健康定食BLOG版

心も身体もほっとするオリジナルレシピを中心に、レストランや食材なども満載の食ブログ

春のおいなりさん

2005-04-16 15:43:45 | 
うちの近くに夕焼け子焼けの童謡にゆかりのある小仏峠というのがあります。その小仏峠に向かう途中に「するさしの豆腐」というとびきりおいしいお豆腐を作っているところがあります。そこまで買い物に行くにはかなり遠いのですが、近所の八百屋とか肉屋には、そこのお豆腐や薄揚げが売られています。その素朴な味わいは、スーパーではお目にかかれないものです。そこの薄揚げを使って、おいなりさんを作ってみました。我が家は、お出かけの時のお弁当というと、おにぎりよりおいなりさん。おいしいですよ。

[下準備]ご飯を少し堅めに炊きます。薄揚げはここでは8枚。16個のおいなりさんができますが、ここでは8個くらいで。残ったら、うどんなどのキツネにどうぞ! まず、ざるに入れて熱湯をまんべんなくかけ、表面の油を抜きます。半分に切り、手で薄揚げを袋にしていきます。破っちゃいけないのですが、そこそこ大胆に。湯を沸かし、その薄揚げを2分ほど茹でて、水を切っておきます。

[調理開始]鍋に出汁3カップ、砂糖大さじ7,醤油大さじ4を入れ煮立てます。ここに、下ごしらえの済んだ薄揚げを入れ落とし蓋をして、中火で煮染めていきます。20分ほど煮詰めていくと水気が少なくなっていきます。落とし蓋を取り、煮汁を回しながら水分を飛ばしていきます。最終的に、少し煮汁が遊んでいる感じで火を止めます。冷めると、煮汁がほとんどなくなる感じです。

酢飯は、米2合に対し、砂糖大さじ3+1/2,酢大さじ7、塩少々を混ぜたものをふりかけ、熱いうちに混ぜ合わせます。混ぜ合わせてから冷まし、これをお揚げの中に入れてできあがり。すし飯は詰めすぎないのがコツです。