城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

百名山の花(北海道編②) 21.4.19

2021-04-19 17:49:01 | 過去の山登り記録
 北海道編の⒉回目は、日高の山の幌尻岳(2052m)を紹介したい。既に山友のEさんがブログ「奥揖斐山荘」の幌尻岳で紹介しているが、私が参加するツアーは最もポピュラーな額平川を十数回徒渉するコースで3泊4日の日程だった。この徒渉コースは、話に聞くと雨が降ると、川が増水し、そして登山口までのバスが運行休止となるし、帰りに増水すると山荘に足止めをくらうことになるそうだ。このため、新冠(にいかっぷ)からのロングコースで登るツアーもあるそうだ。さて私の沢歩きの経験だが、ブログでも書いた黒部赤木沢を登ったほか、若干の経験はあったが、いずれも若い頃のことなので、事前の鈴鹿での沢歩きの講習を受けたうえで参加した。幌尻岳は山の両側にカールがある。氷河時代に氷河が山肌を削り、スプーン状にカールが広がっている。

◯幌尻岳(2052m) 2012年8月21日~23日 豊糠山荘に前日から泊まり、翌日早朝マイクロバスで登山口まで。そして林道歩きの後、いよいよ額平川を何回も徒渉(時には股付近までの深さ、比較的晴天が続いていたのでこのくらいで済んだ)の後、幌尻山荘に到着。各自持参のレトルト食品〔買い出しの時リクエストできた)で夕食。隣のツアーはガイド兼料理人がいて、タマネギ等を切っていた(献立はカレーか)。翌日、命の水付近を通り、カールの縁を登って行く。すると、カールの底には遠くヒグマの姿が見えた。幌尻岳山頂に至り、日高の山々が見渡せた(七ッ沼は山頂からは見えない。)。山荘まで戻り、翌日再び額平川を徒渉し、登山口まで戻った。天候に恵まれ、徒渉に苦労することなく、ツアー参加者の会話も弾み、楽しい山行となった。

 額平川コース


 登山口 この後林道歩き 林道沿いに結構花が見られた

 ウメバチソウ

 カライトソウ

 ダイモンジソウ

 ここから徒渉が始まる

 徒渉中 最後尾は添乗員

 幌尻山荘 ここで1055m
<2日目>

 命の水 1550m付近 この上は高山帯

 快適な尾根の道 このあたりは残雪が多く残るか、雪崩頻発地帯かでお花畑が広がる 上の方にはハイマツ地帯も見える

 アキノキリンソウ 8月下旬ともなると夏の花は少なくなる

 ゴゼンタチバナの実

 ヒダカオトギリソウ?

 イワギキョウ

 ウサギギク

 新冠湖

 ミネズオウ 実も見られる 図鑑には北極圏を故郷に持つと書いてある 北極圏では花色は赤、北海道はピンク、本州は白

 新冠コース分岐

 ガイド、添乗員、おじさん

 日高の山々 どれがどれだかおじさんには不明

 以下下りで見つけた花

 イワヒゲ

 エゾヒメクワガタ

 アズマギク

 ウメバチソウとタカネヒゴタイ

 ミヤマリンドウ

<3日目>

 先行するのは別のツアーグループ

 豊額山荘 昔の学校建物を利用



コメント (1)
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