早くも12月に入り、昨日から小雨が降り朝晩は寒さを感じるようになりました。こちらでは公園や街路の銀杏の木が黄葉し、とても美しい姿を見せています。黄葉した銀杏の葉が地表に落ちても、地上に調和して美しい様を見ることができます。この時期は椿や山茶花や皇帝ダリアや菊の花を楽しむことができます。
今日は11月下旬に詠んだ俳句を紹介致します。
富有柿 見ても食べても まろやかや
早生みかん 甘柿渋柿 道の駅
吊るし柿 日差しの恵み 豊かなり
山茶花や メジロ訪問 朝の庭
侘助や 慎み持って 歩む君
売れ残り ミカンの多し 道の駅
黄葉の 舞い散る街の 午後静か
吊るし柿 自然の甘さ 広がりぬ
落葉の 吹き溜まる道 静まりて
見事なり 皇帝ダリア 見上げ見る
雨に濡れ 皇帝ダリア うなだれし
ジョウビダキ 午後の陽を浴び 柿の枝
玉ねぎの 苗を求めし 秋の暮れ
渓谷の 滾る滝あり 山紅葉
鉢植えで 並び売られし シクラメン
晩秋や タンポポ咲きし 路傍かな
同じ陽に 照らされ渋き 渋柿よ
風吹くも 皇帝ダリア 美しき
柿の産地、柿原の「富裕柿」
和霊公園の「黄葉・紅葉」
晩秋の「タンポポ」
陽を浴びて甘くなる「吊るし柿」
同じ陽に照らされながら渋い「渋柿」
風に吹かれても見事な「皇帝ダリア」
朝陽を受けている「山茶花」
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