神が宿るところ

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塩湯彦神社 鶴ヶ池里宮

2015-04-18 23:33:53 | 神社
塩湯彦神社 鶴ヶ池里宮(しおゆひこじんじゃ つるがいけさとみや)。または、塩湯彦鶴ヶ池神社(しおゆひこつるがいけじんじゃ)。
場所:秋田県横手市山内土渕字鶴ヶ池(「鶴ヶ池公園」に隣接)。JR北上線「相野々」駅の北、約700m(徒歩約10分)。自動車では、国道107号線「相野々」交差点の東、約450mのところで南に入り、約200m。駐車場は「鶴ヶ池公園」駐車場を利用。
出羽国式内社「塩湯彦神社」は、伝承によれば白鳳元年(672年)に役行者が創建、弘安年間(1278~1287年)に一遍上人が再興、とするが、その後は荒廃し、所在すら不明の状態となっていた。それを常陸国から移封されてきた佐竹氏が正徳5年(1715年)、現・横手市の「御嶽山」山頂(標高744m)に社殿を再建した。しかし、今でこそ参道下まで自動車でも行けるが、かつては修験者の山岳修行の地という山奥であり、冬には豪雪になることから、昭和12年に里宮(遥拝場)として「塩湯彦鶴ヶ池神社」が建立されたものである。なお、「鶴ヶ池」畔に立つ宿泊施設「あいのの温泉 鶴ヶ池荘」の温泉の泉質は「硫酸塩泉(旧名:ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉)」で、源泉100%、露天風呂は掛け流しだそうである(日帰り入浴あり。)。


玄松子さんのHPから(塩湯彦鶴ヶ池神社)

「あいのの温泉 鶴ヶ池荘」のHP


写真1:「塩湯彦神社 鶴ヶ池里宮」遠景。「鶴ヶ池」に隣接した小高い場所にある。


写真2:鳥居


写真3:社殿


写真4:「遥拝場」の石碑


写真5:境内入口前付近から。「鶴ヶ池」の向こう側に見えるのが「あいのの温泉 鶴ヶ池荘」
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