東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

パラサイト、ナンバンギセル

2015-08-18 | 季節の花
  最近パラサイト・シングルが増えているなんて話を聞くけど
  植物の世界にもパラサイトはいます。
  ナンバンギセル(南蛮煙管)もその一つで
  南蛮から渡来した煙管、つまりパイプに似ていたことからの命名です。


  

     ススキなどの根に寄生して葉緑体を持たない、北海道から沖縄にかけて分布。
     寄主の根から吸収した栄養分に依存して生育するため、寄主の生長は阻害され、死に至ることもある。



  

     花の中は、、、見えません。
     何とか見たいものと何年も狙っているけど未だに見られない。



  

     以前百花園にもたくさん見られたが
     最近はほとんど見られない、今年は数株しか見つからなかった。

     ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物、別名「思い草」。花言葉は「物思い」


     「道のへの尾花が下の思ひ草 今更さらに何をか思はむ」  万葉集

     (道ばたに生えるススキだけを頼って生きている思ひ草のように、
     私はあなた一人を頼りに生きているのですから、今さら、何一つ考えることはありません)

       


       ここ数日空がとてもきれい、真っ青でしかもとても高い、
       でもそれは雲のすき間からのぞく僅かな領域だけ。
       この雲が無くなれば秋が来る、
       雲の無い本当の秋の空はいつ来るのかな?。

      
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2 コメント

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Unknown (くぅ)
2015-08-19 16:29:16
寄生花・・なんだかコワイね。
でも、実はか弱いのかなぁ~?

この間・・14日にjugemuさんが、わたしのブログのコメントに書いてくれて、わたしが15日にレスした、
「松本清張の砂の器」。
そしたら驚いたことに、16日の北海道新聞の朝刊のコラム「卓上四季」に偶然、砂の器のことが書いてあってビックリ。

参考までにこの記事です。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/opinion/season/2-0028263-s.html
偶然というのもうれしいような怖いような・・・(*´m`)むふ♪
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くぅさん (jugemu)
2015-08-19 19:25:39
あまり可愛くない花だけど珍しい花ということで人気者です、
でも年々少なくなっていつまで見られるのかな?。

道新見せて頂きました、ポイントは方言ですね。
いわゆるズーズー弁というやつで東北地方と間違えられた。
松本清張は何処でネタを仕入れたのか面白いですね。

カメダ・・・と聞こえたのは亀嵩(カメダケ)。
山の中の寒村で駅の乗車人数は37人/日(2012年)
映画・テレビのロケでは地理的条件から他の駅などが使われたようです。
そろばんの生産が有名だったけど今はどうだろう。
ちなみに私のズーズー弁は上京後すぐに抜けましたことを強調しておきます。 (・。・;
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