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こうだ邦子 活動日記 

参議院議員としての
日々の活動をご報告します。

公務員宿舎のあり方WT、提言をまとめる

2011年11月24日 22時12分53秒 | Weblog
11月22日、民主党「公務員宿舎のあり方ワーキングチーム」が
とりまとめた提言が政調役員会に報告された。
私はワーキングチームの座長代理としてかかわらせて頂いた。
事業仕分けの結果を受けて凍結されていた
朝霞の公務員宿舎建設着工について、メディアでの報道が
過熱し、国民の皆様から公務員宿舎について関心の目が
向けられている。
当ワーキングチームでは、10月3日、朝霞の公務員宿舎建設
について野田総理が5年間の凍結を決め、公務員宿舎のあり方を
見直すことを表明したことを受け、与党側に設置されることになった。
ワーキングチームでは、「必要な公務員宿舎」の定義付けを
明確にすることに大半の時間を割き、その定義に基づいた公務員宿舎の
整理削減計画の策定し直しを政府に提言することをゴールとした。
財務省が示した7類型ごとに必要性を検討し、新卒採用者用の宿舎は
不要、国会対応用職員の宿舎は原則不要だが、国会対応のあり方については
改善すべきとさせて頂いた。
また、災害などの非常時の緊急参集要員用の宿舎という類型があるのだが、
その算出が(申し訳ないが)いい加減としか言いようがないものであるため、
指摘させていただいた。
人間には現状を変えたくないという本能がある。私にもこうした本能はある。
所管の財務省理財局が、公務員宿舎という現にある資産を、維持
したいという本能があることは理解できるが、国民感情的には
全く理解できるものではない。
必要な宿舎はしっかりと維持し、耐震化なども行う一方、
業務上、必要と認めがたい宿舎は廃止すべきである。
民と官の世界の単純比較は軽率にすべきではないと思いつつも、
公務員宿舎に関しては、民に比してゆるゆるであると率直に感じている。

16回目の国政報告会を草加で開催

2011年11月21日 18時51分54秒 | Weblog
昨日、草加市の谷塚文化センターにて
16回目の国政報告会を開催いたしました。
多くの皆様にお越し頂きましたことを
心より感謝申し上げます。

今回は地元の細川律夫衆議院議員(前厚生労働大臣)を
ゲストとしてお招きし、恒例の対談も行わせて頂いた。
40分弱の対談では、厚生労働大臣としての約1年間での
忘れられない出来事、予算委員会での答弁だけでなく、
生活についてなどなど、普段あまりお聞きできない
ことも語って頂き、厚生労働大臣職がいかに
激務であるか、あらためて認識しました。

私の国政報告は、今国会の重要テーマである、
第3次補正予算、税と社会保障の一体改革、TPP、
選挙制度改革など、駆け足でご報告させて頂き、
また、私自身が取り組んでいる郵政改革についても
都市部の皆さんにもご理解いただきたいと思い
あえて説明させて頂きました。

これからも県内各地で国政報告会を開催していきます。

年内は下記2か所にて行います。
12月17日(土)14:00~15:30
市民プラザ加須にて(加須市)

12月18日(日)15:00~16:30
松山市民文化センター(東松山市)


総務委員会で質問

2011年11月17日 22時29分01秒 | Weblog
本日午後の総務委員会において、大臣の所信表明演説に
対する一般質疑が行われ、私も20分の時間を頂き
質問させて頂いた。

映像はこちらから。(11月17日総務委員会を選択)

今日は多岐にわたる分野の質疑となった。
質問は下記の通り。

1.社会保障と税の一体改革
・地方団体の意見を聞く機会を十分に設けているか。
・6.2兆円とされる地方自治体が単独で行う社会保障
 関連の事業を、社会保障給付費用資産のベースに組み込み、
 消費税財源の国と地方の配分議論においても、
 地方単独事業の存在をしっかり踏まえるべきと思うが
 大臣のお考えは?

2.郵政改革
・郵政民営化から4年間経過。民営化への評価と改善点。
・TPPに関連して。郵政改革法案ではかねてからの米国の
 主張である「内外の対等な競争条件の確保」がなされない
 との意見が米国通商代表部から出されているが、しっかりと
 反論ないし説明すべきでないか。

3.電子自治体
・地方税の電子申告の導入状況は、市町村で61%。全ての
 自治体に導入されなければ、電子申告のメリットが半減する。
 総務省としての推進策について。
・地方自治体が保有する情報の電子化について。固定資産課税台帳、
 道路台帳、住民基本台帳等々、自治体では様々な情報を台帳という
 形で保有しているが、この度の大震災の経験を踏まえて、電子化を
 徹底させ、バックアップも取るよう指導すべきと考えるが
 総務省の見解は?

与党になると質問の機会が減るので、今国会での質問は今回だけ
かもしれない。






不満が残る今日の決算行政監視部門会

2011年11月10日 22時52分32秒 | Weblog
本日16時から定例の決算行政監視部門会を開催。

本日の第1のテーマは地方自治体に造成されている「基金」
について。会計検査院の指摘の報告を受けた後、
各々の府省から事情説明や今後の対応についてヒアリング。
補正予算で措置された緊急的な基金などは各自治体のニーズを
くみ取る時間が十分であったとは思わないが、期限内で消化
しきれていないものが多数あり、また、自治体への配分が
適切でないため、基金事業実施の進捗にばらつきが生じて
いたりと、様々な改善すべき点が明らかになった。
適切かつ効果的な執行となるよう各府省の対応を期待する。

第2のテーマは「競り下げ方式(リバースオークション)」の
試行状況について。
競り下げ方式は、決められた入札期間内であれば何度でも
他社の入札価格を見ながら入札を行うことできる仕組み。
買い手が売り手を決めるオークション制度であることから
リバースオークションとも呼ばれている。
政府は昨年7月に競り下げ方式による物品調達を試行的に
開始することを決定。その後の試行状況について内閣府から
ヒアリングを行ったのだが、残念ながら情報提供の量・質ともに
不満が残るものであった。

競り下げ方式の是非については、様々な意見があるかと思う。
競り下げ方式になじむものとなじまないものがあり、
また、実施すれば調達価格が下がることが予想されていても
競り下げ方式を適用すべきでないものもあると思う。
私自身の経験上でいえば、企画力が問われる類のものは
発注側に相当の評価能力があれば競り下げ方式も以外と有効に機能すると
思われる。ただし、発注者が受注者並に専門知識や業界事情に
精通している場合に限る。
公共工事に適用する場合には、資材費と人件費などの費用を
区分し、下請け業者の人件費は対象外とするようなルールを
設けることが前提条件ではないかと、個人的には考える。
また、公共建築物に地域産材を使用するといった政策誘導を
行う際は、競り下げの除外とすべきだとも思う。

こうした様々な議論の余地があるわけだから、担当部署においては
部門会で議論をできる素材を十分に提供すべきである。
今日の提供情報や説明はまったく不十分であったため、
事務局長としても反省している。


今日の移動は変形星型?

2011年11月06日 23時06分27秒 | Weblog
今日は移動の多い一日だった。
岩槻の建設埼玉岩槻地域本部の運動会に伺った後、
新座の東京新宿木材市場埼玉センターで行われている
「木とのふれあい祭り」を訪問。
昨年10月の予算委員会での菅総理に対する森林・林業
についての質問以来、埼玉県外から多くのご意見・激励を
頂いたが、残念ながら埼玉県内の川上である林業関係者からはいまだに
無反応。一方、川下の木材関係者の皆様からはビビッドな反応を
頂いている。以来、消費者(需要者)サイドでの木とのふれあい
事業については私なりに理解を深めてきたかと思う。

午後は大宮駐屯地。
化学学校並びに大宮駐屯地創立54周年記念の懇親会に参加。
今回は周年のお祝いだけでなく、東日本大震災への御尽力に感謝を
申し上げたいと思い出席させて頂いた。

次いで、東松山のスリーデーマーチの完歩式典へ。
雨が本格的な降りになってきたが、71、740人の参加となった
スリーデーマーチは県内でも浸透している。

最後は越谷東町の皆さんとの懇親会。
おいしいお料理とお酒と、何よりも皆さんとのふれあい。
明日も頑張ります。



本庄祭り

2011年11月03日 23時42分35秒 | Weblog
今日は本庄祭り。
加藤清正や神功皇后などの人形を乗せ、彫り物や刺繍が施された見事な
山車11基が市内を廻る。
本庄は江戸時代、中山道最大の宿場町として繁栄した。
現在は人口8万3千人の本庄市は、県北にあって平坦な地盤にあり、
立地条件を活かした企業誘致も活発に行われている。
今日は市外各地からも多くの方が来られていたようであるが、
かなりの見応えのある本庄祭りを、もっと多くの方に
知って頂きたいと思う。

本庄祭りの前には、今日は上里町政施行40周年の記念式典に
出席させて頂いた。
埼玉県の最北端に位置する上里町だが、広域地図で見れば
埼玉の北の玄関口である。
埼玉県というととかく、人口密集地域である県南に目が行きがちで
ある。東京を中心に考えれば当然のことであるが日本海側からの物流
など、視点を変えれば県北のポテンシャルが見えてくる。

決算行政監視部門会

2011年10月31日 21時40分35秒 | Weblog
本日17時45分から、決算行政監視部門会を開催。
この部門会は原則木曜16時からの開催となっているが、
先週の木曜日は参議院の各委員会が17時まで開催されたため
日時をずらしての開催となった。
月曜日という議員は集まりにくい曜日であり、
また、経済連携PT(TPP)など重なる中でありながらも
思っていたよりも多くの議員が出席し、意見や質問も
多く出された。

東日本大震災からの復興、自民党政権から先送りされてきた
持続可能な社会保障制度のための財源等々、お金が要り用の中、
増税に頼る前に行政の無駄・ダブりを真に見直しているのか、
根っことなる制度の問題はないのか等々、部門会での地道な検証を
続けていきたい。
決算のチェックや行政監視は、つくづく地味な分野だと思う。
与党の中においては尚更のことである。
政権交代に期待を託した国民の皆様の思いに応えるために
与えられた持ち場で力を尽くしたい。

後援会懇親会を行いました

2011年10月23日 22時13分22秒 | Weblog
昨日22日12時から大宮にて「こうだ邦子後援会」
懇親会を行いました。
7回目の今回の懇親会は、23人とこじんまりとした
規模となったため、マイクを使わずにお弁当を頂きながら
私の活動報告と皆さんとの意見交換を行わせて頂きました。

政権交代後の成果が見えにくいといったご意見の他、
年金制度、沖縄政策、TPP、増税と無駄の削減、
復興事業や義援金について等々、様々な質問を頂きました。
また、私の活動についてのアドバイスも頂きましたので
活かしていきたいと思っています。

雨の中にも関わらずご参加頂きました皆様にあらためて
感謝申し上げます。

【御礼】政経文化の集い

2011年10月18日 21時49分15秒 | Weblog
昨日18時から、浦和のロイヤルパインズホテルにて
民主党埼玉県連主催の「政経文化の集い」を開催いたしました。
御多忙中にもかかわらず多くの皆様にお越しいただき、また、
御支援頂きましたことに心より感謝申し上げます。

第1部の講演会では、二宮清純氏をお招きしてお話しを伺い、
私は開会のご挨拶をさせて頂きました。
実は私は会社員の頃から二宮清純氏の大ファンで、
氏の著書のほとんどを読ませて頂いています。
「1ミリの大河」というスポーツの世界でたった1ミリが
勝敗を分けるといった氏の著作を読んだことがきっかけ
なのですが、こうして政治の世界に入った今は、
1ミリの大河ではなく一言の大河というものをしみじみと
感じています。

多くの皆様から叱咤激励を頂きました。
我が国が直面している外交、内政問題に取り組むことは
国会議員として当然のことですが、政権与党の埼玉県連として、
県内に起きている様々な課題に真っ向から向き合い、
県民の皆様の声をしっかりと受けて止めていくことの
重要性をあらためて確認いたしました。

御協力頂きました皆様に重ねて感謝申し上げます。

寄居北條まつり

2011年10月16日 22時54分22秒 | Weblog
今日は県内あちこち移動が多い日だった。
浦和を起点に戸田からスタートし西に移動して所沢へ、
その後北上し寄居、また南下して狭山、富士見、
そして再び寄居、最後は浦和の自宅。

寄居では第50回記念大会の「寄居北條まつり」が
開催された。10月中旬とは思えぬ気候の中、鎧兜に身を
包み武者に扮した約500名の皆さんが玉淀河原に集結し
出陣式が執り行われた。
寄居北條まつりは、1590年豊臣秀吉の小田原城攻め
の時、郷土の武将北條氏邦がわずか3500の兵力で
前田利家率いる5万人の豊臣勢を相手に1カ月の攻防戦を
繰り広げた、その戦いを再現したもの。

寄居町を挙げてのお祭り。
お招き頂いた町長はじめ実行委員会の皆様、ありがとう
ございました。