鏡海亭 Kagami-Tei  ネット小説黎明期から続く、生きた化石?

孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン)

・画像生成AIのHolara、DALL-E3と合作しています。

・第58話「千古の商都とレマリアの道」(その5・完)更新! 2024/06/24

 

拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、

ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら!

小説目次 最新(第58)話 あらすじ 登場人物 15分で分かるアルフェリオン

連載小説『アルフェリオン』第52話(その4)をアップしました!

連載小説『アルフェリオン』第52話・その4をアップしました。

ついに明かされる13年前の真実!?
そのときワールトーア村で何が起こったのか。
事件とルキアンとの関係は、そしてロッタ姉弟とルキアンとの関係は?

ここで詳しくは申しません。ともあれご覧ください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

ぼちぼち復帰です

こんばんは。鏡海です。

ここ半月ほど、ブログの更新が滞っておりました。
ようやくネットの方に復帰できそうです。

こんな調子で細々と続けております。
読者の皆さまには、気長にお付き合いいただけましたら幸いです。

連載小説『アルフェリオン』も、前回より第52話を迎え、ついにあの人とルキアンとの再会も…。
続きが気になるところですが、いましばらくお待ちくださいませ。

なお現在、dNoVeLsの方でもアルフェリオンの再掲を行なっています
改めて第1話からバックナンバーをアップし、本日(9月8日深夜)で第11話の再掲が終了したところです。

これから『アルフェリオン』を読み始めてみようかなと思われる方、あるいは第1話から読み返してみようかなと思われる方、いまならちょうどよい機会です。

TVの再放送をみる感覚で(^^;)。
気が向きましたら、ぜひご一読ください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

お知らせ―『アルフェリオン』をdNoVeLsにも再掲し始めました

連載小説『アルフェリオン』、いつもご愛顧ありがとうございます!

実は、新たにネット小説SNSのdNoVeLsにも『アルフェリオン』のバックナンバーを再掲することにしました。
まずは本日、第1話「白銀のアルマ・ヴィオ」~第3話「覚醒、そのとき」までをまとめて投稿しています。
この1~3話は、ちょうどひとつの流れとして区切りがよく、テンポ感もなかなかあります。初めての方に『アルフェリオン』という物語の雰囲気を知っていただくには、ちょうどよいかと。

第4話以降の再掲分については、もう少し小分けにして投稿していく予定です。

今回のdNoVeLs投稿に当たり、従来の原稿を読み直し、表現の一部を修正しました。もちろん、物語の内容やキャラの言動等が以前と変化してしまうような大幅な修正は行いません。誤字脱字の訂正や、細部の表現の統一、セリフが少し変だったり歯切れが悪かったりする部分を手直しすることが中心です。

ただし、ここは補足した方がよいだろうなという説明不足の部分については、若干、次のように書き足したりもしています。

例1: バーンのアトレイオスがラピオ・アヴィスの背から地上に降りたときの描写(第1話)

鎧をまとった「巨大ロボット」が地上に飛び降りたら凄まじい衝撃が発生するはずですが、なぜそうならないのかについて、いくらかの補足を(それを敢えて言わないのが巨大ロボット物のお約束では?…という話もありますが)。
実は汎用型(人型)のアルマ・ヴィオも、「飛行」まではうまくできないにせよ、空中を「浮遊」する程度のことはできるという説明が、第3話あたりで出てくるんですね。それを第1話のこの部分にも補足しておきました。
いや、ファンタジーでよかった(苦笑)。

例2: エルヴィンは、なぜ女の子なのに男の名前なのか(^^;)

いや、エルヴィンといえば、いま旬なのは、エルヴィン・スミスでしょ(^o^)という冗談はともかく。
エルヴィン・メルファウス嬢の名前はおかしいな、と気づいた人は以前からおられたことでしょう。
そのことを、お節介にも、エルヴィン初登場の場面でそれとなく指摘しておきました。

本当は、エルヴィンがなぜ男の名前かということの伏線を、以前に本編に入れようかと考えていたのですが。
脈絡は全然違うんですけど、ガンダムAGEのとあるキャラみたいに事情があるんですね。女性なのに男性の名前…。

エルヴィンの過去や正体も、ルキアン並の謎、かなりの謎でしょ?
なぜルキアンの過去を知っている(あるいは「見抜ける」?)のか、なぜアルフェリオンの変形(ゼフィロス形態、テュラヌス形態)を事前に「予言」できたのか、そもそもあの人間離れした魔力は何なのか、等々。

でも、他のことを書くのに振り回されて、52話の今に至るまでそのエピソードを入れるタイミングを失ってしまっています。すいません(^^;)。いずれ書きますので。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

『アルフェリオン』第52話「師と真実」その1をアップしました

連載小説『アルフェリオン』第52話・その1をアップしました。

第51話のラスト、続きが気になりましたね。
お待たせしました。いよいよ第52話の連載開始です。
最初からクライマックス!(笑)

しかしまぁ、以前のシェフィーアさん登場のときもそうでしたが、この物語、ときどき重要人物が、一話限りの脇キャラみたいな顔をして唐突に出てきて、そこからいきなり話にぐいぐい食い込んでくるのですよねぇ(^^;)。

それも一種の「超展開」なのでしょうか。

これ以上、詳しいことは申しません。何も言わず、ご覧くださいとしか…。

ともあれ、お楽しみください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

ファンタジーロボット小説『アルフェリオン』第51話まとめ版をアップしました

連載小説『アルフェリオン』第51話「時の止まった村」のまとめ版をアップしました。細かく分割して連載されていたお話を、その名の通り一気にまとめて読めます。

 第51話まとめ版 前編 後編

すでに第51話をご覧になっている方も、まもなく連載の始まる第52話「師と真実」に向けて、あらためてご一読いただけましたら嬉しいです。

最近、おかげさまで『アルフェリオン』が妙な盛り上がりを見せています
(^^;)。
ワールトーア編になってから、アクセス数がじわじわと増えて参りました。

今まで『アルフェリオン』をお読みくださった読者様のうち、正直、この作者(=鏡海)は本当に「大風呂敷」をたたむ気があるのかと思っていた方も一人や二人ではないと思われるのですが(^^;)。それが、物語がワールトーア編に入って以降、ひょっとして鏡海は伏線をきちんと回収するかも!?という感触が、読者様の中に少しでも生まれているとしたら、非常な喜びです。

自分で言うのもなんですが――これだけ複雑で巨大な物語を、素人(アマチュア)がまとめきれるのか、そんな作品につきあっても時間の無駄にならないか、と不安に思われる方もおられることでしょう。

しかし、どうか気長に、生暖かい目で(^^;)見守ってくださいませ。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

『アルフェリオン』第51話が今回で完結、次回より第52話「師と真実」へ

本日、連載小説『アルフェリオン』第51話・その6(完)をアップしました。

我らがルキアンは、当初は「巻き込まれ型」の地味な主人公にみえました。
地味でぱっとしないのは今でも同じかもしれません(苦笑)。
ただ、物語が進んでゆくにしたがって、ルキアンは平凡な少年どころか、実は謎に包まれた過去を持つ少年らしいということが明らかになってきました。

主人公ルキアンとは何者なのか。
彼と深い関わりをもつ「月闇の僧院」の活動目的とは。
僧院関係者のいう「ロード」とは、いったい何なのか…。

それらの謎に関する重要なヒントが、今回のお話には数多く含まれています。
従来とは次元が違うレベルでのヒント、『アルフェリオン』という物語の核心に触れるようなヒントが、ついに本編に登場し始めました。

何度か読み返していただくと、思わず「いいのか」(^^;)と言いたくなるような、決定的な情報が含まれているのが分かると思います。細部まで、それこそ一字一句、楽しんで「考察」していただけましたら幸いです。

ちなみに第51話は今回で終了し、次回から第52話が始まります。
第52話のタイトルは「師と真実」です。
某文豪の自伝のパロディみたいな題名ですが、特にその意図はありません(^^;)。
ともかく「師」と「真実」が第52話のキーワードなんです。

「師」って誰のこと、あるいは誰の師に当たる人のことなんでしょうね。
うすうす気づいている読者様もおられると思います。やっぱりか…という感じでしょうか。

ともあれ、お楽しみください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

『アルフェリオン』第51話「時の止まった村」その5をアップしました

連載小説『アルフェリオン』第51話「時の止まった村」その5を本日アップしました。

ルキアンたちの背後に突然の足音。そこには、果たして…。
今回は、ここでのフリやコメントはなるべくしないでおきましょう。
まずは本編をお楽しみください。

しかしまぁ、超展開(違います^^;)、いえ、まさかの展開ですな。
これで物語の謎の断片がかなり結びついてくるのですが。

ともあれ、お楽しみください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

『アルフェリオン』第51話「時の止まった村」その4をアップしました

連載小説『アルフェリオン』第51話「時の止まった村」その4を本日アップしました。

ルキアンとブレンネルは、「時の止まった村」ことワールトーア村の実情にいよいよ深く関わっていくことになります。民家の廃屋に立ち入り、さらに村の神殿へ…。

神殿で彼らが見たものは?

もっとも今回は、次回に向けた「引き」という感じでしょうか。続きが気になる終わり方になっています(^^;)。

いや、実は今回の部分に…。いえいえ、ノーコメントで。

ともあれ、お楽しみください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

『アルフェリオン』第51話「時の止まった村」その3をアップしました

連載小説『アルフェリオン』第51話「時の止まった村」その3を昨晩アップしました。

ワールトーア村の「呪い」という噂の始まりとなった「狼狩りの男」の伝説が語られます。元ネタは、ご存じ、どこかで聞いたような昔話ですけどね。

まぁ、伝説は伝説かもしれません。しかし、この伝説と同様の出来事が、13年前に本当に起こったというのでした…。そのことがルキアン自身とも深く関わっているような予感です。

詳しくは今後を待つとしても、現時点で脳内補完をしてみると、なんとなく先の展開が想像できた読者様もいらっしゃるかもしれません。

ちなみに今回、途中でシャリオのことを回想するルキアン。妄想王。
ここで回想される女性キャラがシャリオだというのは、何ともおもしろいところです。ヒロインではなく、シャリオなのですね。

あ、この物語のヒロインって誰でしたっけ?(おい)

設定上のヒロインことカセリナでもなく、ルキアンが片思いしていたソーナでもなく、よくある謎めいた美少女キャラのエルヴィンでもなく、本来は脇役キャラのはずだった「神官」兼「船医」さん(^^;)のことを回想する主人公って…。

でも結局、回想の中身からもうかがえるように、シャリオさん、主人公ルキアンの成長にとって大切な役割を果たしています。

ともあれ、お楽しみください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

ネット小説黎明期から続くロボット小説『アルフェリオン』、まずはお試しください!

昨晩、連載小説『アルフェリオン』第50話の「まとめ版」前編後編をアップしました。

これまで6回にわたって連載されていた第50話を、前後編2回に整理し、物語の目次からリンクを張ってあります。

ちなみに現在は第51話の連載中です。

アマチュアが道楽で書いた小説なんて読むのは時間の無駄…と受け止める方がいらっしゃるとしても、それはもっともです。でも、そのうえで本当に無駄かどうか、騙されたと思って(^^;)、読者様の貴重なお時間を少しだけ私に与えていただけないでしょうか。『アルフェリオン』を試しにご一読くださいましたら幸いです。

  目次からどうぞ

仕事ではなく道楽だからこそ実現可能であることも、世の中にはあるかと思います。
特に創作に関しては。
作品によって得なければならないものが少ない分、作品に対する制約も少ない。
何もいらない分、何にも左右されない。
だからこそ、『アルフェリオン』という作品は、かれこれ15年間も続いているのでした。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

『進撃の巨人』コメントー「巨人」と「壁」の比喩と解釈の自由度

最近話題の『進撃の巨人』についつい心惹かれるのは、ストーリーや設定の細部とかそういったこと以上に、この物語が比喩的に描いている「構造」ゆえではないかと思ったりする。

そう、「巨人」という、明らかに理不尽で本当はうすうす誰もがおかしいと思っている問題があって、それにもかかわらず「壁」のおかげで巨人の脅威と向き合わずに表面的には安穏と暮らせていて、しかも「壁」の外を知りたいという者が逆に後ろ指さされる立場になって。

ところが、壁を超える背丈の巨人やら門を破る鎧の巨人やらが現れるに至って、そんな「巨人」の脅威から目を背けることがとうとうできなくなって…。

そこに表現されている寓意。壁と巨人が象徴するもの。その構造だ。

いや、私は、「壁」や「巨人」を、何か特定のものに対する比喩だと言っているわけではない(正直、昨今の情勢の中では、何か特定のものに対する比喩だと想定したくなるかもしれないが、それは多分違う)。

むしろ、何に対する比喩であると解するのかを、見る人が各人の解釈によってかなりの幅を持って選択し得るということ。そこがすごい。「壁」が何であるのか、その向こうにいる「巨人」が何のたとえであるのか、その解釈を幅広く各自に委ねることができ、なおかつ各人の思い入れでどんな解釈をしても、それなりに成り立ってしまうところに恐れいる。

壁の向こうにある(いる)本当はオカシイものと、それに対して目を背ける者、しかしもはや無視できなくなった状況。。。このシンプルな構造こそが、逆にどんな個別具体的な鋭い風刺よりも、鋭い風刺になる。

いや、正直、やられたと思った。

壁の中でじっとし続けている人間や、あるいは壁をずっと破らなかった巨人について、彼らの行動が設定的にみたら明らかにオカシイという意見もなるほどある。しかし、壁と巨人に関する限り、その設定はリアルを求めたのではなく、むしろ壮大かつシンプルな「解釈の素材」を提供することを意図しているのではないかと思う。だから、たとえば壁の中に百年も篭っていた人間たちの行動が、戦略的に不適切でおかしくても、それは構わないのである。それ自体がおそらく一種の寓意なのだから。

視聴者各自が、自分のおかれた文脈の中で「巨人」や「壁」に意味を与え、思い入れを無意識的あるいは意識的にもってしまい、その上で、巨人との絶望的な戦いに敢えて向かって行く「イェーガー」に、ついつい燃えてしまうのかもしれない。そういう流れの中で聴く主題歌のやばさ、勢い、半端ではないものね(^^;;

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

「紅蓮の弓矢」(進撃の巨人OP)のドイツ語の件2

先日ブログで取り上げた、アニメ『進撃の巨人』OP「紅蓮の弓矢」冒頭のドイツ語歌詞の件、続きです。

あれから色々考えたのですが、結論から言えば、

 Sei das Essen nicht! Wir sind die Jaeger.(餌食になるな。我々は狩人)

じゃないかなと(^^;)。

前回の話を少し繰り返しますと、ネットでは、おおむね次のように歌ってるのではないかという話になっています:

 Sie sind das Essen und wir sind die Jaeger.(彼らは餌食、我々は狩人)

ただ、鏡海はどうも「Sie sind」とは聞こえないので、次のような可能性もあるかもと前回書いてみました:

 Sei das Essen! Und wir sind die Jaeger.(餌食になれ。我々は狩人)

ただ、これは意味的に変ですが。
でも、よくよく聞いてみると、やはり「Sie sind...」とは言ってない気がしてきました。
むしろ「Sei...」の方が近いような。

改めて歌を聴いていたところ、エッセン(Essen)の部分が、カタカタで書くと「エッセンニ」とか「エッセンニョ」と聞こえなくもないんですね。つまりエッセンの後に何か短い単語が入っているのではないかと。

上記のように「und」かもしれませんが、ちょっと違う気もする。
で、意味も考えつつ、色々想像してみたんですが、
「nicht」(nicht =英語のnot)かもしれないな~と。

Essen nicht エッセン・ニヒト→「エッセンニッ」みたいに聞こえるんではないかと。音的にも近い。

つまり、

 Sei das Essen! Und wir sind die Jaeger. ×
   ↓
 Sei das Essen nicht! Wir sind die Jaeger. こっちが正しいかも?

これだと一応、意味も通るんですね。

「(巨人の)餌食になるなよ。俺たちゃ狩人だ」(逆にあいつらを狩ってやるぜ?)てな感じで。

どうなんでしょうね(^^;)

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

ただ、どこかへ消えてしまいたい、ルキアンの悲痛―まとめ版第49話

連載小説『アルフェリオン』第49話「ルキアン、失踪」をまとめて、物語の目次から直接閲覧できるようにしました。
前編・中編・後編の三部で構成されています。

テュラヌス形態のアルフェリオンが暴走し、もはやルキアン自身とは関わりなく、敵味方の見境なく破壊の限りを尽くす。その恐るべき牙はカセリナやバーンにまで向けられ……。

物語の大きな転換点、そして主人公ルキアン自身の大きな転換点となる第49話、ぜひご一読ください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

「紅蓮の弓矢」(進撃の巨人OP)のドイツ語の件1

アニメ『進撃の巨人』の主題歌「紅蓮の弓矢」がやばいです。
中毒性ありだとネットでももっぱらの評判(?)ですけど、私も思わずはまってしまい、気がつくと口ずさんでいたりします。ノリノリです。

ただ、冒頭のドイツ語のところが、なんて言ってるか不明なのでそこだけ鼻歌になってしまうのでした。う~ん、気になる。鏡海のドイツ語魂が呼び起こされてしまう(笑)。気持ち悪いので検索してみたところ、その部分の正式な歌詞はまだ公開されてないみたいですね。

ネットで探してみると、一応、次のように言ってるのではという声が多いようです。
(後述のように、冒頭はSie sind とは聞こえない気もしますが)

Sie sind das Essen und wir sind die Jaeger.(彼らは餌食、我々は狩人) 
 ※Jaegerのaeは、aウムラウトの代わり。
 ※Essenは直訳すると「食事」とか「料理」

まず後半(und の後)は 、私も wir sind die Jaeger でほぼ間違いないように思います。

前半は、意味からするとたしかに Sie sind das Essen(ジー・ジント・ダス・エッセン)がしっくりきます。が、何というか、Sie sind(ジー・ジント) とは明らかに聞こえないかもです(汗)。気のせいでしょうか。

意味からすると、Sie sind das Essen und wir sind die Jaegerがばっちりなのでしょう。
これで合ってると思いますが、もし違うとしたら…という仮定で別の場合を考えてみます。

直感的には、ザイ・ダス・エッセンとか、ザイエン・ダス・エッセンとか、ザイネン・ダス・エッセンとか、聞こえなくもないです。
ただ、Seien(ザイエン) das Essen...とか Seinen(ザイネン) das Essen...だと文法的になんかヘンなので、ザイ・ダス・エッセン(Sei das Essen!)かもしれません。

無理矢理感がありますが、仮にそうだとすると、この場合、seiはsein(英語のbeに相当)の命令形。
ちなみに作品上、巨人は人間を喰うという設定です。Das Essenは、「Sie sind das Essen」の場合のようにイェーガーからみた獲物(=巨人。狩人は巨人を喰ったりしないけど、比喩的な意味で^^;)のことを言っているのか、ちょっと悩みます。万が一、「Sei das Essen!」だった場合、巨人に喰われる人間のことにもなり得る可能性が。

Sei das Essen! Und wir sind die Jaeger.
(a)(おい巨人、俺たちの)餌食になれ! そう、俺たちは狩人だ。
または(b)お前は(巨人たちの)餌食で居るがいい。だけど俺たちは狩人だ。

ということになりましょうか。

意味からすると(b)は難しいですが、個人的にはそっちの方がおもしろいですね。
壁の中で真実と向き合わずに生きるお前は巨人に喰われてしまっても仕方がない、でも俺たちはいやだ、戦うからな(`・ω・´) という感じですか。違うか。
イェーガー!!(゜∀゜#)ノ ←要は騒ぎたいだけの人?(笑)

もっとも、実際 はSie sind das Essenと歌ってるんだけどネイティヴの言葉ではないので、なかなかそうは聞こえてこない、ということなのかもしれませんが。あるいは私の耳が悪いのか、そうなのでしょうか、たぶん。

気になるな~(^^;)。

作品の内容的にもコメントしたいことが色々あるんですが、それはまたいつか機会があれば。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )

『アルフェリオン』第50話(その4)を更新

連載小説『アルフェリオン』第50話(その4)をアップしました。

第50話のタイトルにある「帝国の力」――それは、何も圧倒的な軍事力だけを意味するのではありません。

「神帝」ゼノフォスのカリスマを背景に、帝国の豊かな物資にものを言わせ、なおかつもっともらしい理想をまぶしく掲げて、巧みに敵国の民衆を煽るアポロニアの策略。むき出しの武力よりも、むしろ、そっちの方が恐るべきです。

 帝国先鋒隊の侵攻が異常に早いのは、単に大軍の割に移動が迅速だということだけでなく、敵地の人々を味方に巻き込むからこそスムーズな作戦遂行が可能だということでもあるのでしょうか。

 厄介な相手がオーリウムに迫っていますね。

 ともあれ、お楽しみください。

鏡海
コメント ( 0 ) | Trackback ( )
« 前ページ