テレビは朝から箱根駅伝でアナウンサーも解説者もなんかこう大騒ぎで、余りそれに興味の無い僕はこうしてブログに講じたり自転車でふらりとコーヒーを飲みに行ったりと気ままに(子犬の世話以外は・・・)させて貰っています。
箱根駅伝もすっかり正月のテレビの看板になって余りおもしろくも無く、なぜあんなに箱根箱根と騒ぎ立てるのか、まぁ、エンタテインメント化が凄いから致し方無いのでしょうが関東の限られた大学の中の大会に過ぎないように僕は思えるわけで、箱根を大騒ぎするのなら全国大会規模にしなくちゃなぁなどと思う訳です。出ている大学の関係者やファンには申し分けないですが・・・。
ちょっとひねくれですか。
話題は変わりますが。
ユニクロに嵌まっています、と云ってもごく一部ですが。
先日、お隣の平野先生(オートクチュールの帽子の工房、アトリエを開いておられます)と立ち話をする機会がありました。この先生は今は帽子を主に数人のお弟子さん達をここで指導しているのですが元々は服飾のデザイナーでもあり、パリの名誉市民にもなっているような方で業界ではとても著名な方です。
お弟子さんの中には世界規模の大会で金賞を受賞した(しばらく前にその新聞か雑誌かの記事のコピーを貰った・・・)方もいるくらいで、ご自身もかなりの実績を持たれ、今も多くのデザイナーを育てられているようです。奥さん(彼女もデザイナーです)と共にいつも素敵な格好で通っておられます。
僕達はいつも、ご年配でありながらもあの先生達ご夫婦の服装とその色使いの鮮やかさには感心させられています。もちろん帽子のカッコ良さは言うまでもありません。
その先生がお話の中で自分のお弟子さん達の中には素晴らしい才能に恵まれながらも残念ながら独立してブランドを立ち上げるというところまで行けずにその才能を生かせる場に就職をするケースも多々あるそうです(で、その中でユニクロも積極的に採用すらしいです)。
先生曰く、ユニクロにもなかなかのデザイナーが居るので最近良くなってるとのことで、どこかでユニクロを軽視して、まぁ、下着くらいなら良いけどなぁなどと自分のセンスのなさ(と、体型的に合わない・・・)を棚に上げてうそぶいていた自分がちょっぴり恥ずかしいような気持ちになり、しばらくユニクロブランドで勝負してみようかな(すべてではないですよもちろん・・・)などと思うようになった訳です。
で、僕などは逆立ちしてもあの先生のファッションの真似はできません、羨望ですね。
せめて色使いの妙だけは真似てみようといつも観察させて頂いています。先生すいません。
そう言えば先日久し振りに出会った友人がさりげに素敵なダッフルコートにマフラーという出で立ちで、僕が「おっ良いの着てるやん・・」と言ったら彼が「岡田さん、これユニクロで7年前に買ったものやで、なかなか良いでしょう?」と返ってきました。ついでに「シャツなんかボタンが外れることもないしな、縫製が良いんやろうな、生地もしっかりしてるしやっぱ良いで、ユニクロ・・・」となった訳です。彼も元から服装のセンスが良い男で、やっぱりなぁみたいになり妙に感心してしまいました。
そんなことも重なりそういう気分でまたユニクロに今日も足を運ぶ訳です。今日はパンツを買いにですが・・・。
と云うことでいつもの正月の雑感とユニクロのコマーシャル?でした。