現在社会は、急速な人口増加とエネルギー消費の拡大によって、環境破壊が進行し、身の回りでもトンボや蝶やバッタやホタルなども個体数が激減してしまいました。しかし、神エホバは宇宙の中の地球は人が生きるため、もちろん動植物も共に生きるために創造されました(イザヤ45:18)。それゆえ、神エホバは地球上の環境破壊が進行することは容認されません。神エホバは環境破壊を推し進める者を破滅させる、と宣言しておられます(啓示11:18)。神エホバは神の王国の王イエスを用い、間もなく地上を義の宿る社会・地上の楽園を回復すると保証してくださっています(ペテロ第二3:10~13)。
先に紹介しましたが、エルサレムに回復の時が来ます。イラクのバビロンから自由にされたユダヤ人は故国エルサレムに帰還し、そこに神エホバの神殿を再建しました(エズラ1:1,2)。ユダヤ人が清い崇拝を固守している限り、神エホバはその民を祝福し、その土地を肥沃で実り豊かなところとされました。ご自分の民を敵から、またその土地を何十年も占有していた野獣からも保護されました。神エホバの回復させる力のゆえに、民は大いに歓んだに違いありません。しかし、そうした出来事は、神エホバの回復の預言の、最初の限定的な成就の表われに過ぎませんでした。より地球的な大規模な清い崇拝の成就は、「末の日に」、つまり私たちの時代に成就するのです。その時、ずっと昔に約束されていたダビデ王の相続者が即位するのです(イザヤ2:2~4;9:6,7)。
イエスは、1914年に天の神の王国の王として即位してから間もなく、地上にいる忠実な神エホバの民の霊的な必要に注意を向けました。征服者であるペルシャ人キュロスが西暦前537年にユダヤ人の残りの者をバビロンから自由にしたのと同様、神の王国の王イエスも、霊的ユダヤ人の残りの者、つまりイエスの手本の足跡に従う真のクリスチャンたちを、偽りの宗教の世界帝国である現代の大いなるバビロンの大娼婦の影響から自由にしました(ローマ2:29.啓示17:1~6;18:1~5)。1919年以降、清い崇拝は、真のクリスチャンの生活の中のあるべき位置に回復され、神エホバに栄光と賛美を帰しています(マラキ3:1~5.啓示4:11)。その時以来、神エホバの民は、神エホバの霊的な神殿の中、つまり清い崇拝のための取決めの中で神エホバを崇拝しています。このことは、今日の私たちにとってなぜ重要なのでしょうか。
次回は、「霊的な回復が重大な事柄であるのはなぜか?」についてお伝え致します。引き続き聖書が伝える真理に留まってくだされば幸いです。
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梅雨晴れや 真夏日となる 異変かな 今日の一句

庭のランタナで吸蜜中の「紅シジミ」