鏡海亭 Kagami-Tei  ネット小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

・画像生成AIのHolara、DALL-E3と合作しています。

・第58話「千古の商都とレマリアの道」(その5・完)更新! 2024/06/24

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第58)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

ネット一般利用の黎明期と生成AI一般利用の黎明期?(+ファルマス様特集)

連載小説『アルフェリオン』、いつもご覧いただきありがとうございます。
さて今回は、あるキャラの画像作成に光を当ててみることにしました。いつもながら、画像生成AIのHolaraさんの力を借りて《導着》させたイラストは、これになります。

ファルマス様!(笑)
美形だとかかわいいとか、決してほめてはいけません。このヒトは、そんな良いものではありません! ファルマス様といえば・・・。
いや、作者的にみて、なぜファルマス様に「(笑)」なのか。すでに御承知の方もおられると思いますが、詳しくは今回の記事から理解されます。

ファルマス様を取り上げるうえでは、実は本作における「悪役」の話を避けて通ることができません。しかし、考えてみると、『アルフェリオン』というのは、いったい誰が・何が主人公からみて本当の敵なのか、ある段階まで少々分かりにくいお話です。それでも、まだ「敵役」(「悪」役ではない)については、ストーリーが進むにつれて次第に明らかになってきます。
本当の「敵役」の姿がおぼろげに見えてきたり、少なくとも当面戦っている相手という次元での「敵役」(例:反乱軍や帝国軍)は存在したりするものの、明確な「悪役」がどうもいないようにもみえるのが小説『アルフェリオン』です。

そのような中、現時点では……なぜか「主人公の住むオーリウム王国の宰相と、これを支える最強騎士団」が、作品世界で最も「悪役」っぽく思えてしまうのですね(笑)。勢力的には主人公の味方であり、むしろ一番頼りになるはずの人たちが。
世界制覇をたくらむエスカリア帝国の皇帝(神帝ゼノフォス)でもなく、オーリウムで内戦を引き起こした反乱軍(たとえば反乱軍の長であるギヨット)でもなく、です。また、作品の設定的な面からみてオーリウム王国と敵対関係に長年あったガノリス王国についても、同王国の主要キャラたちは、今では中立か、むしろ「敵の敵は味方」といった様相を呈しています。

というわけで、本作でいまもっとも「悪役」らしいと噂されるのは、オーリウム王国の宰相にして宗教上の最高権威者でもあるメリギオス大師と、彼の手足となって実働する「悪事の担い手」という立場に当たる王国最強の機装騎士団「パラス・テンプルナイツ」です。

と、前振りが長くなり過ぎましたが…。このパラス騎士団の中で、突き抜けた悪役としてキャラ立ちしているのが、「ファルマス様」と呼ばれる(なぜか「様」付きで)ファルマス・ディ・ライエンティルスです。彼の無邪気な悪辣さは、これまで存分に描かれています。パラス騎士団の他のメンバーは、自分たちが騎士団として行っている振る舞いに対し、大なり小なりの葛藤を抱えているとは思うのですが(エーマは違うか)、ファルマス様だけは、もはや悪役をエンジョイしている感さえありますからね(笑)。

そんなファルマス様の画像については、彼のキャラや、これに対する作者のこだわりを、余すことなく反映してもらう必要がありました。私のそんな無理な要求に対し、Holaraさんは見事に応えてくれました。

そこで今回は、Holaraさんにファルマスの画像を《導着》してもらった過程で、没にした絵もご紹介することにしました。画像生成AIと「呪文入力者」(プロンプター)との対話って、こんな感じで進んでいくのです、という意味で面白いかと思って。

まとめると下記のスライドのようになります。

読者様一人一人によって、どの画像案が「ファルマス様」にふさわしいかどうかは、好みも様々かもしれませんね。

ちなみにボツ画像、スライドもう1枚分、おまけで挙げておきます。

何というか、世間的には、AIに絵を描かせるなんて無味乾燥な行為だという先入観があり得るかもしれませんが、実際には、単に成果物(画像)だけを機械的に抽出して終わりという味気ないものではなく、画像生成の「プロセス」自体も楽しいのですよね。自ら絵を描く場合とはまた違った意味で。

 ◇ ◇

最後にひとことです。昔話をすると嫌われるかもしれませんが、敢えていえば、創作とAIとの関係を取り巻くいまの社会的な雰囲気というのは、1990年代半ばにインターネットが一般に大きく広がりつつあり、たとえば個人によるネットでの自作小説公開(という、それまでは容易にはあり得ない話)の現実化という激変が起こりつつあった頃の雰囲気と、《とてもよく》似ています。良くも悪くも、です。この混沌感も。なんというのか、荒唐無稽なスケール感と闇鍋的なアンダーグラウンド感との奇妙な混和も、です。その当時をリアルタイムで生きてきた人間からすると、何といえばいいのか、背中がゾクゾクするというのか、肌で、胸の奥で感じます(笑)。

連載小説『アルフェリオン』は、当時のそんな空気感の中で産声を上げました。そして長き嗜眠に陥りながらも……いま、今度はAIの力でネット創作が歴史的な転換点をおそらく迎えているであろうとき……Holaraさんの力を借りて、復活の狼煙を上げつつあります。

読者様方と、そのような局面を共に生きていること、こうした時代の空気をともに吸っているということ、私としては、何と申しますか、とても不思議で、とても喜ばしく思います。

以上の話は大げさ?にもみえるかもしれませんが、これが大げさかどうかということについては、きっと、そう遠くない未来に、後の歴史が決めてくれるのでしょう。

(と、煽るだけ煽っておいて去っていく・・・)

いつも鏡海亭にご訪問いただき、応援の声もくださり、感謝です。
それでは本日はこのへんで。

ではまた。

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ついに、あの機体の姿が・・・

こんばんは。画像生成AI、Holaraさんに助けられっぱなしの鏡海です。今日もHolaraさんにお願いして、連載小説『アルフェリオン』に出てくる「あるもの」の画像をイメージ通りに《導着》させることができました。
 
これです!
 
 
おぉぉ、これは・・・まさかの、エインザールの赤いアルマ・ヴィオ、「紅蓮の闇の翼」アルファ・アポリオンではないですか!!
 
小説の本編では、実物はまだ登場していないにせよ、想像上の姿やイメージというかたちで、すでに何度も言及されてきた伝説のアルマ・ヴィオですね。旧世界の「空の巨人」とも言われています。
 
元々、アルファ・アポリオンは、イメージ通りに《導着》させるのがとても難しそうだったので、これまで画像にするのを避けていたのです。ふと思い立って、実際、この間に無いほど呪文(プロンプト)の調整やら画像の「ガチャ」引きやらを繰り返すことになりましたが、これでほぼ思い通りです。
 
強いて言えば、アルファ・アポリオンは、燃え盛る大鎌を手に持っているのですよね。死神というか、死の天使を象徴する装備です。それが、今回の画像では、幅広の矛から長い突起の生えた不思議な武器になっています。まぁ、その奇異な外見が、不気味な怖さを感じさせなくもないです。鎌については、何度もほららさんにお願いしたにもかかわらず、実装してもらえませんでした(笑)。
 
アルファ・アポリオン、この画像の赤の感じ・・・生々しい、業火や血の赤というか、禍々しい雰囲気が良いです(苦笑)。うまくプロンプトを受け止めてくれて、注文が通って、Holaraさんと気持ちが通い合ったかのように錯覚する瞬間でしょうか。
 
いま「錯覚」と言った通り、実際にAIと気持ちが通い合うことは、確かにありません。ただ、そうであっても、こちらがAIに依頼をうまく伝え、リードしないと、思ったような画像は出てこないものです。単純にプロンプトを並べるだけだと(特に漠然とした、抽象的なプロンプトだけだと)、あり得ないような絵が時々出てきて、一人で吹き出しそうになります。たとえていえば、「世界終焉の日」と依頼したら、なぜか猫耳の少女が出てくるとか、それに近いことはあります。プロンプトの選び方も、日本語と比べてニュアンスを正確に把握していないことも多い英語であるだけに、簡単ではないです。
 
それゆえ、《導着》であると・・・つまりAIさんをプロンプトで導き、その結果を画像として定着させる、と私は表現しているのです。実際に絵を描くこととは明らかに別の作業ですが、ただ入力したら望むものが出てくる、自動販売機でジュースを買うような行為とはこれまた違いますね(笑)。ChatGPTさんのようなチャット型のAIの場合でも、こちらが聞きたいことの中身や文脈をうまく実質的に伝えられるかどうかで、あさっての方向の迷回答だったり、逆に、「実は中に人間が入っているのでは?」と思わずうなりたくなるような名回答だったり、結果が全然違ってくるのと同じようなものでしょうか。
 
というふうに、ほんの少しだけ呪文になれてきたせいか、以前よりも表現の難しいキャラクターの画像化を、ほららさんにお願いすることができるようになってきています。
 
たとえば、エルヴィンですね。あの可憐ながらも不気味な少女、飛空艦クレドールを支える「柱の人」です。
 
 
ちなみにエルヴィンというのは、本来は男性の名前です。某エルヴィン・スミスさんのように。アルヴィン等々の名も男性ですね。しかし、なぜ彼女はそんな名前に・・・。何もかもが謎なキャラですが、そのうち衝撃の過去が出てくるかもしれません(ちなみに、実は男性でした!ということは無いです)。
 
それから、飛空艦ラプサーの副長、シソーラです。
 
 
ルキアン、ランディと共にナッソス公爵家に交渉(決裂は目に見えているので、単なる時間稼ぎ?)に出向いたお話のときに、キャラが立ちました。
眼鏡のキャラって、《導着》が比較的難しいんですね。なんというか、AIの方で勝手にイメージを解釈して、こちらが望んでいない特徴を勝手に付与してきたりすることが少なくないように感じます。たとえば「眼鏡」に「ショール」、「比較的年齢が高め」とすると、赤ずきんに出てきそうなおばあちゃんにされちゃったり(笑)。
 
さて、最後に。小説本編をご覧の方はお分かりの通り、前出のエルヴィンは、物語上、かなり重要なキャラです。彼女の絵も使って、先ほどのアルファ・アポリオンを活用した宣伝画像を用意しました。Twitter に流す画像です。
 
 
もう1枚。
 
 
これらの画像から、旧世界の時代にエインザールのやったことが、それ自体としては実はテロリストそのまんまだというのが、分かってしまいます。「絶滅執行」って・・・ほとんど狂気の振る舞いです。
元々、アルファ・アポリオンは、その名から連想されるように、最初から天上界に滅びをもたらすために、エインザールによって生み出されたアルマ・ヴィオです(アポカリプス、黙示録あるいは世界の終焉という語の「アポ」と同じ意味合いの「アポ」ですね)。もっと端的には、アルフェリオンの最終形態が、「アポカリュプシス」といいます。もう、滅ぼす気でいっぱいだったのですね、エインザール博士は。なぜそこまで、同胞や故国を憎んでいたのでしょう・・・。
 
ちなみに以前、アルフェリオンがイーヴァとの戦いで大破し、例の「黒宝珠」によって機体が再構築されていく過程で、システム(?)が、現状では「アポカリュプシス」というフォームの使用権限がないと言っていました。「カラミティ・フォーム」も使えないようでした。
 
なんだか殺伐として参りましたが・・・。エインザール博士の胸の内は、どのようなものだったのでしょう。ルキアンに言わせれば、「本当は、優しい人が優しいままで笑っていられる世界を創りたいだけだったのに」というエインザールの願いが、どこで歪んで、その果てに「天上界=天空植民市群」をコロニーごと破壊して落とすようなテロ(いや、もはや宇宙戦争?レベル)という恐るべき暴挙に出るまでになったのか。いまのところ、真実は闇のむこうです。
 
いつも鏡海亭にお越しいただき、応援していただいてありがとうございます。本日はこのあたりで。よい週末をお過ごしください。
 
ではまた。
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メイオーリアの悲劇とタロスの革命

現在、連載小説『アルフェリオン』の宣伝(?)強化キャンペーン実施中です。そのための画像をTwitterの方にも流しています。それらの中からいくつか、昨晩に続き紹介します。
 
 
ギルドに降伏したミトーニア市にて、その日の夕刻、ルキアンが荷物持ちとしてメイ(=メイオーリア)の買い出しに付き合わされたときの言葉です(第44話)。あのときの二人のやり取りはいい感じですが、何だか、時間帯も相まって、ほの暗くて、切々と息苦しい雰囲気が漂っています。ギルドとナッソス公爵家の決戦前夜にして、印象に残る場面です。
 
ミトーニアに入る前、ルキアンはナッソス城でカセリナに出会い、心惹かれたかと思えば、その気持ちもはかなく、すぐにお互いが敵だと分かって彼女から憎悪の言葉をぶつけられるのでした。そして今度は、互いにアルマ・ヴィオの乗り手として戦い、命を奪い合うことになる運命が予想されます(二人とも、それぞれの勢力の切り札的な存在ですから。しかし、少年少女が最終兵器とされるとは、本当に忌まわしい戦いですね)。メイがルキアンを引っ張って買い物に出かけたのは、そんなときのことです。ほどなくルキアンとカセリナの関係は、もっと惨く、救いようもないことになるのですが。一応、設定上は、主人公とヒロインだったのでは(涙)。
 
買い出しの帰路、ルキアンはカセリナのことで思い悩み、メイの言葉も上の空で聞いていたのですが、そこはメイらしく、「おい、少年、〔考え事から〕帰ってこいよ」、「何、ぼんやりしてんの、この妄想王!」、「・・・少年、いま何か、暗いこと考えてたでしょ?」と、飾りのない(乱暴な?)言葉で応じています。その後、先ほどのセリフが出てくるわけですね。
 
いったん闇をのぞいてしまった人間に、そっちに行くなと言っても無理だというメイは、続いて、「だから私はいまだにエクター(注: この物語におけるロボットのパイロットのこと)なんて人殺しをやってる。普通の人間がエクターなんてやるわけないだろ?」と自分のことに言及しています。そして「あたしだって壊れてるかもしれない」とも。シェフィーアさんが「私は壊れているが、何か?」という調子で語っていても、悲壮感はあまり感じられません(これはこれでひどい言いようだが)。これに対してメイの場合は、普段はムードメーカーで面倒見の良いお姉さんといったキャラであるだけに、不意に暗い部分をのぞかせてきたときとのギャップが本当に激しいんです。いや、シェフィーアの言い分としては、私だって普段は豪快で懐の広いお姉さんだぞ(笑)ということになりそうですが。
 
かつてタロス王国(現・共和国)の大貴族の娘であったメイは、革命・暴動で家族を殺され、自身も祖国を捨て、(ルキアンたちのいる国である)オーリウムまで流れてきたという過去の持ち主です。世間知らずで贅沢三昧の令嬢だっただけに、その後の転落には悲惨なものがあります。
 
 
【ここで脱線、ですが物語の背景としてとても重要なタロス革命関連のこと】
 
なお、物語の比較的初期の段階で描かれているように、このタロス革命とのかかわりから、同じ飛空艦クレドールに乗っているメイとランディ(=マッシア伯)は気まずい間柄なのですね。というのも、ランディがタロス革命を賛美する著作で一世を風靡したからです(ルキアンも彼のことを有名な作家だと知っていました)。
 
また、タロス革命といえば、クレドール艦長のカルダインは「ゼファイアの英雄」です。ゼファイア王国は、タロスとオーリウムという大国に挟まれた小さな国であり、革命のどさくさでタロス軍に侵攻され、吸収されてしまったのです。その際、世界屈指のタロスの大飛空艦隊を相手に、互角以上のゲリラ戦を繰り広げていたのが、ゼファイアの私掠船(あるいは事実上、海賊。いや、飛空艦だから「空賊」か)の長であったカルダインです。もう少しで歴史を変えるところだった男・・・。
さらにいえば、ギルドの飛空艦ラプサーの副長であるシソーラ・ラ・フェインはメイと同様にタロスの亡命貴族の姫ですね、一応。とてもそうは見えませんが(彼女もルキアンとのからみが面白いキャラです)。また、海賊あがりといえば、同じくギルドの飛空艦アクスの艦長ダウル・バーラーは正真正銘の海賊船長だった男です。エクターギルドって、そういうアウトローがいるかと思えば、名家の御曹司や姫君、騎士団くずれがいたり、ごく普通の市民出身者も多く、国籍もバラバラなので、本当に多様ですね。
 
そういえば前出のランディは、カセリナの父のナッソス公とも血筋が近く、そっちからはそっちからで一族の鼻つまみ者だと嫌われていました。市民と一緒に革命を崇拝する過激派貴族など、オーリウムの保守派の領袖である公爵からしたら最低ですね。カセリナも彼のことを避けていました。いや、ランディ・・・嫌われ者です。なぜかクレヴィス副長の親友なんですけどね(笑)。
 
 
【脱線から戻ります。メイの名セリフの第44話へ再び・・・】
 
ちなみに、この第44話のタイトルは「パルサス・オメガ、闇の鼓動」です。同話の時点では、ルキアンとメイや、ナッソス家とギルドの戦いには、ほとんど関係のない(!)題名じゃないですか。何しろルキアン自身、このときはまだオメガの名前や存在すら知らないのです。
実は、一見してラスボスっぽい「大地の巨人」ことパルサス・オメガ関連のストーリーにおいては、今のところ、そこでのヒーローとしての役回りが、ルキアンではなくアレス君になっているんですね(といいつつ、本当は狂言回し?)。アレスがメリギオス大師やパラス・テンプルナイツの巨大な陰謀に巻き込まれ、美少女やら、ペットの猛獣やらとともに冒険を繰り広げている頃(何という主人公!!)、ルキアンは、遠いところで暗い顔して荷物持ちだという・・・。
 
ルキアンに対してちょっと意地悪な言い方をすると、パルサス・オメガの絡んでくるエピソードというのは、たとえば、アレスという主人公のいる仮想の別の物語があって、それに出てくる闇落ちしそうな脇キャラ(苦笑)がルキアン、という目線でみてもらうとよいかもしれません。元々、パルサス・オメガとならぶ、旧世界を滅ぼしたという「対の邪悪な巨人」の片割れである「空の巨人」アルファ・アポリオンの乗り手が、今の時代においてはルキアンなのですから・・・実はルキアンがラスボスで、アレスがそれを倒す(!)という展開も、世界線によってはあるのかもしれないです。ルキアン崩壊ルート? いや、さらにカセリナがアレスと共闘してルキアンを倒すという展開になったら、もう、目も当てられないです。
 
 
何だか無闇に話が込み入って参りましたので、メイの件に関してはこのへんで。
少し重い気分になったところで、次に。
 
 
何を広報担当になってるんですか、レイシア嬢。
それからもうひとつ、これまでと違うタイプの作品タイトル画像です。
 
 
おぉ、やたらに熱くて、あるいは、いわゆる「中二病」っぽい匂いを感じる人もいそうな表現も、ちらほら見えますね。でもかっこいい(笑)。
ここにきて、ルチア(とレイシア?)は、実に良い仕事をする娘です・・・。
 
闇の血族の絆。歴代の闇の御子であるルチア、ルカ、そしてリュシオン(=エインザール)らは、いずれも故人でもはや歴史上の人物なのですが、いまを生きているキャラ以上にストーリーに絡んでくることになります。歴代の先人の影を背負いつつ、主人公が超覚醒する。少年コミックの定番的な、激熱の展開というのか、ロマンですよね。
 
今日は、メイの話に思い入れがあって、色々と語ってしまいました。前回が結果的に男性キャラ特集だったので、今回は女性キャラ特集といったところです。
 
以上、しゃべりたいだけしゃべって・・・ひとまず、このあたりにしておきたいと思います。今日も鏡海亭にお越しいただき、感謝です!
 
ではまた。
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愛のためには・・・戦わない?

昨日から、連載小説『アルフェリオン』の宣伝(?)をTwitterにて行っています。本日は昨日と異なり、比較的シリアスな(お話本来の)方向性でやってみました。その中から、以下では2点を選んでご紹介。

ナッソス公爵軍との戦いのためにクレドールがギルド本部のある内陸港ネレイを出発する前夜、バーンがルキアンや仲間たちに語ったセリフですね。単純な熱血野郎にみえるバーンですが、自分の夢のことで過去に色々と大変なことがあったようです。かつてエリートの近衛機装騎士団に属していたという、彼の回想も少し意外(?)でした。

なお、続くナッソス城攻囲戦の際、バーンは、かつて近衛機装騎士団を辞める原因になった事件をめぐって、その際のトラウマを「楯なるソルミナ」の精神支配によってつけこまれていましたね。
ちなみに「楯なるソルミナ」は、人間の精神を広範囲にわたって汚染し、幻覚の世界に突き落とす旧世界の拠点防衛兵器です。人間である限りソルミナを打ち破ることは決してできないと、ナッソス公爵は豪語していました。それにもかかわらず、ルキアンの底なしの妄想力(?)、いや、彼の想像・創造の力「パンタシア」が、ソルミナの完璧な幻をも凌駕する(笑)ことになります・・・。

 

続いてはレーイです。「愛のために戦う」ではないのですね。これは、単なるひねくれとか、いわゆる「逆張り」ではありません。彼はそんなタイプのキャラでもないですし。なぜレーイが、敢えて愛や正義、感情や主義主張のためには戦わないとしているのか、その理由は・・・まだ現時点では曖昧にしか分かりません。ただ、カセリナとの戦いの際、その理由に迫る少年時代の出来事が一部出てきましたね。

あの第43話のタイトルが「レーイ」でした。主役でないキャラの名前がタイトルにつくと、なんだか星になったり退場してしまったりしそうですが(!)。実際には、レーイ自身の代わりに彼の愛機であったカヴァリアンが、カセリナのイーヴァ(しかも覚醒形態)によって全壊させられました。が、その流れでもって、ギルドにて代わりの新型であるアーク・カヴァリアンの開発が終わった場面につながっていくあたりは、「アンタは主人公ですか?」(ロボットアニメで主人公が新型に機体を乗り換えるときのお話っぽい)という展開でした。

シャリオさんやレイシアの名セリフ(?)もあるのですが、これはまた後日。

なお、『アルフェリオン』の第1話から最新の第52話までのタイトルを一枚の画像にまとめたものも作りました。下記の通りです。

いや、第52話って・・・そこから、かれこれ10年くらい更新してなかった(!)のですが。ルキアンがお師匠と衝撃の再開で!そこから、次はどうなる?という流れで物語が止まっており、なんだか昔の打ち切りの連載漫画を想起させますね(それは困ります)。

ここのところ、画像生成AIのHolaraさんの力を借りて、アルフェリオン関連の画像化を行いつつリハビリ中です。ネット小説つづって四半世紀!(笑)といっても、実際には半分くらいは更新していなかったりして、中抜けしているのですよね。まぁ、それでも続けられるところがアマチュアのよいところです。それはいい加減なようでも結構難しくて、おそらく、ネット小説の黎明期(1990年代後半)から残っている自作小説の個人サイト(あるいはブログ)は、今ではほとんどなくなってしまいましたよね。あるいは近年のところでは、いわゆる「なろう系」のような、大型の小説発表サイトのネット小説へと移っていったのかもしれません。

いつも鏡海亭にお越しいただきありがとうございます。本日はこのへんで。

ではまた。

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Twitter 再開です(10数年ぶり?)

いややなぁ、カリオスさん。何言ってはるんですか?(笑。京風に)

連載小説『アルフェリオン』に関する発信を強化するため、とても久々にTwitterを再開しました。上掲の画像もそのために用意したもののひとつです。
私はSNSをほとんどやらないので、かれこれ10年以上、Twitterのアカウントを放置してあったのですね。

プロフィール(ホーム?)へのリンクは下記になります。

Hayato Kagami(@Hayato_Kagami)さん / Twitter

さっそく宣伝をしてきました。
もちろん、このブログで読者様にいち早く公開したプロモ画像集のスライドも使いつつ、アルフェリオンの登場キャラたちに顔を出してもらい、宣伝用のスライドを確保しました。作成しました。この間、Holaraさんの力で《導着》させてもらった沢山の素材が役に立ちました。


以下、主なものを紹介しますね。

ルチア嬢が良い仕事をしています・・・。
小説本編では、「我は託す、夜の国の角笛」と彼女は告げていましたね。
ルキアンの言葉を借りて言えば、脈々と受け継がれた闇の血族の「魂の記憶」を、重い重いものを彼は託された、背負わされてしまったわけです。いや、ルチアとルキアンの間には、エインザールも含めて複数の世代の御子が存在していましたので、直接託されたわけではないのですが。
ちなみにルチアは、ルカよりも古い世代の御子です。彼らの頃(厳密には、彼らそれぞれの回の像世界)には御子を支えるパラディーヴァすら存在していなかったと、リューヌが言っていましたね。

続いてはシャリオさん。先ほどのビールの人と比べると、まじめです。
我を失ったルキアンに彼女が告げた言葉。
以下、次第に妙なことになって参ります。

艦長! ・・・が、壊れた(苦笑)。

今しがた名前の出た、かつての御子、ルカ・イーヴィックさんも。

努力・友情・勝利!じゃなかったでしたか? 元ネタは。
このスライドの存在自体が間違っています(笑)。

ベルセア・・・。まぁ、彼は元々こういう一面もあるキャラなので。


本編中でも、しれっと煽るのが得意かつ大好きなシェフィーアさん。
「まぁ、アルマ・ヴィオに乗れ。話はそれからだ」というところでしょうか。
近年、ロボット物の作品が少ないですからね。能力バトル物や異世界転生物はとても多いですが。

ロボットといえば・・・。

ヴィエリオ兄さん、キャラが崩壊してませんか(!?)。いや、ツンデレ化してますね。これはこれで良いものかも(笑)。

と、先ほどの異世界転生物に関して・・・レイシアが一言!です(笑)。
シェフィーアさん風に言えば、「いや、すまん。レイシアに怒られてこようか」という感じでしょうか。本編でまだ出番の少ないレイシアのキャラが、ブログで変な方向に立っていきますね。

たしかに、小説もアニメもコミックも、最近ではロボット成分がやや少なすぎですね。そういえば、とある幼稚園の子が、一般名詞としての「ロボット」のことを「ガンダム」と言っていました(笑)。ロボットという言葉より先に、そっちを覚えてしまったのですね。たしかに、子供の目にふれる今のロボット物って、ガンダムくらいしかないですから。でも、その前提でいくと、アニメ等の軍事用ロボット(=軍事用ガンダム?)の場合はともかく、工業用ガンダム、自動清掃ガンダム、未来のネコ型ガンダム・・・なんでしょうか(そんなはずはない)。あの子が早く認識を改めることができるよう、切に願います。

なんだか変なオチでしたが、今日はこのへんで。
いつも訪問・応援してくださっている読者様方に感謝です!

ではまた。

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鬱回想から超覚醒への流れの中で

連載小説『アルフェリオン』、作中屈指の名場面の詰まった回といってよいのが、第35話「パンタシア」です。この回からの引用とともに、ヴィエリオとソーナの画像を初公開します。各人の絵は、例によって画像生成AIのHolaraさんの力で《導着》させました。

カルバ先生の研究所に弟子として住み込み、学んでいたルキアンと、兄弟子に当たるヴィエリオ。カルバの娘であるソーナにルキアンが密かな思いを寄せていたのですが、ソーナとヴィエリオは・・・という状況です。

第35話にて、ナッソス四人衆の一人・パリスの操るレプトリアとの闘いに苦戦し、もはや力尽きようとしているルキアンとアルフェリオン。朦朧とする意識の中、ルキアンは「いらない人間」としての自分のことを幼年時代から延々と悲嘆します。前出の場面は、そのパリスとの闘いに先立って、ルキアンがふと思い浮かべたものです。ここでもやっぱり要らない僕、鬱回想のプロローグみたいなものですね(苦笑)。

結局、ルキアンは回想の果てに、これまで向き合うことを避けてきた、自身の中の「空想」(妄想?)の力が実は最後に残った心のよりどころだったことを受け入れ、「闇」と向き合います。そしてシェフィーアさんの導きのもと、目覚めたルキアン。パリスはまさかの敗北を喫します。超展開です。

この物語の鍵となる概念である「パンタシア」がタイトルになった第35回ですから、それはもう。

ふふふ、あのときは私が煽った。シェリルという偽名でモブのふりをしての登場だ。

現実と夢想の狭間で、君の涙は無駄に流れ続けてきたのか? 《拓きたい未来》を夢見ているのなら、ここで《想いの力》を私に見せてみよ、ルキアン・ディ・シーマー、いまだ咲かぬ銀のいばら!!

やれやれ。シェフィーア様も物好きですね。
それでルキアンは調子に乗って、

 これが僕の《想いの力》です。

 見てください、僕がずっと心の奥で育てていた《銀のいばら》を!

などと一気に息を吹き返しましたが。
あの後、アルフェリオンは、召還に応じたリューヌとの融合から、ゼフィロス・モードへの変形、《縛竜の鎖》によるオールレンジ攻撃(!?)で、パリスのレプトリアはフルボッコ、いいえ、よもやの惨敗。パリスも自爆・・・。いや、彼としては、とんだとばっちりでしたね。

以上、シェフィーアさんとレイシアによる解説をはさみました。
あれ? ヴィエリオとソーナのお話だったですよね?(笑)

まぁ、それはまた後日・・・

(後日って、作者、忘れるんじゃないですか・・・)

ともあれ、読者の皆様、いつもありがとうございます!
ではまた。

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「呪文入力者」(プロンプター)と画像の「導着」?

例によって画像生成AIのHolaraさんの力で、連載小説『アルフェリオン』のタイトル画像を下記の通り更新しました。

特に右下部分、主人公ルキアンの絵が新しくなっています。以前の顔画像よりもルキアンらしい雰囲気を、なんというのか・・・Holaraの力で《導着》させました。はい、画像生成AIを使って画像を引き出す作業は、自ら絵を「描く」のとは確かに違う行為である反面、いわゆる「呪文(プロンプト)」の入力者(プロンプター)が試行錯誤しながらAIを望む方向にリードしていかないと生じない結果でもあるので、何か適当な表現がないかと思い、《プロンプトを使って導出し、画像として定着させる = 導着》としてみました。「Holaraさんに、この絵を描いてもらった!」を「ほららさんと一緒に、この絵を《導着》させたよ!」というと、一体感があって(笑)いい感じです。


ちなみに、ルキアンの画像の斜め上、翼をもった像の手には何かが光っています。これは、以前に『アルフェリオン』のプロモ画像集に出てきた、下記の青いオルゴールなのです。

このオルゴール、音のする箱・・・といえば、そう、『アルフェリオン』の小説本編(第50話)において、かつての「白の御子」スプリュトのレアが必死にかざしていた至宝、「《ノクティルカの匣(はこ)》」です。
「なぜこの《像世界》に、そのような実体をもって《匣》が顕現している。しかも《人の子》にすぎないそなたが、どうしてそれを持っているのだ」と、あの《万象の管理者》こと《時の司》たちが心底うろたえていたアイテムです。無数の平行世界を管理する神的な存在を焦らせるほどの、それとは・・・。

詳しくは、小説『アルフェリオン』にて。
本日もご訪問、ご声援に感謝です!

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未来を変えろ、痛みを止めろ!!

連載小説『アルフェリオン』に関し、今回の記事では飛空艦クレドールの主要クルーたちが、画像で登場です!
いつもながら、画像生成AIのHolara さんに感謝。

なんとなく雑誌の紹介記事風(?)の画像かもですね。
今回も、「もう大丈夫、Holaraが来た!!」というところです。

ちなみに「繰士」というのは、アルマ・ヴィオのパイロットのことです。小説『アルフェリオン』の中では「エクター」と呼ばれています。「繰士」と書いて「エクター」と読むわけです。

か、艦長も来た!!

イケオジすぎます。さすが伝説の飛空艦乗り、「ゼファイアの英雄」。

副長のクレヴィーは毎度おなじみなのでパスして(笑)、画像初公開のキャラを紹介です。クレドールのエクターチームの男性陣2名。


まずバーンことバーナンディオ。

あれ? 無駄にカッコいい(苦笑)。熱血ドジっ子。でもやるときはやります。
あの「楯なるソルミナ」を支える漆黒の大石柱を、アトレイオスの攻城刀でぶった切った場面は、さすがでした。

続いてベルセア。日頃はあまり感じませんが、一応設定上は、本作中でもなかなかの美男子なんですよね(作者も忘れてた!?)。男前だけどどこか三枚目、チャラめだけど憎めないやつ・・・というキャラなんですね。


実際、ちょっと軽そうな感も漂わせたHolaraさんの作画はさすがです(笑)。

そして、なんと主人公ルキアンの画像をアップデートです!!
今までの顔画像は、幼過ぎましたよね。
あれはむしろ、名物(?)の鬱回想シーンにしばしば出てくる幼年ルキアンに近いかも・・・。

しゅ、主人公・・・? なんというか、モブの匂いに満ちていますね。

飛空艦クレドールの画像を先日アップしましたので、続いてはクルーたちの画像をと思っておりました。今回は第一弾です。まだ他にも画像未登場キャラたち、たとえばエルヴィンとか、マッシア伯だとか、ルティーニや、セシエル、ヴェンデイル、カムレス、フィスカ・・・等々、将来に向けてまだ大量に描いてもらう必要がありますね。

Holaraさん頑張って!!(笑)

この週末も訪問・応援していただいている皆様、ありがとうございます!

ではまた。

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最新版 連載小説『アルフェリオン』プロモ画像集

連載小説『アルフェリオン』のプロモーション画像集に、昨日公開した飛空艦クレドールの画像と、本日初公開の重要キャラを含む画像とを加えました。

お時間のない方は、下記の2枚のみご覧いただけましたら幸いです。

ルキアンたちの所属する飛空艦クレドールと、エスカリア帝国の浮遊城塞エレオヴィンスですね。ちなみに少女はルチアです。実際には、優しい世界を願う無垢な少女、といった感じで上掲スライドに登場させてよいのか、疑問に思われるところもあるキャラでしょうね。この人の属性やら、行ったふるまいの結果を考えると(でも誰よりも優しい世界を願っていたこと自体は本当)。私としては、だからこそ、ここでルチアなのですが。

は、はい。このスライドについては何もいえませんね(苦笑)。これ1枚で、本編のあれやこれやの伏線が一気につながってしまうような気もします。文字情報にはない画像の力ってコワいです。

「Holaraの力を信じろ!」(笑)という感じで、今回も画像生成AIさんにお世話になっています。

お時間いただけます方は、最新版のプロモーション画像集をどうぞ。
一連の流れの中で、先ほどの2枚のスライドがどう使われているのか、ご覧いただけると面白いかと思います。

いかがでしたか。
 
ちなみに作品の内容にかかわる面からいえば、「我ら万象の管理者」さんたちは、すでに何度か登場している「黄金仮面」と似ています。いや、似ているというより・・・。帝国軍と連合軍の戦争を隠れ蓑にして、いまのところ、「大地の巨人」パルサス・オメガを目覚めさせようとしている黒幕?たちです。
 
なお、オメガは、「空の巨人」あるいは「紅蓮の闇の翼」ことアルファの方、つまりアルファ・アポリオンと対になって称される「巨人」ですね。旧世界滅亡の引き金となった邪悪な二体の巨人、とでも伝えられているのでしょうか。
 
最後に。ご存じの方もおられる通り、例の「黄金仮面」たちの中には、「老人」、「鳥」、「魔女」、「兜」の4人(?)の異なる仮面がいます。今回の画像をHolaraさんに生成してもらうとき、この4種類の特徴をそれぞれ出してもらうために、「呪文」の表現に苦労しました。呪文を使って「ガチャ」引いた回数も、普段より多かったです。
 

ご訪問や応援、感謝です!
また明日もお待ちしています(って、どこかのラーメン屋さんみたいだ)。
ではまた。

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飛空艦クレドールをHolaraさんと一緒に描いてみた

本ブログの連載小説『アルフェリオン』に登場する飛空艦、クレドールがついに画像化されました。主人公ルキアンたちの乗る「船」ですね。翼が生えていて、尻尾やヒレがあっても、一応、アルマ・ヴィオを運用するための空中母艦です。

これ、画像生成AIのHolaraさんと一緒に描いてみました。そうです、今回は「描いてもらった」だけではなく、ほんの少し「一緒に描いて」(?)みたのです。まず、私の手による落書き原案を読み込ませて、そこから生成していきます。それから、生成された絵にまた人力で筆を入れ、繰り返しHolaraで修正していきます。そうしないと、私の「呪文」スキル程度では、「翼の生えた魚っぽい艦」というイメージ通りの絵をHolaraさんに創出させるのは無理でした。下記のような感じで進めます。

そしてもうひとつ、おまけです。
初公開、エスカリア帝国の浮遊城塞エレオヴィンス。

イリュシオーネの支配をもくろむ神帝ゼノフォス。物語の序盤から、この浮遊城塞でもって進軍しています。 エレオヴィンスに対して攻撃の機会をうかがうクレドール。いつか、こういうシーンが出てくるのでしょうか。ちなみにこちらは、例によってHolaraさんに描いてもらいました。

前回更新時の記事、アルフェリオンのプロモ画像集のロング・ヴァージョンには、これまでにないほど多くの応援をいただきました。感謝、感謝です!! 今後とも『アルフェリオン』と「鏡海庵(鏡海亭)」をよろしくお願いします。

ではまた。

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その名は、アルフェリオン

連載小説『アルフェリオン』のプロモーション画像集、今回はロング・ヴァージョンを以下の通り公開します。
例によって画像生成AIのHolaraさんに感謝です。
「もう大丈夫、Holara(私)が来た」というのか、あの人みたいな安定感?ですね。

いかがでしたか? 誰よりも私自身が読んでみたい(でも存在しない)お話というものをひたすら追及したら、こんな感じの『アルフェリオン』という物語になりました。

誰得? ・・・ですから、まず私得です(笑)。
それがアマチュア・ネット小説の真髄!? そのうえで、この作品の魅力をもしも共有していただける方がいらっしゃれば、とても、とても嬉しいです。

なお、小説本編の第1話(あるいは第1~3話に当たるコルダーユ編)のみを読んだ段階では、このプロモーション画像集の内容が、とても同じ作品に対するものだとは思えないかもしれません。
ひょっとすると(ひょっとしなくても)ネタバレの要素もあるのでしょうか。ただ、事前に曖昧に知っておいて考察する方がむしろ楽しめる、という類のネタバレかもしれませんね。

ご訪問や応援、感謝です。
もし画像をすべて手描きで創ると、このペースでの更新は困難なところですが(今回の分、私だけなら数年かかっても・・・いや、一生ムリ)、Holaraさんが光の速さで助けてくれています。

ではまた。

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時よ、動け。

連載小説『Alphelion』(アルフェリオン)の雰囲気や世界観を5行で・・・ではなく、5枚のスライドでプロモーションすると、こんな中身になります。なお長い方のヴァージョンは、後日アップしますね。

画像生成AI、Holaraさんの実力は相変わらず驚異的で、「中に人間の絵師さんが入っているのでは?」どころか、もはや「私の頭の中が見えているのか?」というのが今回の印象です。この物語の作者としては、自身の抱いている作品世界の雰囲気を、これ以上言うことがほぼないほどに表現してもらえたように思います。

もっとも、AIへの指示の仕方、いわゆる《呪文》の使い方は、まだまだ初心者(というか、使い始めてまだ1週間程度のよちよち歩き、いや、卵の卵としか・・・)ですが。画像素材はHolaraに描いてもらい、これに言葉を付け、レイアウトして、パワーポイントを使って(笑)統合しています。

 

  

『アルフェリオン』は、ややダークファンタジー的な世界に、かすかな光となる「感傷」的な味わいを溶かし込み、若干のSFの要素も交えつつ、広義の「ロボット」物として仕上げた作品です。多数の勢力やキャラが入り乱れて物語が紡がれていくため、いわゆる「戦記物」や「多重世界物」的な色合いも濃いです。ダークファンタジーといっても露骨なそれではなく、基本は静かで整った作品世界に、時にわずかに裂け目ができると、その果てまで底なしの闇が続いているような・・・そういう雰囲気になります。

ただ、それでいて、何気に熱かったり、バトルにも力を入れていたり、総じて少年コミック風の「様式美」もスパイスに加えているような部分があります。なんせ「何でもありか」(笑)、「そんなのありか」のアルフェリオンですから。

ここのところ、ありがたいことに訪問者様が増えつつあり、「応援」を押してくれた方もいらっしゃいました。ありがとうございます。励みに・・・といいますか、ぼちぼち、続けていきます。

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幻想系メカにHolaraさんが本気を出したようです

この間、画像生成AIのHolaraさんの力により、連載小説『アルフェリオン』のキャラをイラスト化してきました。で、そろそろ、この物語のもうひとつの主役たちであるファンタジー版ロボット、いや、正確には「アルマ・ヴィオ」(人が搭乗する巨大な装甲生体兵器)の絵も欲しいところです。

ただ、Holaraさんについては、主に人間を描くために使われているという印象が強いので(端的には、中でもアニメ風の女の子が得意?)、巨大ロボット、どこまでいけるのか未知数な部分もありました。

結論から言うと、Holaraさんは今回も予想のはるか上を超えてきました! この記事の冒頭に掲げたイラスト、主人公の乗る機体「アルフェリオン・ノヴィーア」(フィニウス・モード)ですね。

ただし、その完成版ができるまでに、多少の道のりはありました。以下、紹介します。Holaraさんと「対話」する楽しみが伝わればと思います。

【1】


最初に生成された絵が、これです。
いきなり、か、かっこいい(笑)。。。
「白銀」の「天」の「騎士」(+「竜」の力)というアルフェリオンの特徴が一発目にしてなかなか反映されているところ、さすがHolaraさんです。しかし、これでは普通のロボットですね。アルフェリオンは、前述の通り、機械ではなく中身の生きている巨大生体兵器「アルマ・ヴィオ」だという設定です。メカメカした雰囲気をもう少し減らさないといけません。。。

【2】

余談ですが、Holara さんの作画にあれこれ注文をつける「呪文」の中身に関し、ちょっと油断すると、すぐに女の子の絵が生成される傾向があるのですね。こんなふうに(笑)。
これはこれでウケるのかもしれませんが。
擬人化、女性化したアルフェリオン?

【3】

素晴らしいのですが。。。
「中に人が入ってる」感や、見た目の上で、等身大的な印象が強すぎます。巨大ロボットのスケール感が出るよう指定するのって、意外と難しいです。もしも、ファンタジー世界で変身ヒーロー物の作品をやるとしたら、これで最高ですけどね。

【4】

次の生成へ。おお、鎧の巨神が戦うというのか、これだと普通の剣と魔法のファンタジー物の範疇になんとか収まるような作品が作れそうです。しかし、もう少しロボット戦闘モノの味を出したいのです。ロボット要素、SF要素を薄めすぎました。

【5】

やっと雰囲気出てきた!!
ロボット的すぎない、中で人が着ている感も強すぎない。これはこれで完成形ですね。良い意味での簡素さがリアル。量産型?
でも、もう少し神々しさや特別な雰囲気がほしいところ。
Holara、お前の本気を見せてみろ!!

【7】

はい、これが一番かっこいいかも、なのです!!
しかし、これでは完全に「ロボット」ですね。
ファンタジー感もいま一歩強めに欲しい。
もうちょっと鎧を着ている感じで。「呪文」は難しいなぁ。。。

【8】

できたー!!!
板金鎧ゴツゴツな外見が、先ほどより多少垢抜けないですが、ロボット感はほどよく薄まり、ほどよく残りましたよね。
ビームを撃つのではなくて、魔法を放つ、という雰囲気にできていますか?


ちなみに、手に持った槍も、実体槍ではなくビーム・ランス・・・
いや「ビーム○○」と言っちゃったらガンダム世界だというのか、ファンタジー世界ではなくなってしまうので、MT(マギオ・テルマ―)ですね。MTランスです。作中でアルフェリオンが装備しているのは、MTランス(槍)ではなくMTハルバード(斧槍)だという細かい突っ込みは無しで。ハルバードで、とHolaraさんにお願いしたら、知らんがなという反応をされました。

次は、今回できたアルフェリオンの絵を、プロモ画像に組み込んでいきますね。

つづく

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Holara でプロモ画像を・・・(その2)

本ブログの連載小説『アルフェリオン』のプロモーション用画像を、画像生成AIのHolaraで作ってみる企画が進行中です。今日も「呪文」の練習中。

今回は、キャラ絵だけでなく、背景も初めて作ってもらいました。

今回もありがとうございました!
(何気にレイシアが本コーナーのアシスタント化しつつありますね・・・)

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画像生成AIがウェブ小説の未来を変える?(Holaraさんありがとう)

今回も、画像生成AIのHolaraの「呪文」の練習中です。
アマリアさんが美形になりすぎて、正直怖い。。。

なお、御子のうち3名(闇のルキアン、風のカリオス、大地のアマリア)の絵がまずこれで揃いましたね。
話を戻して、前回の男性キャラ大盛りに対し、今回は女性キャラ大盛りです。いや、「真のヒロイン」って、他にももっと適切なキャラがたくさんいるような。。。

「設定上のヒロイン」ことカセリナや、「本来ならこの人がヒロインだろ」的なキャラのソーナだとかイリスだとかを差し置いて。。。各陣営のお姉様方が大暴れですね。あ、シソーラ姐さんも加えるのを忘れました。

以下、もうひとつ、真面目なコンテンツを(別に以上が不真面目なわけではない)。

こんな感じで、当分は画像生成AIと二人三脚(?)ですね。

もしよろしければ、当ブログ連載小説『アルフェリオン』本編の方も、御笑覧いただけましたら幸いです。それでは。

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