東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

派手な花、地味な花

2022-06-24 | 季節の花

  花の数は多くないけど
  面白い花、目立つ花が咲いています。
  去年咲いていた場所を思い出しながら
  あちこちを回ってみましょう。

 

   この細い葉が柳の葉みたいだとビヨウヤナギという名に。
   今の時期どこででも見られるビヨウヤナギ、
   でも撮るとなると私は第一に農業公園を挙げたいですね。

 

 

   ビヨウヤナギ(未央柳)  オトギリソウ科オトギリソウ属。
   ビヨウヤナギと呼ばれるが、ヤナギの仲間ではない
   中国では金糸桃と呼ばれている、まさしく金糸ですなぁ。

 

 

   未央柳(ビョウヤナギ)の由来は、白居易の「長恨歌」にあります。
   「太液の芙蓉未央の柳此に対ひて如何にしてか涙垂れざらむ」と、
   玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした未央宮殿の柳を楊貴妃の眉に例えました。
   この故事になぞらえて未央柳と呼ぶようになったといわれています。

 

 

   温室の壁際に咲くトキワツユクサ(常磐露草)  ツユクサ科ムラサキツユクサ属。
   小さな花で油断すると見逃すかも、
   というか知ってて探さないと見つからないかも。

 

 

   花は清楚で純白で花弁が3枚、6本の黄色のハート形の雄しべと
   真ん中に1本ある短めで白い雌しべ。
   その姿とは裏腹に繁殖力は、相当強いらしく全国各地で群生しています。
   栽培する際は逸出しないように十分注意する必要があるでしょう。

 

 

   ベニバナ(紅花)  キク科ベニバナ属。
   原産はエチオピアといわれ地中海やエジプトを経て
   世界に広まった、中国を経て日本へ。
   日本へは5,6世紀ごろと言われている、
   別名を末摘花(すえつむはな)と。

 

 

   ハンゲショウ(半夏生)  ドクダミ科ハンゲショウ属。
   花期に葉が白くなるのは虫媒花であるために
   虫を誘う必要からこのように進化したのではないかと。
   夏の盛りの頃になると白い葉の白い部分は色落ちして
   ふつうの緑色っぽくなる。

 

 

   田んぼの縁に咲いたガクアジサイ。
   ここは荒川のスーパー堤防の斜面に造られた公園、
   下から見る田んぼは崖の上にあって下の道からは1m以上高くなっている。
   その縁をぐるっとガクアジサイが彩っています。

 

 

   珍しく青空が見られた日、このあとまた曇り空の日々に。
   晴れた日に下から見上げるアジサイもまたいいもの、
   というか曇った日に撮ってみたけどやっぱり見られない。

 

 

   そんなスーパー堤防に作られた田んぼ、
   10年くらい前まではここにも田んぼアートが描かれていた。
   この広さなので難しい絵は描けなかったけどそれなりの絵が
   収穫前の田んぼを彩っていた。
   足立区直営の公園のころはいい思い出がたくさん残っている。

 

          data: EOS70D/EF70-200 1:2.8。 撮影  6月12日  都市農業公園

          

コメント
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