out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

晴天屋久島! ~ウミガメと会う #1~

2015-08-13 23:22:53 | travel

2015年7月31日(金)

 すみませんが、しれ~っと屋久島に戻ります。w

 当初、屋久島旅行では登山と観光のみを考えており海で泳ぐなど到底頭にありませんでした。 ましてや水着になるなんて。┐( ̄へ ̄)┌
 しかし、屋久島に行った人たちのレポなど読んでいると、登山で行った人たちも海で遊ぶことを余儀なくされた、と言う話がちらほら。 要は雨、風で登山ができない、登山口までのバスが走らない、と言う日に海に切り替えたら案外海沿いは良いお天気で楽しかった、というような話もあったわけです。
 「じゃ、お天気は良さそうだけど一応海セットも持って行きましょう。」と言う事にしたのですが、その直後に荒川登山口閉鎖のお知らせ。(^o^;  

 予定では7月30日(木)に縄文杉登山ツアー、7月31日(金)に白谷雲水峡登山ツアーとしておりました。 ツアー会社からは「30日の縄文杉を白谷に代えて、31日は海のツアーにしては。」というお話が。 それでもどうしても縄文杉への道は諦めたくなかったので、「30日は白谷雲水峡から縄文杉を目指す。しかし、ガイドさんの判断で途中で終了でもそれに従う。(白谷からの道は荒川登山口からの道に合流しますが、その地点までに荒川からの倍以上の時間がかかる。)」と言う事にしました。
 
 白谷から入れば31日は改めて白谷に行く必要はないので(予定していたツアーではほぼ同じコースになる)、ここで初めて海のツアーを取ろうと考えたのですが、31日まるまる時間が空くわけですから、ならば白谷のツアーはキャンセルし、ドップリ海で遊べるようにシーカヤックを専門に行っている「ブルーウォーターカヤックス屋久島」さんにシーカヤック&シュノーケリングの一日ツアーをお願いすることにしました。

 屋久島はウミガメの産卵でも有名な場所です。 それでもまさかウミガメが見られるとは思っていませんでしたが、ブルーウォーターさんのサイトを見るとカヤックからももちろんシュノーケリングの最中にもウミガメに遭遇するのだと。
 「いやいや、よっぽど運が良ければ、なんでしょ?」と半信半疑でしたが、シーカヤックは初めてでやってみたかったし、シュノーケリングは娘たちが小さなころ毎年のように南の海でやっていたのでとても懐かしい。 一気にやる気マンマンになったわけです。w



 地図など貼ってみました。 まず屋久島の位置とか、最近話題の口永良部島の位置とか大丈夫ですか?w 種子島もすぐお隣なんですね。 九州からもそんなに離れていません。 と、自分が確認している。w

 地図を寄せて見ていただきたいのですが、丸い屋久島一時くらいのあたりに宮之浦があります。(宮之浦と書いてないのですが、町役場支所のあるあたりです。港は宮之浦港です。) そこから北に行くと、ちょうど真北に半島がありますがそれが矢筈崎。 矢筈崎先端が屋久島の最北端になります。 ここを境に東が太平洋、西が東シナ海です。
 今回私たちは宿泊地の宮之浦でピックアップしてもらい、北に向かってまずは志戸子の港でもうひとグループと待ち合わせ。 その後みんな一緒に矢筈崎の根元にある一湊の海水浴場駐車場へ向かいました。

    

 矢筈崎の根元あたりにある駐車場に入ると、まずはみんなでカヤックを車から降ろします。 そしてガイドさんからカヤックの各部、機能などの説明、乗り降りの仕方やカヤック内での座り方、漕ぎ方等、の説明を受けます。 赤いラッシュガードの方がガイドさんです。 ブルーの海パン二人は本日のお仲間。 小学生時代の同級生だそうです。


 そしていよいよ海に向かいます! カヤックを駐車場からビーチに運びますが、結構重かったのですよ。 で、もちろん私も運ぼうと思ったのですが、ガイドさんが「お母さんはいいから。」って。w あ~、なんて親切なんでしょ。w

 このツアーは一日ツアーで、もともとは午前中カヤックで車では行けない秘密のビーチに乗り付けそこでお昼ご飯&シュノーケリング、そして午後再びカヤックでもとのビーチに戻ってくる、というものでした。 が、この日の風では数カ所あるポイントどこもそのような行程は難しいそうで秘密のビーチは中止。
 西からの風をさえぎってくれる矢筈崎東側沿いでシーカヤックをして、お昼ごはんは出発の場所、一湊の海水浴場で食べ、午後は再び矢筈崎東側から出発して志戸子の港へ戻る、という工程になりました。 志戸子へは東方向になるので漕がなくても進むくらい波に乗って行くそうです。 乗ってきた車は社長がまわしてくれるらしい。w


 で、boysはさっそく海に入ってますよ~。 本当に海が水色から紺碧まですっごくきれいなんですよ~。 けど、そういう色が出ないなぁ~。 というのは、これ、FINEPIX XP80で撮っているんですよ。 水中でも使えるコンデジ。 うへへ。 旅行前に「水中写るんです」買いに行ったのにこれ買ってきちゃった。(^皿^)


 ほんじゃ、しゅっぱ~つっ! 矢筈崎の東側なので、ここは太平洋ですよ~。 と、海に出たらガイドさんが「波が静かになってきましたね。 じゃ、少し矢筈崎から離れて行きましょう。」大周りのコースをとりました。


海の水はとても透き通って見えますが、雨の影響などですこし濁っているのだそうです。



矢筈崎があんなに遠くなりました! 
写真左の切れている辺りよりもう少し左の方から出発しています。



私が漕ぐのをやめて写真を撮ると娘は怒るのですが、
やっぱり娘も写真を撮っています。w
スマホは水につけても大丈夫なケースに入れてあります。



仲間のみんなもカッコいいですね~!

 カヤックは波やうねりなどで漕いでも漕いでも進まなかったり、思う方向に行かなかったりして苦労するかと思ったのですが、それ程でもありませんでした。 タンデムのせいかちゃんと進むし、ちょ~楽しい!
 以前下の娘と猪苗代湖でカヌーをしましたが、あの時の方が苦労したような。 カヌーとの違いはカヤックには船尾に舵がついています。 後ろに座っている人が足のペダルで操作するのですが、右に曲がりたい時には右を踏めばいい。 ただ、右に曲がる時オールは左を漕ぐので時々頭がこんがらがります。 けれどカヤックの進行は主に足で(舵で)行うのが基本です。


休憩時は船を波の方に向けます。
大海原でじっと浮いているのは気持ち良いのですが、
ちょっとクラクラして酔いそうにもなります。w

こうしていると遠くから岸に向かって泳いでくるカメの甲羅や
プカッと息つぎに顔をあげるカメの顔が見えたりするのです。



さて今度は矢筈崎にもどり、矢筈崎沿いを行きます。



海の水が水色に見える所は海底が白砂。
紺色に見える所は岩なのだそうです。



矢筈崎先端の灯台の方に行きます!
ここに来る間に私以外のみんなは一頭のカメを目撃しました。
娘には「見えなかったのーっ!?」と言われ。(ToT)



こんなに先端の方まで来ました!
岩に近づくとちょっと怖いです。



水深があまり深くないのか海底の岩が見えますね。



気持ち良くてのんびりしていますね~!
この二人は日焼けOK!、でこのような格好ですが、
ツアー終了後は肌が真っ赤になっていました。w
翌日は縄文杉登山と言っていましたが、大丈夫だったのでしょうか?



私たちはもちろん帽子、サングラス、ラッシュガード、日焼け止めで万全ですよ。w

で、そろそろ出発地点に戻りましょう、と船を漕いでいると。。。

いました!
遠くの波頭にカメの大きな甲羅がはっきりと見えました!
するとプカッとカメの頭と泳いでいる両手(?)が見えて、
なんと、私たちの船の方に向かってグングンと進んでくるではないですかっ!!



キターーーッ!! カメーーーッ! !(゜∀゜)

「え?」 とか言わない。 アオウミガメですから。(-_-メ)



お昼でいったん上陸!
最初の方の写真と比べると、すごく水が引いてますね。
なにしろこの日はブルームーンの満月の日でしたから。



船の中に入った水はシュコシュコッと抜きますよ。w

そしてお昼ごはんを食べに矢筈崎の向こう側(西側)へ移動します。
こちら側が一湊の海水浴場になっています。
つまり、東シナ海の海水浴場ですね。



パノラマ写真なぞ撮ってみました。w
右端の半島が矢筈崎です。
シーカヤックはこの半島の向こう側で行っていました。
何度も言いますが、見えている海は東シナ海です。w



海の青の濃さが違いますよね~。
ここが島の最北部なので、ここから10km ほど西側に行くとウミガメの大産卵地永田いなか浜があります。

お昼ごはん後はシュノーケリングとシーカヤックで志戸子へのクルージングです。
さて、どうなりますか。