追い出し猫

2010-05-27 | 日記
追い出し猫(おいだしねこ)をご存知ですか?
福岡県宮若市の特産品です。
普通の招き猫の裏にもう一つの猫が描かれています。
表裏一体の形になっていて、表の猫はギョロッと睨み、手に持っているほうきで災いを追い出します。
裏の猫はニッコリと微笑んで、幸せを招くとされています。

昔話に由来します。
「宮若市(旧若宮町)に西福寺というお寺がありました。
そこに住む和尚さんは、猫をたいそう可愛がっていました。
あるとき、その寺に大ねずみが住み着き、大暴れして和尚さんはとても困っていました。
これを見かねた和尚さんの飼い猫は、何百匹もの仲間の猫を集め、その大ねずみと長い時間戦い、とうとう退治しました。
しかし、力尽きた飼い猫や仲間の猫もみんな死んでしまいました。
哀れんだ和尚さんは、猫塚を作って、丁寧に供養しました。」

このお話に基づき誕生したそうです。

表裏両方の腹の部分にシールを貼るようになっています。
表には追い出したいもの(病魔や不合格、悪運、不景気等)を、
裏には招きたいもの(健康や合格、幸運、商売繁盛等)の
シールを貼ったり、書いたりすると良いそうですよ!

悪運を追い払い(表) 幸運を招く(裏)
クロちゃんには『何を書こうかな?』


着ぐるみがありました
顔だけを大UPで・・・

追い出し猫の種類は
桜ちゃん・黒ちゃん・タマちゃん・ドラちゃん・シマちゃん と豊富です。