博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

「ヤッテモーター」

2013-11-08 18:42:18 | 日記

<福島民報あぶくま抄より>

除染で表土を入れ替えた庭の一角にスイセンが芽を出した。30はあろうか。葉が真っすぐに伸び15センチほどになった。剥ぎ取られた土の下で球根が息を潜めていたのだろう。生命力と運の強さに驚く。
 原発事故に伴う福島市街地の住宅除染は1年前から始まった。今も各所で作業が続く。家の壁を拭き取り、通路の表面を削る。土砂はプラスチック製の箱に入れる。敷地内に置いてブルーシートで覆うか、穴を掘って埋める。作業前後の放射線量を測り、効果を確認する。1軒に1週間ほどかかる。黙々と取り組む作業員には頭が下がる。
 家庭にたまる土などをどう処理するかが大きな問題となっている。中間貯蔵施設を早く造り、運び込んでほしいのはやまやまだ。敷地内にいつまでも置かれては気分が落ち着かない。だが、施設予定地の双葉郡住民を考えると胸が痛む。「帰れなくなるんじゃないか」との声が上がる。誰もが納得できる解決策はないのか。
 スイセンは温暖な地中海沿岸原産だが、寒さにも耐える。白や黄色の花が間もなく咲き出す。逆境に負けない強さを秘める。「私のもとへ帰ってきて」が花言葉だ。望郷の念を募らせる人に届けよう。

( 2013/11/08 08:22カテゴリー:あぶくま抄

 

*昨日は、「ヤッテモーター」

午前中に浪江町戦没者追悼式に出席し、午後は広野町のJビィレッジにて双葉地方町村議会議員研修会。夕方6時ごろアパートに着き、ブログ更新をしようとパソコンの電源を入れた時に「甘い誘い」の電話。「甘い誘い」に乗ってしまったがために更新をすっかり忘れてしまいました。

今日は、議会報編集特別委員会があり、1日発行の第141号「議会だより」の合評を行いました。次回第142号発行は、来年2月1日ですが、10月に行った要望活動の回答が環境省、復興庁、厚労省からありましたので、「お知らせ版」を1月1日に発行(原稿は12月13日に印刷屋さんに提出)することにしました。「随分遅いでネ~ガ」と思われると思いますが、諸事情により12月定例議会閉会後の発行となるため遅くなってしまいます。ご理解を