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愛媛県宇和島市からの良いたより♪

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地上に存在した最も偉大な人・イエス・キリスト:ある謙遜な士官のりっぱな信仰を褒めた♪

2020-12-04 22:29:23 | 神の言葉・聖書

 イエスが有名な山上の垂訓を語られた時には、イエスの公の神の王国の良い便りの宣教は半ばに達していました。そのことは、イエスが地上での宣教の業を成し遂げるのに後1年と9か月ほどしか残されていないことを意味しています。

 イエスは、ご自分の宣教活動の根拠地とも言えるカペルナウムの都市に入られました。すると、ユダヤ人の年長者たちがイエスに近づいてお願いをします。彼らは、異邦人、つまりユダヤ人ではない人であるローマ軍の一士官から遣わされました。

 士官の大切にしている僕が重い病気のために死にかけているので士官はイエスにその僕を癒してもらいたいのです。ユダヤ人たちは士官のために真剣にお願いし、「あの人はあなた(イエス)がお授けになるにふさわしい人です。私たちの国民を愛して、私たちのために自ら会堂を建てたほどです」と、語りました。

 イエスは直ぐに彼らと一緒に出掛けられました。ところが、近くまで来ると、士官は友人たちを遣わし、「閣下、ご足労をおかけするまでもありません。私は、自分の屋根の下にあなたに入っていただくほどの者ではないからです。そのため、自分はみもとに参上するにはふさわしくない者と考えたのです」と、言わせました。

 人に命令することに慣れている士官としては、何と謙遜な言葉なのでしょう。しかし士官は、非ユダヤ人との社交的な交渉を持つことを禁じるユダヤ人の習慣を知っているので、イエスのことも気にしているのかも知れません。ペテロでさえ、「ユダヤ人にとって、別の人種の人と一緒になったり、近づきになったりするのがいかに許されないことか、あなた方もよく知っています」と、述べています。

 多分ローマ軍の士官は、イエスがこの習慣を破る結果になるといけないと考えているのでしょう。友人たちを通してイエスに次のように願いを伝えました。「ただそのお言葉を下さって、私の僕が癒されるようにしてください。と申しますのは、私も権威のもとに置かれた人間です。私のもとにも兵士がおりまして、この者に、「行け!」と言えば、その者は行き、別の者に、「来い!」と言えば、その者は来ます。また、私の奴隷に、「これをせよ!」と言えば、それを致します」

 イエスは士官のこの言葉を聞いて驚嘆され、「あなた方に真実に言いますが、イスラエルの中のだれにも、私はこれほどの信仰を見たことがありません」と、言われました。イエスはその士官の僕を直ちに癒すと、この機会を利用し、信仰のある非ユダヤ人が不信仰のユダヤ人たちの退ける祝福をどのように受け継ぐかについて、次のように述べられます。

 「東の方や西の方からの大勢の人が来て、天の王国でアブラハム、イサク、ヤコブと共に食卓に着いて横になるでしょう。一方、王国の子らは外の闇に投げ込まれるのです。そこで彼らは泣き悲しんだり歯ぎしりしたりするでしょう」と、話されました。

「外の闇に投げこなれる王国の子ら」とは、イエス・キリストと共に神の王国で支配者になる機会を最初に差し伸べられたのに、それを受け入れない生来のユダヤ人たちのことです。アブラハム、イサク、ヤコブは神の王国の取決めを表しています。それで、イエスは異邦人が「天の王国」のいわば天の食卓に着いて横になれるよう歓迎されることを述べておられるのです(ルカ7:1~10.マタイ8:5~13.使徒10:28)。

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