ヤコブは神エホバへの信仰に堅く立っており、真の神エホバが現れた場所に祭壇を築くようにエホバ神から、指示がありました。ヤコブはどのように対応するでしょうか。聖書には次のように記されています。
「そこでヤコブは、家の人たちや共にいる人全てに言った。「外国の神々の偶像をあなたたちの中から除き、身を清め、服を着替えなさい。立ってベテルに行きましょう。私はそこで真の神(エホバ)のために祭壇を作ります。神(エホバ)は、私(ヤコブ)が苦しい時に答えてくださり、私がどこかに行く時も共にいてくださったのです」。それで彼らは、持っていた外国の神々の偶像全部と、付けていた(偶像の)耳飾りをヤコブに渡した。ヤコブは、シェケムのそばにあった大木の下にそれを埋めた。
旅の途中、神(エホバ)が周辺の町を恐怖に陥れたため、ヤコブの息子たちが、人々に追跡をされることはなかった。ヤコブの一行はやがて、カナン地方のルズつまりベテルに着いた。ヤコブはそこに(神エホバの)祭壇を作り、その場所をエル・ベテルと呼んだ。以前、彼が兄(エサウ)から逃げていた時、そこで真の神(エホバ)が彼(ヤコブ)に姿を見せたからだった。その後リベカの乳母ボテラが死に、ベテルの麓にある巨木の下に葬られた。それでその木はアッロンバクトと名付けられた。
神(エホバ)は再び、パダン・アラムから帰る途中のヤコブに現れ、ヤコブを祝福した。神(エホバ)は彼(ヤコブ)に言った。「あなたの名前はヤコブだが、もうヤコブではなくなる。イスラエルがあなたの名前になる」。こうして神エホバは彼(彼)をイスラエルと呼ぶようになった。神(エホバ)はさらに言った。「私は全能の神である。子を生んで、増えなさい。あなたから幾つもの国民、おおくの国民が生まれ、あなた(ヤコブ)の子孫から王たちが出る。私がアブラハムとイサクに与えた土地をあなたの子孫に与える」。それから神(エホバ)は、彼(ヤコブ)と話した場所を離れ、昇っていった」(創世35:2~13)。
上の聖句に記されている通り、ヤコブは偶像崇拝の品々を除きさり、身を清め、着替えをしています。唯一真の神エホバを崇拝しています。ヤコブは旅を続け、カナン地方のベテルに着くと神エホバの祭壇を作ってベテルと呼んでいます。現在はベテルは「神の家」という意味で用いられています。
神エホバは、以前にもヤコブの名前を変え、イスラエルと呼ぶことにされました。この前が現在のイスラエルの国家の名前の源になりました。エホバは引き続きヤコブに祝福を与えました。神エホバは約束を厳守される神です。
さてヤコブの家族はどのようになるでしょうか。次回に引き続き紹介致します。
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目覚めれば 小窓開きおり 朝涼し 今日の一句
我が家から見る「宇和島城」