かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

古い手押し井戸ポンプが復活です

2008-09-30 07:59:15 | みちのく号の車窓から
080930_055408_M.jpg
鹿角は朝もやに包まれた朝です。

週末までは秋晴れが続く予報、稲の刈り取り作業は最盛期をむかえますね。

スーパー爺さんが井戸を掘った時から復活をと考えていた古い手押しポンプが取付けられました。

「手押しの井戸ポンプを修理して、付けようと思っているけど、どだべ?」と持ち掛けた時に「何すってや、ほんた物・・邪魔くせ・・」と相手にもされず「だどもや、今のわしゃど見だごどもねのもイッペいるし、触ったこどあるのだば殆どいねべ、オライのわしゃども同じだ・・」「直す手間かがる、だいぢ部品も有るんだか?・・本当に付けだからって何になるのや・・邪魔なるばりだべ・・」そんなやり取りが何度かあり半ば諦めていたのですが、先週「付ける位置どごにすのや?蓋さパイプ穴開げるどご決めねばね・・」とスーパー爺さん

こちらの復活への想い、気持ちが伝わったかは判りませんが取りあえずはヤッタヤッタと、次の休みは、修理に取付、復活!の筈が・・昨日帰宅すると「水、ジャンジャン出はる、最初何回やっても水下がってや、部品取替しだり、探しに走ったりメニアッタどもや、直しだがらジャンジャン出はるよにナッタ・・・」満面の笑みで語る姿に、そこまでやってくれとは頼んでいないと大ショックでした。

まぁ これから流し場も作ることになるので良しとはするものの、一番美味しいところを食べられた気分の名も無き田舎者です。

初栗拾いは・・・メニアッタ!

2008-09-29 07:32:55 | みちのく号の車窓から

080929_070246_Ed_M.jpg


栗です。

今年も我が家の栗の木2本は沢山実を付けています。

一昨日、スーパー爺さんがレジ袋に一つ拾って来たのですが、ナンヤカンヤと草刈りをサボっていたのと雨降りだったので「メニアッタ」様子、いつもは少量でも嬉しそうに語る言葉も聞かれませんでした。

 「メニアッタ」とは鹿角では「苦労した」とか「難行した」時の表現に使います。

そんな収穫に「メニアッタ」栗を今朝は少し職場に持参、秋の味をおすそ分けです。


今年は素晴らしい・・・水晶山の野生リンドウ

2008-09-28 18:57:27 | 鹿角(かづの)

スキーシーズンの始まり、水晶山スキー場のゲレンデ整備下刈り作業が始まりました。

昨年同様今年も野生のリンドウが楽しみでしたが、今年はとても綺麗でした。

毎年摘み取って自宅に持ち帰るのですが、今年はゲレンデ下部の中央に群生している様子が例年になく素晴らしかったので、そこの部分は摘み取らずそのままにして、ほかの所から持ち帰ってきました。

昨年持ち帰ったリンドウの画像はこちらをご覧ください。「我が家の秋・・・水晶山のリンドウ

今年もいくらか持ち帰ったのは例年通り玄関に飾りますが、ゲレンデにそのまま残してきたリンドウの様子が余りによくて・・・やはり野には野の花が一番ですね・・・秋は足早に進みます。


ナツハゼの木が届きました

2008-09-27 09:33:17 | 今日のお仕事

頼んでいたナツハゼの木が届きました。

葉はもう色づいていて、実も結構付いています。

ブルーベリーの実の付を良くするのが目的ですが、このナツハゼの実自体ブルべりーの何倍ものアントシアニンを含んでいるのです。

我が家に前からあるナツハゼの木と比べると実の大きさはほぼ2倍あります。

ナツハゼは鹿角地方では「コハズケ」とも呼ばれていて、アルコールに漬け込んだりそのまま食したりしているものです。


嬉しくも怖い話( 自然食物連鎖)

2008-09-26 07:51:20 | みちのく号の車窓から
080926_063140_Ed_M.jpg
我が家の後ろは以前はりんご畑でしたが、持ち主の方が体調を崩し、りんごの木も片付けられて、随分前からご覧のような荒れ地状態なのです。

4、5年前頃からでしょうか、猛禽類の野鳥が此処で雛をかえし、子育てするようになりました。

昨日も色、形はそれらしいのですが、まだ成鳥になっていない数羽を見掛けたとスーパー爺さんが話していました。

まぁ・・これだけ背丈は伸び、密集した状態であれば、外敵から身を守り子育てするには最適な場所なのでしょうね・・・

そんな話しを横で聞いていた娘が「餌も居るということだよ」とボソッと・・・

猛禽類の餌?・・ネズミにもぐら、大きなミミズ・・にヘビ・・一瞬食卓が静まり返りました。

とどめの一言はやはりスーパー爺さん「昔だばナ 秋口、ネズミが家さ入って来て、それどご ヘビ追っ掛げで入って来てや、たいしたニギヤカだったども・・ネズミは厄介だども、ヘビは縁起がいいから、家さ入って来たら、追い出さねでそのままにしておぐべナ・・・」

「・・そのままにしておぐべナ・・」だと・・冗談じゃない!

野鳥は、トンビ、タカ、ワシではありませんがネズミを食べ、餌の無くしたヘビが住家を変えてくれたら一番いい事なのですが・・

ともあれ、我が家の周りで自然の食物連鎖が甦っている事は嬉しいことですね・・・