鏡海亭 Kagami-Tei  ネット小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

・画像生成AIのHolara、DALL-E3と合作しています。

・第58話「千古の商都とレマリアの道」(その5・完)更新! 2024/06/24

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第58)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

ニュータイプ神話に挑戦した狼(ウルフ)!

いろいろ、ご無沙汰です。

『機動戦士ガンダムAGE』第26話、うわーん、ウルフ隊長が…!!(;A;)
これではOP曲の隊長が星になるキラリ演出のままではないですか。
某氏の不死属性までは受け継げなかったのですね…。違うか。

しかし「スーパーパイロット」になれば普通の人間でもXラウンダー(≒ニュータイプ)を超えられるというのは、ベタな真正面突破ではありますが、これまでのガンダムシリーズではできそうでできなかった展開なので、悪ノリで応援してしまいます。

ニュータイプ設定をどう乗り越えるかは、ガンダムシリーズの自縄自縛的な(しかし興奮する)問題であります。シリーズお約束の仮面キャラという「様式美」として姿を変え生き続けているシャア系キャラの皆さんは、完璧なニュータイプになりきれないライバルキャラとして、ずっとこの問題と向き合い、自分の壁とぶつかってきたわけですよね。

あるいはガンダムXの変態兄弟(^^;)も、別にニュータイプ的な者にならなくても「スーパーパイロット」になりゃいいじゃんということに気づいていたら、もっと変わってたのでしょうね。

かつてのガンダムシリーズでは、オールドタイプだけどAGEでいう「スーパーパイロット」としてニュータイプに肉薄することができたのは、ヤザンあたりでしょうか。ジェリドはオールドタイプの「スーパーパイロット」として伸びるようでいて、結局は、ニュータイプになれそうでなり損なったみたいな可能性を残して散ってしまったと思うんです。百八十度違うのですね。

で、怪しげヘルメットをいったんかぶってしまった間違ったアセム(笑)に象徴されているような、無理やり人為的に能力を引き出した強化人間とも違うと。不幸なマシュマーとは残念ながら違う、と。

それと、敢えてウルフ隊長と比べるなと、もうしつこいくらいに言われているとは思うのですが(とういより、こちらがしつこいか)、ニュータイプともイノベイターとも違うけれど、それらを超える「天然の天使」として、作品の内部から作品外部の枠組みをも変えてしまうコーラサワーさんとはやはり違うと。

コーラさんはずるいです。でも、その「コーラサワー系」の型紙とは微妙に違う常識的な属性を持って、イヤッフーな「俺様」的な兄貴キャラを演じて、最後の最後まで格好良く爽やかに逝ったウルフ・エニアクル、あなたのことは決して忘れない!!

まぁ、不朽のガンダムシリーズが、こういう一見ネタキャラ的な兄貴が主役を食ってしまうろところまで良い意味で脱線してきてるのは、個人的には面白いんですけどね(^o^;)。

たしかにウルフとコーラは違う。でも、コーラさんの果たした「地ならし」の作業無しには、ウルフさんはあり得なかったとは思う。そういう意味では、やはりコーラさんはガンダムシリーズを変えたと思うのでした。

ウルフ隊長も、もちろん大好きですが!(^o^)

かがみ
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