天日乾燥させていた蕎麦は先月の25日に翌週からお天気が良くないとのことだったのでドタバタと脱穀もどきを行っていました。そのなんともいえない中途半端な状態の蕎麦を今日は一日がかりで本脱穀からゴミ除去作業を行いそれなりの蕎麦の実に仕上げました。
この状態・・・多分誰が見ても蕎麦だとは思わないでしょうね・・・枯れ草のゴミと言われても不思議ではありません。
なにしろ蕎麦は植えることから育てて収穫することまでまったくの初体験・・・一番手のかかるこの作業に使用する道具など持っていようハズもないホリデー百姓の名も無き田舎者・・・すべて「とにかくやってみるか」状態での一日でした。
用意したものは使用済みの米袋、タライ、角材、に園芸用のふるいと電動ブローにブルーシート・・・
作業手順は「米袋に蕎麦を適量入れる」→「角材でぶっ叩く」→「叩いた蕎麦をふるいで振るう」→「振るったものをブローで吹く」→その後はふるい、ブローを繰り返す・・・ハッキリ言って原始的手作業です。
唯一の電動道具はこのブロー・・・本当は扇風機とダンボールで「簡易唐箕」を作る予定が、何処を探してもあるはずの扇風機見当たらずで結局このブローでゴミを吹き飛ばすことに・・・結構勢いが強くて油断していると蕎麦の実まで吹き飛ばしてしまうのです。
袋から出した角材でぶっ叩いた後の蕎麦
これをブローで吹く
ゴミがある程度飛ばされるとその量はほぼ三分の一に・・・
これを今度はふるいに掛ける→ブローする→ふるい→息で吹く→ゴミ・虫を手で取る・・・を繰り返すと・・・
やっと蕎麦の実がそれなりの姿になります・・・
収穫量は約11キロでした・・・蒔いた種は約450グラム・・・大収穫ですね
大感激です・・・袋に入れて見るとそれなりの量と雰囲気・・・
来年用の種を1キロ位取置ければあとは食べることが出来ます・・・予想外のことです
実の大きさもいい感じですので・・・次は挽いて蕎麦打ち挑戦?かな