリさん。

【2】荒れ果てた神社

うおぉぉ、荒れてる感いっぱい! 何かが中に眠っているような、不気味な空気感がありますね。




【3】街・中心部の広場


これもまた、すさまじい描き込みです。たとえば演説したり、決闘したり、という感じの場所でしょうか。

対して、こんな場所もあります。

【4】酒場(宿屋の一階)

本日も鏡海亭にご声援をいただき、感謝です!
ではまた。

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「チート転生者vs自警団+風来坊」という設定は、昭和と令和の「いいとこどり」である?

お、これは、コトネ女将と自警団の「勇者のショウ」さんではないですか! 現在構想中の小説『Kai's Blitz』(カイス・ブリッツ)、世界観がだんだんと掘り下げられています。

悪の転生者と自警団の戦い、先日公開した敵役「ウィザードのリュウゴ」(笑)と、三番街の人たちがこんなかたちで絡んでくるんですね(画像・再掲)。

この場面設定・人物関係が昭和っぽいですよね。ならず者たち(=不良転生者)に悩まされている港町に、風来坊のヒーローがやってくる、とか、まさに。いや、待てよ……それだと、主人公のクナンではなくて、ショウさんが主役の立場になってしまう(!)。

いいんですよ。本来ならショウが主役である世界に、脇から来たモブキャラみたいなクナンが、お株を奪うような大活躍をする。今度は、一転して令和っぽい設定ですね(苦笑)。
こんな感じで↓

幽霊のサワコちゃんがしれっと紛れ込んでるじゃないですか(笑)。

そして、このスライドと、先ほどのリュウゴのスライドを合体させると……。

うわ、これ絶対面白いやつ(笑!)。
雰囲気や話の造りは思いっきり昭和なのに、悪のチート転生者っていうモチーフが思いっきり令和ですやん。

ちなみにオマケで、DALL-Eさんが生成したバリケードの画像、フル版です。


何この凄い描き込み。おバカな遊びにも全身全霊で力貸してくれるAIさん、素敵です。


実は、もう1枚あります。門が鳥居になってしまっているところは、まぁ、なんともですが。こちらの方が町の即席のバリケードっぽい感じです。


ダリさんの生成してくれた女将の画像、手と指が変だったので、なんだか他の部分のクオリティに比してそこだけ雑ですが、鏡海が描き直しました。少しはダリさんの力になれているでしょうか、人間の鏡海は。

本日も鏡海亭にお越しいただきありがとうございました!
最近、1日2回くらい更新していますので、もしかしたら、もし元気と時間があれば、もう1回くらい深夜に更新するかもしれません。あまり期待なさらずに、お待ちくだされば幸いです。

ではまた!

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謎の狐仮面の剣士? レトロな仮想「昭和」世界の大冒険

これはもはやギャグなのか!?(笑) いいえ、実に真剣です。
この荒唐無稽なノリは一体……。
本ブログで連載予定の小説『カイス・ブリッツ』、ただいま設定を制作&順次公開中です。

冒頭のタイトル画像、下段の真ん中あたりの変な悪霊(?)の集団。これのフルヴァージョンは、こちらです。
押し寄せる悪霊たち。このカオスっぷり(!?)
色々と突っ込みどころが多すぎ、どこからまず突っ込んだらいいのか分かりません。

昨日公開した、狐の面を被った謎の戦士です。面についていた狐の耳は削除しました。キツネ耳がない方が、謎めいた雰囲気がいっそう増すように思いませんか?(笑)

敵か味方か。なんとなく味方っぽいのは想像できますが、もしかすると、単に「敵の敵は味方」なだけなのかもしれません。

ますます充実してくる『カイス・ブリッツ』、連載開始を楽しみにお待ちください。

ではまた!

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仮想「昭和」世界へのチート転生者!?

本気でやってるのだか、悪ふざけなのだか、もうここまでくるとよく分からないノリです(笑)。
現在、連載開始に向けて準備中の小説『カイス・ブリッツ』、昨日の画像に登場した謎の悪役っぽい男の正体を公開です。別にネタバレにはなりません。流界波止場三番街では、彼のことは最初から公然の事実として知れ渡っているので。

「ウィザードのリュウゴ」って……。いつの時代だ。昭和かよ。って、はい、まさに「昭和」ですから!
いや、笑ってはいけないのですが、笑いが止まらない。通り名に「ウィザード」(魔術師)、なんだかそこだけ昭和ではなく令和感が。チート転生者ってのも(苦笑)。でも雰囲気は昭和ですよね。この時代錯誤なミックス感がたまりません。「混ぜるな、危険!」というところでしょうか。

彼の後ろのカイが無駄に強そうで、AIのDALL-Eさんもやたらに美麗に力を入れてますね。この3体のカイのデザインを伝えたのは私ですが、それをここまで緻密な絵に起こしてくれたダリさんは最高です。

実は、このリュウゴをはじめ、流界波止場三番街には「転生者」がそこそこ頻繁に流れ着いてくるという話を、以前書きました。この転生者云々という部分は、以前にダリさんの練習のために何度か冗談で画像生成していた『転生警察』の話から、ネタを持ってきたのです。両方の話を書くのは無理なので、『カイス・ブリッツ』(長いため、以下、K・B)の方にまとめてしまいました。

しかしK・Bの世界には、悪い転生者はいてもそれを取り締まる転生警察(笑)がいないため、野放しでやり放題です。人々は、野生のカイに怯えて暮らすだけではなく、一部の悪い転生者の傍若無人なふるまいにも苦しめられています。転生者はカイを操る能力を高レベルでもっているため、大変恐ろしい存在です。

リュウゴのカイの1体。鳥の化け物……鳥って、いわば「恐竜の子孫」ですから(笑)、可愛いけど平気でけっこう獰猛なのかもしれません。そんな、一方ではかわいくて心を癒されたり、空を飛ぶ姿に人が憧れたりもする対象なのに、どこかコワい得体のしれない部分もある(?)鳥という存在。。。それをカイの姿にしてみました。

化け物じみていても、見た目は生物ですから、カイとしてのクラスは「アヤカシ」(生物が変化したカイ。ちなみに無生物が変化したカイは「ツクモ」クラスになる)でしょうか。いや、見た目は鳥でも、実は話したり魔法を操ったりできるのかもしれません。それだと、とてつもない強さの「スピリット」クラスだったりして。それとも……。
実は、カイの面白いところは、ぱっと見ただけではクラスが判別できないという点です。外見は明らかに幽霊なので「ゴースト」クラスかと思っていたら、都市伝説が形をとった「ミトス」だったりとか。ただの妖怪「アヤカシ」かと思っていたら、実は精霊や土俗の神である「スピリット」だったりとか。クラスによって能力も弱点も全く違うため、この「クラスがすぐには読めない」という点は、カードゲームなんかだったら面白いですよね。

なんか、昭和の怪獣や怪人の大百科的なノリになって参りました(笑)。そういうワクワク感、出たらいいな。

続いてはリュウゴに従っている2体目のカイ

これは明らかにヤバいやつですね(笑)。雰囲気の点からいえば、即死魔法とか持ってそうです。
これも「ゴースト」の上位クラスか、「スピリット」なのか、判別できないです。ゲーム、RPG的にいえば、ゴーストだと思って僧侶がディスペル(悪霊払い)をかけたら、敵の正体は実は邪悪な精霊で全然効果がなかった、とか。そんな感じ?
リュウゴの鳥やクモのカイが直接の物理攻撃や接近戦に強そうな印象なのに対して、この死神みたいなカイは、たぶん魔法とか呪いとか、そういう手段を駆使するのでしょうね。やっかいです。

最後に三体目のカイ。

うわ、本気だ!(笑) これは全力で潰しに来てますね、リュウゴさん。
特殊な金属でできた体は、攻撃においては最強の矛、防御においては最強の盾、になりそうです。普通の物理攻撃ではたいしたダメージは与えられなさそうですし、でもこういうのに限って、魔法耐性も完璧だったりする。唯一、強力な魔法のかかった武器での攻撃のみが有効、とか。主人公クナンのカイが刀化した、大刀天下叢雨による攻撃が通るのでしょうか!? 「ツクモ」クラスが物化したときには、それは魔法の武器や道具のようなものですから。

AIに人間やメカの画像を生成してもらうことは、これまで度々行ってきたのですが、モンスター(や、動物)を生成してもらうことは、実はあまりやったことがありませんでした。今回やってみて、AIの万能ぶりに改めて驚かされた次第です。モンスターの画像も、何の問題もなくすごい水準で生成してきますね。

こんな調子で、K・Bの設定が徐々に仕上がって参りました。楽しみです。

ではまた!

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こんな異世界転生、ありですか!?

おぉ、これは……。

本ブログでの連載に向け、ただいま準備中の『カイス・ブリッツ』の新PR画像ですね。
主人公クナンと、コトネ女将と幽霊のサワコさん、そして落ち武者(?)、いや、ツクモのテンゲムラサメ、いい感じできまってます。

ちなみに、この絵には間違いが一点あります。
刀化した大刀天下叢雨をクナンが持っているのに、同時に化身体の天下叢雨が現れていることは有りません。
しかし敢えてそのままにしてあります。
そうです、クナンがいつも持っている刀は、天下叢雨なのでした。

ところで、両側の二人は?

ひとりだけ場違いな、任侠映画みたいな人がいるんですが(!?)。

 

もう一人は、いかにも何かありげな仮面を被っている女性剣士?でしょうか。

この二人については、まだ内緒です。

オマケで、サワコちゃんのボツ画像を(笑)。


お化けは彼女自身なのですが、人間のサワコとお化けたち、の絵が生成されてしまいました……。
AIらしいミスと言えば、らしいですよね。

本日も鏡海亭にお越しいただき、ありがとうございました。
こんな感じで、ぼちぼちと、設定進めて参ります。
『アルフェリオン』の更新も行わなくては・・・。

ではまた!

 

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場末感半端ない波止場から始まる、どこにもない異世界転生!?

小説『Kai's Blitz(カイス・ブリッツ)』の連載に向けて設定を制作・公開しております。
今回は、物語の舞台となる昭和レトロ風の異世界に主人公が転生して、最初に目覚めた場所、当面の冒険の拠点となる「流界波止場三番街」(場末な昭和レトロを演出しようとする無理やり感がすごい名前ですが。笑)。

この三番街は、カイ(怪異)の脅威にさらされており、他の集落との連絡が途絶した状態になっています。
それでも住人をまとめ、自らもカイを行使する能力をもっているコトネ(琴音)は、異界から時折渡ってくる転生者を受け入れる旅籠「無名屋」の女将であり、三番街の顔役としての役目を果たしています。

コトネ女将のもっている拳銃は、「ミダマ(満魂)」を銃弾に込めることによりカイ(怪異)に対しても効果のある「真魂銃(マコンジュウ)」です。
 
なかなか色っぽいですね、コトネさん(笑)。
 
『Kai's Blitz』の世界において重要な概念である「ミダマ(満魂)」。
ミダマとは、この世界で生々流転するあらゆる事象の根源にある力のこと。カイを召喚して戦う際にも、ミダマを制御することが不可欠となる。また、「ミトス」、「ゴースト」および「スピリット」等のクラスのカイは実体を持たず、これらに打撃を加えるためには、ミダマを込めた一撃でなければ通用しない。
 
 
最近、この「真魂銃」の量産が可能となり、人間とカイとの力関係が激変するかのように思われていたのだが……それから、突然に状況が暗転することとなった。
 
「人の子よ、自らの足掻きの愚かさになぜ気づかぬか」
「仰せの通りでございます。ご主人様」
え? この人は前回の……。
 
「コトネさん、契約は契約だからね。僕はあなたのカイとして、あなたを護る」
 
「なぁ……カイのお前ら。あんまり、人間なめんじゃねぇよ」
「おっ、来たよ! あいつが ”勇者のショウ”、三番街の自警団のボス」
(笑。って、笑ってはいけないのですが。このとんでもないミックス感が、たまりません。令和の異世界転生の定番「勇者」な感じと、無国籍映画風の昭和の「通り名」みたいなのを、敢えて混ぜますか? とてつもない化学変化、錬金術的なそれが起こりそうです!)
 
『Kai's Blitz』、連載開始が楽しみです。
でも、いや、ほんと、誰か私に代わってもっと有能な人、映像化してくださいよ。
このお話、ドキドキです。
 
本日も「鏡海亭」をご訪問いただき、感謝です。

ではまた!
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GPTsでプロンプトの魔術師を作ってみた

小説『Kai's Blitz』の本ブログでの連載開始に向けて、現在、設定を構想し、随時アップしています。

そのための広報支援用ツールとして、生成AI・ChatGPTの「GPTs」の機能を使って、こんなものを作ってみました。

Prompt Summoner(以下「サモナー」)というAIツールです。

与えらえれた画像の中から、指定された任意の人や物、風景等を選び出し、その特徴を描いた画像生成用のプロンプトを生成するものです。
以前に作った「Enikuma」というツールが、特定の人物の画像からその特徴をプロンプトとして出力するのに対して、サモナーは万能です。ただし、人間に特化したEnikumaの方が、きわめて精緻なプロンプトを特定の点ごとに生成するのに対し、サモナーは、描写自体についてはそこまで緻密ではありません。

たとえばこの画像から:

主人公の久南(真ん中にいる男性)のプロンプトを生成し、それに基づいて画像を再生成すると・・・

結構、再現性いいですね(笑)!

画面左下の方のレトロなテレビは。。。

雰囲気は合ってますね。
水中に没した状況になってしまっているのは、画像再生成の際、AIのDALL-Eさんが加えた勝手な解釈ですね(笑)。
これはプロンプトに手を加えれば何とでも調整できます。

左上の方にいる蛇のような竜のような生き物は……。

まんま、龍になってしまいました。でもこれも、プロンプトを解釈して画像を再生成する際に、DALL-Eさんが解釈を加えすぎた結果だと思うので、こちらがそれを見て指示を与えつつ、再生成を繰り返していけば、元の生き物に近くなる内容のプロンプトではあると思います。

人間や物に関してはかなり使えそうなサモナーさんです。
まだ調整中ですが、うまくいけば、とてもお役立ちの広報用・画像生成支援の武器になると思います!

鏡海

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「カイ(怪異)」で召喚バトル!

前身となるウェブサイト「鏡海庵」にて1998年に連載を開始して以来、ファンタジー・ロボット小説『Alphelion(アルフェリオン)』1本で続けてきた当ブログ「鏡海亭」です。

しかし先日より、もう一本の柱となる作品『Kai's Blitz(カイス・ブリッツ)』の連載に向け、遂に企画を開始しいたしました。前回は、この物語の基本的な世界観となる「昭和レトロ風の異世界」像や、「ノスタルジック・ホラーファンタジー」(??)といったコンセプトについて、画像で雰囲気をお伝えしたところです

そして今回は……。

今回は、この物語の魅力のひとつ、特に召喚バトルの主役となる「カイ(怪異)」というものについて、まず上掲の1枚のスライドにまとめてみました。

カイには様々なクラスが存在します。上記のスライドには、そのうち「ミトス」、「ゴースト」、「スピリット」、「ツクモ」という各クラスに当たるカイたちが挙げられています。もっとも、詳しい説明のためというよりは、雰囲気を楽しんでいただくための画像です。

それぞれのクラスによって長所や短所があり、カイのキャラごとの個性も様々です。
詳しくは追々というところです。

 ◇

最初に『Kai's Blitz』の基本的コンセプトの画像を、再掲しておきます。

併せて今回、主人公の行く先々に現れて意味深な警告を発する謎の老紳士の紹介、その設定画像(?)的なものも初公開です。

あやしいですね~。敵の大幹部?とか、だったら、これは何とも昭和っぽい雰囲気です(笑)。

隣にいるメイドさんのような方は、一体……。いや、そもそも人間なのでしょうか?
実は老紳士に従うカイだったりするのかも? そう思って見返すと、何だか彼女が人形っぽく感じられなくもないので、もしかすると「ツクモ」クラスのカイかもしれないですし、これまた人形に霊が宿っているのなら、「ゴースト」クラスかもしれませんし。あるいは、カイではなくて、からくり人形あるいはアンドロイドのような存在かもしれません。いずれにせよ、何だか、敵に回ったらとっても強敵そうなお二人です。

ちなみに関連の参考画像(ボツ画像?)も蔵出し公開です。

どちらも雰囲気は良いですね。ただ、画風等の点で……。まぁ、設定の参考にはなります。

これは、謎の紳士が若すぎますし、そもそも昭和ではなくて平成・令和なキャラという感じですね。
ただ、メイドさん(?)の雰囲気については、上掲の2枚よりもこっちが一番私の想像に近いです。

 ◇

もう一人は、「ゴースト」クラスのカイ、サワコ(佐和子)さんです。

以前、「壁打ち」の企画の際に早くも登場していた、あの少女の霊ですね。再掲です。

それが今回、別な画像も起こしてみました。先程も出てきた画像です。


「ゴースト」クラスのカイではありますが、どんな力をもっているのでしょうか。

生前のサワコちゃんでしょうか。

こんな子が幽霊になってしまったなんて、切ない……。

これはちょっと怖いかも(苦笑)。いくらか悪霊っぽい雰囲気もあります。
幽霊のサワコちゃんは、主人公の仲間であるカイになって、主役級キャラになるのでしょうか。何だかそんな感じもしますね。

 ◇

こんな調子で、連載開始に向け、ぼちぼちと『Kai's Blitz』の設定を詰めて参ります。最後に、オマケです。

なお、これまで通りの『アルフェリオン』の連載もお楽しみください。
本日もブログ「鏡海亭」にお越しいただき、ありがとうございました!

ではまた。

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振り切った、描きたかった世界!


ちょっとちょっと、これは……。
先日、生成AIのChatGPTさんやDALL-Eさんとの「壁打ち」でアイデア出しをしていた物語、本気で乗り気で作品にまとめる方向で、設定を進めております。はい、個人的に、こんな小説やアニメがあったら、もうドキドキワクワクで見たくて仕方がないです!!(笑)


いや、これは本当に心が震えます。
妄想に形を即座に与えてくれるAI、いつもながら感謝です。
ちなみに主人公の名は禍刻久南(まがとき・くなん)。笑!
『カイス・ブリッツ』――和風無国籍の作品なのに、あえて(ドイツ語の)カタカナのタイトルを合わせたのがいい感じです。


主人公が物語序盤の街でお世話になる街の元締めみたいな人。
怪しげな旅籠の女将?


この子は、女将の「雑用係」兼「護衛役」の「カイ(怪異)」です。カイとしてのクラスは「スピリット」。精霊やら神やらが含まれる強力なクラスです。序盤で主人公の修行相手にもなってくれるという、面倒見の良い子ですが……。

そんな主人公が初めて仲間にするカイ、「深夜の交差点に立つ白い女」(ぶっ飛びすぎてますね。笑)。彼女のクラスは「ミトス」。都市伝説や民間伝承(つまり実際には存在しないもの)が、それを信じる人々の思いが一定の強さを超えたことで、独自に人の姿を取った存在です。

お、お化け!?

幽霊のようですが、本当の幽霊、いわゆる「ゴースト」クラスのカイとはまた違います。

何せ噂話の中の存在ですから、見た目すら曖昧だった彼女。その……本来の姿が?

謎めいた異世界で、ここの住人達も、怪異に囲まれながら精一杯生きています。
続いて、この人は、怪奇現象や人外の存在に抗う自警団のボスのようなキャラです。

個人的な想いでいえば、なんというか、たとえばかつての日活の無国籍映画に出てくるキャラのようなノリを……それを私なりに勝手に妄想して、イメージしたような。はい、不勉強です。当該の年代の方々や、関係者の皆様、申し訳ありません(汗)。でも、このズレた感じが、それはそれで面白いかと(??)。

いや、これ、本気で面白いと思うのですが……。
いまの若い子たちや、逆に、当時を大人として生きた世代の方々がご覧になったら、どう思うのでしょうね。
昭和レトロな異世界で、ポケモンならぬバケモン(?)でバトル(笑)です。カードゲームにしても面白いかもと、バトルのシステムの設定にはかなり力を入れています。

ちなみに、「子ども」の目からみた世界って、単純だと思われそうですが、しかし、虚構と現実とがごっちゃになっていて、少なくとも本人的には、大人が見ている世界よりも遥かに複雑かもしれません。そして昭和を子供として生きた私の見ていた(妄想度の高い、現実とは異なる)世界を描いたら、それはそれでドキドキものではないのかと、思い立って。

ぼやっとした言い方になりますが……昭和って、40年代頃でも、まだ、「ちょっとしたくらやみ(薄闇)」が日常のすぐ近く、あちこちにありました。特に地方には。物理的にも、精神的にもです。今からみたら酷い話もたくさんあります。その闇を現実社会に巣くわせておくほど、令和の世界はウェットではないでしょう。しかし、現実ではない妄想や創作の世界では、そういう薄闇を、実験室に封じられているウイルスのように、飼っておいてもよいのではないかと。

本ブログで連載中の『アルフェリオン』の他に、もう一作品くらい、全然違う方向性のものを書きたいなと前々から考えていたもので。おそらく、今の執筆ペースや作品の規模感だと、どうやら私は、生涯にあと2作品程度しか小説を書けないですな(笑)。その一方に相応しいものを、この二十年間くらい迷ってきて、いま、ようやく得たような感じがしています。

『アルフェリオン』の方も、もちろん頑張ります!
いつもご声援感謝です。

ではまた。

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暗躍するパラス騎士団、新画像・特盛りです!

おぉっと、久しぶりですね。このお二人は……誰だか分かりますか?
ファルマス様(笑)とセレナさんではないですか! いずれも、本ブログの連載小説『アルフェリオン』の中でも最強の機装騎士団と讃えられるパラス・テンプルナイツのメンバーですね。
 
今回は、パラス騎士団といえば、もうこの人たちというファルマスとセレナの画像を特盛紹介です。今回、彼らの新たな画像を準備するにあたっては、例のGPTsのツール「Enikuma」(エニクマ)が大活躍しました。
 
 
まずファルマス様(笑)から。
 
 
いや、「ファルマス様」という言葉の後にしばしば「(笑)」と付くほど、この人は実に個性あふれる(物は言いようだ)キャラです。結構、人気キャラです。最も嫌われているのに、最も愛されています。
ここまで嬉々として、すがすがしいほどに「悪役」を演じているキャラも珍しいですね。
 
 
 今回の画像はすべて、過去のキャラ設定画像をエニクマが分析して出力した詳細なプロンプトに基づき、Holaraさんに生成してもらったものです。画像生成AIとして、鏡海亭でのDALL-E3の導入以降、半ば放置されていたHolaraさんです。でもエニクマのおかげで、再び一緒に画像生成ができるとは、嬉しいです。
 
 
小説『アルフェリオン』では、たとえどんなに冷酷だったり凶悪だったりする敵役であっても、何かしらの彼らなりの事情や言い分をもっていたり、時おり人間らしい部分を見せたりすることもあるものですが……ファルマス様には、それが全くないですね!(苦笑)
いや、しかも敵役ではなく、ファルマス様は、本来は主人公の属する王国を守護する最強騎士団の副団長なのですから、立ち位置的には最も心強い味方になるはずです。ところが、真逆の現状になっております。
 
今後も悪役道を突っ走ります。「天才」ファルマス様!
 
続いてはセレナさんです。
 
 
凛々しい! この物語の中で、キャラのクラスとしては比較的珍しい「魔道騎士」です。剣も魔法も双方バランスよく高レベルで使えるというクラスです。これに対し、戦いは剣(武器)による攻撃が中心で、魔法はどちらかというと補助(武器や身体能力の強化、防御や回復とか)という「聖騎士」や「暗黒騎士」とは特性が違います。
 
 
エニクマの出力したプロンプト、かなり詳細なので、それで画像を生成するとキャラの特徴がブレにくいですね。
 
 
彼女は強さと弱さのコントラストがかなりはっきりとしたキャラなので、鋼の刃のように強靭な行動力と、動揺して言動がブレたりするときとの振れ幅が大きいです。そこが人間味のある魅力ですね。
強いのに脆い。そうえいえば、主要女性キャラのうち、エレオノーアやシャリオさんもそういうキャラです。対して、シェフィーアさんやアマリアさんは、ブレない、動揺しない、ですね(笑)。
 
などと言っていたら……。

 
怒った!
この人、小説本編の中でも、結構怒るんですよね。
 
 
今度は少し動揺しているようです。
 
 
Holaraさん、ちょっと油断すると、わざわざこちらから指定してもいないのに、こういう露出やや多めの画像を出してきます(苦笑)。
 
 
もう少し若い頃の、理想に燃えていたセレナさん?
「あなたはそんな人ではなかった……」と某氏にまた言われそうですね。
 
 ◇
 
『アルフェリオン』が新編に突入し、要塞線「レンゲイルの壁」をめぐる議会軍と反乱軍との決戦も間近に迫ってきた現在、それ以外の様々な勢力も水面下で動いていることでしょう。
そんな諸勢力の中でも、オーリウム王国における議会軍対反乱軍という二つの主要勢力の決戦を控え、(実質、議会軍と同盟している)エクター・ギルドと並んで現在の局面を左右しうる第三勢力として無視できないのが、国王軍です。
 
国王軍は、議会軍と反乱軍の戦いをわざと静観し、もしかすると漁夫の利を得ようとしつつ……なおかつ、オーリウム王国に迫りくるさらに大きな脅威、つまり帝国軍との向き合い方についても、国王軍には疑わしい点が少なくありません。
 
その国王軍の中でも、オーリウム最強、いや、世界屈指の機装騎士団としてその名をとどろかせる「パラス・テンプルナイツ」の面々からは、やはり目が離せないでしょう。
 
エリートネタキャラ集団(笑)だとか、実質、この物語の中でも最もそれらしい「悪役」の立場を演じてしまっていると揶揄されながらも、なおも未知数なところの多いパラス聖騎士団です。
 
今後も、彼らに注目ですね。
いつも「鏡海亭」をご訪問いただきありがとうございます!
小説本編の方もぼちぼち書き進めております。お楽しみに。
 
ではまた。
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