2015年8月1日(土)
最後の登りを経てついに到着しました。 太鼓岩。(7:40) 映画もののけ姫の中でモロとサンが座っていた岩のモデルと言われているようです。 ここも山の頂ではありませんが、まるで屋久島の原始の森と奥岳の山々全てが眺められるような、そんな絶景ポイントです。
正面には右奥から宮之浦岳、翁岳、そして左の方へ続く稜線には安房岳、筑紫岳など見えるのでしょうが、よくわかりません。 その稜線より手前、写真左の方に見える山が石塚山(右)、花折岳(左)だと思います。
いずれも縄文杉登山の際、木々の間からようやく見えた山々が今はっきりと目の前にそびえたっています!
さらに、上の(2番目の)写真の宮之浦岳より右方向を少し寄せて見ています。 写真右側から左方向へ幾筋も尾根が下っていますが、この写真奥の方のその尾根筋のどこかに縄文杉があります。
2番目の写真の石塚山より左方向を見ています。
この写真で石塚山を左の方に下って行った辺りにヤクスギランドがあるはずです。
再び宮之浦岳と翁岳のアップです。 宮之浦岳は双耳峰のようになっていますね。 左の翁岳は私が縄文杉登山の時に「ディズニーランドのビッグサンダーマウンテンのようだ」と言った山です。
そしてまたまた石塚山と、左の方に行くと大きな岩がピョコッと立っているのが太忠岳(1,497m)です。 この大岩は天柱石と呼ばれ、40mもの高さがあるのですよ! 真下で見てみたいなぁ。
こんなにお天気の良い日に、ここからこの景色を眺められて本当に良かった!!
しかし、この景色を見れたからこそ、なおさらあちら側に行ってみたくなる。
その思いが一層強くなってしまいました!!
太鼓岩からの景色を見て、満足して下山です。 周回ルートで辻峠に下る途中には女神杉があります。
あとは来た道をどんどん下るのみ。
まだまだ人は少ないです。
随分光も入り明るくなった苔むす森。 コントラストが強すぎて何が何だかよく判らないでしょうか。w
それでももういいや~、って。w
そんな中、ツアーの方々がきてガイドさんがピョコッとこだまのフィギュアを置いて写真を撮っている。
あぁ~、いいなぁ~。 ならば。。。
まさかのスナフキン!ww
いやぁ~、秋田駒ケ岳で撮りたかったんだよ~。w
はるばる来たねぇ~!
行きに暗かった場所も随分明るくなり
どんどん良いペースで下って行きます。
時間はなんと。。。
11:40のバスに乗れればいいや、と思っていたのに二時間も早くこなしてる!
11:40発の前は 10:40発、までは確認していました。
が、まさか2時間早く着くとは思っていなかったので。。。
おそらく 9:40があるだろう!、と予測しさらにスピードアップして下りて行ったら。
その前は 9:00発でした~。(;´д`)
さすがにそれには間に合わず、ここで一時間待ち。
一応ここで所要時間を残しておきます。
5:00 バス乗車(シーサイドホテル) - 5:30 白谷雲水峡登山口 5:40 - 5:55 さつき吊り橋 - 6:40 くぐり杉 - 6:54 苔むす森 7:01 - 7:29 太鼓岩分岐 - 7:40 太鼓岩 7:48 - 8:06 辻峠 - 8:32 苔むす森 - 9:30 登山口
ちなみに上の写真、東屋の裏に管理棟が見えますが、ここで300円お支払いして白谷雲水峡に入ります。 パンフレットなどがいただけますよ~。 ここに帰ってきたのは9:30 ごろでしたが、駐車場はいっぱいでした。 誘導員の方が立っていて、どこかに停めていたみたいですけどね。
ここでトイレに行ったり写真を撮ったりして時間を潰していると、次々と登山者や観光客がやってきます。 その中の団体のガイドさんを見て娘が「あの人、前に来た時のガイドさんだ。」と。
奥の緑のTシャツの方ですが、縄文杉登山でガイドをしてくださったネイティブビジョンからのガイドさんです。 娘が以前に来た時も、ツアーはネイティブビジョンだったこと、そしてその時のガイドさんの名前も覚えていたので、縄文杉登山のガイドさんに「○○さんはまだいらっしゃいますか?」と聞き、いらっしゃることはわかっていたのです。 それでもここで偶然お会いするとは。
娘はこの時「○○さんですか?」と話しかけました。 するとその方も「そうです! 私も以前会ったことある気がしていました!」とおっしゃいました。 白谷雲水峡の渡渉ポイントでロープを張って渡してくれたガイドさんです。 いやいや、早く着いたことも無駄ではなかった。
帰りのバスはほとんど人が乗っていなかったので、景色の良く見える側に座れました。 海沿いに見える街が宮之浦です。 鹿児島からのフェリーが着く港も見えますね。 あんなにピーカンだったのに、既に雲がわいてきました。 そう言えばこの日の朝はブルームーンの翌日。 出発の朝5時は暗く、山に大きな月がかかっていたのでした。 そして朝焼け。 きれいだったな。。。
予定より一時間早く帰れたので、まずはお風呂。 シーサイドホテルでは昼間はお風呂に入れないので、空港近くの「まんてん」さんで。 料金高いのですが天然温泉で施設も豪華です。
その後レンタカー屋さんはすぐ近くなので歩いて車を借りに行き、お昼ごはんを宮之浦の「潮騒」さんへ。 実はタクシーの運転手さんもお勧め、やまとそばさんも以前に行かれた安房の「かもがわ」さんにも行ってみたかったのですが、この日はその後の予定を考慮して「潮騒」さんへ。(潮騒さんももう一人のタクシー運転手さんがおいしいと勧めてくれた!)
左、首折れサバ~。(^O^) 右はトビウオのから揚げ定食~。(^O^) 残念ながらトビウオさしみは夕方から~。(ToT)
トビウオから揚げアップ~!
トビウオがまるまるから揚げになった画像を良く見ましたが、こちらのはきれいに切り身になっています。
迫力には欠けるけど、食べやすくて美味しかった~!!
ヒレもバリバリ食べた~!!w
昼食後、あまり時間もないので「お土産屋さんを見るくらいにしては。」と言ったのですが、娘がどうしてもウミガメの大産卵地、永田いなか浜を見たいと言うので東シナ海に向け Go!
いなか浜はウミガメ保護のためいろいろな活動が行われています。 上の写真右側には柵がありますが、その中はウミガメの産卵のために立ち入り禁止となっています。 また、夜間の浜への侵入も禁止です。
屋久島うみがめ館というNPO法人の施設ではウミガメを守る活動を行っています。 なので夜間のウミガメ産卵などを見学したい場合にはこちらに問い合わせ予約をする必要があります。 できればそれにも参加したかったな。
これは産卵に上がってきたウミガメの足跡でしょうか。
8月は子ガメが孵化する時期だそうです。 たくさんの子ガメが孵って海に泳ぎだし、またこの浜に戻ってくるよう祈らずにはいられません。
私たちも東京にもどる時間になりました。 連日の晴天で思った以上の活動ができ、素晴らしい時間を娘と過ごすことができました。 本当に楽しかったなぁ。
またいずれ屋久島を訪れ、次こそ宮之浦岳に登りたい、プラスもう一つくらい違う山にも登りたい、またウミガメにも会いたい、川のアクティビティも魅力的だなぁ、次こそトビウオお刺身食べたい、と希望は募るばかり。w
次行ったらきっと雨だろうな、と言う気もするけど。ww
帰りの飛行機では開聞岳も見えました。 そうだ。 九州を飛び越えてその向こう側にいたのだものなぁ、と実感する。
日本は地図の上ではとても小さいけど、やっぱり広いし、行きたい所がまだまだいっぱいだ。 身体鍛えて、長生きしよう!、と思いました!w