イエス・キリストは偽りの宗教指導者たちに迫害され、殺され、三日目に復活させられることを予告されました。その時、ペテロは神エホバのご意志に反し、イエスに「ご自分を大切になさってください」と述べました。それに対してイエスはペテロに、「あなたは、神(エホバ)の考えではなく、人間の考えを抱いているからです」と、指摘し、「(神)の王国と神の義をいつも第一に求めなさい」という教えを第一にする生き方を促されました(マタイ6:33;16:21~23)。イエスはさらに弟子たちに、「自分を捨て、自分の苦しみの杭を取り上げ、絶えずわたし(イエス)のあとに従いなさい」と教えられた場面が次のように、マタイの福音書に記されています(マタイ16:24)。
「それからイエスは弟子たちに言われた、「だれでもわたしに付いて来たいと思うなら、その人は自分を捨て、自分の苦しみの杭を取り上げて、絶えずわたし(イエス)のあとに従いなさい。だれでも自分の魂(命)を救おうと思う者はそれを失うからです。しかし、だれでもわたしのために自分の魂(命)を失う者はそれ(命)を見いだすのです。というのは、全世界を勝ち得ても、それによって自分の魂(命)を失うなら、その人にとって何の益があるでしょうか。また、人は自分の魂(命)と引き換えに何を与えるのでしょうか。人の子(イエス)は、自分の使いたちを伴って父(エホバ)の栄光のうちに到来することに定まっており、その時、各々にその振る舞いに応じて返報するのです。あなた方に真実に言いますが、ここに立っている者の中には、人の子(イエス)が自分の王国を持って到来するのをまず見るまでは決して死を味わわない者たちがいます(マタイ16:24~28)。
イエスはご自分の追随者になることを希望している人は、「自分を捨て、自分の苦しみの杭を取り上げて、絶えずわたし(イエス)のあとに従いなさい」、とは、どういう意味でしょうか。このイエスの言葉は、「自分を捨て、他の人にすすんで自分の命を差し出し、いつもイエスのあとに従いなさい」という意味です。イエスの真の追随者・クリスチャンになるには、勇気を持ち、自己犠牲の愛が求められているのです。
さらに、イエスは、「イエスのために」、つまりイエスと神の王国の良いたよりのために自分の魂(命)を失う者はそれ(命)を見い出す」と保証してくださっています。又、イエス・キリストは聖なるご自分の使いたちを伴って「父(エホバ)の栄光のうちに到来することが定まっている」、と予告されました。この時の様子がマタイ25:31~46.啓示19章11節~21節に記されています。エホバのご意志を行っている羊のような人たちは永遠の命に導かれ、イエスに仕えず神の王国の良いたよりを受け入れないやぎのような人は命の切断に入るのです。「ここに立っている者」とは、「父エホバの栄光のうちに到来する」時、イエスの贖いの死に信仰を働かせ、堅く立つエホバの民は、大患難から救い出されるのです(啓示7:14)。
草むらに 静かに憩う 糸トンボ 今日の一句
玄関に咲く「ミニバラ」
私が読んでいて緊張した言葉はマタイ25:32にある「彼は羊飼いが羊をヤギから分けるように、人をひとりひとり分けます」と言う部分です。一人一人なんですね‥人が誰かを批判したり、裁いたりしている場合じゃないですよね。自分の問題ですね。
そして「全世界をかち得ても、それによって自分の魂を失うなら、その人にとって何の益になりでしょうか」はグサリと来ますね。歴史で世の中を先導したナポレオンなどの英雄達もみんな塵に帰ってしまいました。一世を風靡しても誰もが塵のような存在である事に変わりないのは紛れもない事実ですね。
そもそもサタンはエホバの御使いだったのに、イエスに世の栄光を見せて誘惑しましたね。自分がエホバを裏切って得たかったものは、そんなものだったんですよね。。。私達は聖書から世の中の虚しさの種明かしをしてもらい、何が真理かを教えて貰いました。そしてエホバは着々と目的を遂行します。エホバが一番、不当な立場に立たされ、一番多くの死を見届け、独り子の命と引き換えに人に救いの道を作っても相変わらず退廃していく世の中に誰よりも心を痛めて来たのに、一番利他的なのはエホバですよね。
とても意味深いコメントに励まされています♪
携帯からきちんと投稿されています。
マタイ25:31~46を読むと、羊のようなエホバのご意志を行う従順な人と、エホバのご意志を行わない人をやぎに例え、人をひとりひとり分けることが予告されています。羊はイエスの右に選ばれ永遠の命に、やぎは左に選ばれ命の切断に入ります。これらの業は間もなく起きるエホバの裁きの日に行われます。それまでエホバは辛抱強く、エホバの証人のクリスチャンたちを家から家に遣わされます。
一方、啓示19:1~21を読むと、エホバがイエスを用いて、神エホバのご意志を守り行わない事物の体制の政治上の強国も人々も断ち滅ぼされる様子が記されています。つまりやぎに選り分けられた人たちの処断の様子が予告されています。
エホバは、長い時を設け、いつもご自分の民を辛抱強く遣わされ、一人でも多くの方々が義の宿る楽園に残るように招き続けて下さっています(ペテロ第二3:9~13)。
過分のご親切に満ち溢れる神エホバにイエスを通して感謝を表したいと思います♪
エホバはみ言葉の真理を備えて下さり、闇の世の背後にはだれがいるかの「種明かし」をしてくださっています。私たちが神の王国の良いたよりの真理に堅く立てるように足元の光と、遠くを見る光を差し伸べて下さっています(詩編119:105)。エホバは休むことなく働き命の糧と霊的な糧を与え続けて下さっていますので、エホバにイエスを通して栄光と賛美を帰したいと思います♪
感謝とクリスチャン愛を添えて♪