博文(ひろぶみ)通信

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H27.3月定例会行政報告その5

2015-03-21 13:33:31 | 日記

今日は、佐屋前行政区の総会・懇親会が磐梯熱海の温泉宿で開催されます。区長さんはじめ役員の皆さんのお骨折りにより、被災した年の翌年から年1回連続して開催しています。

今回は初の1泊2日となりますが、各避難先から約20名の参加者がいると事務局からお聞きしました。

懇親会は、「盛大にかつ夜中まで」となることは間違いない。とにかく女性陣のパワーがあるもので・・・

 

それでは、一昨日の続きです。

〇町内の公営住宅整備について、ご報告いたします。 

 町内において、災害公営住宅、公営住宅、福島再生賃貸住宅という3種類の公営住宅を整備することとしております。整備戸数については、今後交付金申請に向けた協議の過程で変動する可能性があるという前提ですが、昨年実施された意向調査の結果などから、整備を進める戸数を約200戸としています。

 幾世橋地区及び請戸字大平山地区の候補地について地形測量及び地質調査を発注しております。今後、戸数が確定し、計画の範囲が特定できた段階で用地買収を進めて行くこととしています。

 また、幾世橋字斉藤屋敷地内に独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が所有する雇用促進住宅80戸について、福島再生賃貸住宅として改修可能か否か、建物の調査業務を実施しております。

 その調査結果を基に、取得するかどうかの判断をしていく予定です。

 これらの公営住宅を避難指示解除の想定時期である平成29年3月に向け整備を進めてまいります。

 

タブレット端末整備事業について、ご報告いたします。 

 11月より受付を開始し、現在、全町民対象者約10,000世帯のうち約5,600世帯の配布申込みがあります。そのうち、3,000台が町民の皆様のお手元に届いております。希望する全世帯に早急に届くよう努めていきます。

 ひとりでも多く皆さんに有効にタブレットを活用していただき、絆の再生強化という本来の目的を達成するため、県外6都市で講習会を開催し、多数参加がございました。3月は仮設住宅も含めて県内10数ケ所で開催、さらに4月以降も継続してまいります。

 

○次に、復興組合の設立について、ご報告いたします。 

  除染後の農地を保全していくため、行政区ごとに復興組合の設立を進めており、昨年度の酒田農事復興組合の設立に続き、本年度は立野上(かみ)・中(なか)・下(しも)行政区を一つとした立野地区農事復興組合と、高瀬行政区において高瀬農事復興組合が設立され、合わせて3つの復興組合が設立されました。

 活動を開始した酒田農事復興組合においては、約60ヘクタールの農地の除草などを実施しており、震災前の美しいふるさとの姿を取り戻しつつあります。

引き続き、農地の保全、農業の再生に向け、組合設立及び活動の支援に取組んでまいりたいと考えております。

 

今日は、ここまで

それでは、行って来マース