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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

キズもの録音の発生は避けられない?2

2024年10月21日 | オーディオの今は
上左から ベートーヴェン 3大ピアノソナタ集 (ロンドン オープン・テープ)、ブラームス 協奏曲集 (Brilliant Claassics)。 下左から カンテッリのオムニバス (TESTAMENT)、カンテッリ NBC 響の第5・モントゥー ボストン響の第4 (伊 Stradivarius)。
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4) 半世紀前 オープンリールのミュージックテープが販売されていた時代、W. バックハウス (P) のベートーヴェン 3大ピアノソナタ集 (ロンドン・レーベル) のテープを入手して聴いていたら、ある箇所で一瞬 小さな雑音が入ってるのに気付き、”テープ磁性粉の剥がれ” は見つからなかったので、販売元のキングレコードに郵送して 交換できないか確認してもらった事があります。

コピー製造工場の担当者から電話がかかってきて「このノイズはマスターテープに起因するものでして … 」と、交換しても 同じ雑音が入ったものになってしまうと説明がありました。「ああ そうですか 仕方ないですね じゃ 送り返して下さい」と返事した記憶があります。 “こういう顧客” がいたので、各社は雑音入りの音源 CD には断り書きを入れるようにしたのだと推測します (ジャズ・クラシック系の顧客は小うるさいのです)。
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5) また ブリリアント・クラシックスという海外の発売元が出荷する輸入 CD (ブラームス 協奏曲集 冒頭上右) を20年ほど前に新宿の CD 販売店で買ったら、これにも ある箇所で雑音が1箇所混入していたので、販売店に持っていき 交換を頼んだ事があります。 販売店に同じ CD が置いてあったので、そこの CD プレーヤーで聴いてみたら それにも同じ箇所で雑音が混入していました。

「これだと 同じ雑音入りになるので、返金して欲しいのですが …」というと、あっさり返金してくれました (難癖ではないですからね)。 価格も内容もそれなりだと思い、以後 同レーベルの CD は買わないようにしています。 全然ブリリアントじゃありません (名前負けしているレーベルです)。

欲しかったのは J. シュタルケル (cello) が弾く二重協奏曲だったのですが、後日 DG 盤でシュナイダーハン (Vn) との共演の CD を入手しました。 当然の DG 品質ものです。

今 ブリリアント・レーベルは市場にはあまり出回ってないようです … と思ったら、あったんですね __ 私が購入しかけたブラームス 協奏曲集がまだカタログにあるという事は … 売れ続けている証拠か、誰も気づかないか、気付いても誰も何もいわない?
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BRILLIANT Classics __ はまったく素性の知れないレーベルです。 生産国の表示もなく、もちろん解説、録音情報など付いているはずもありません。 べつに意識して集めようとしたわけではなく、なんとなく激安の BOX ものを買ったらこのレーベルだった、という具合。 音源はすべて他社の流用でしょう。 とにかく安さは半端ではありません。 内容も玉石混淆でコレクション心をくすぐります。

ホームページを発見しましたが、BRILLIANT Classics というレーベルはオランダのものです。 ほとんど他・のライセンス・ですが、品質は色々あって確かに激安です __ KechiKechi Classics から抜粋 (http://kechikechiclassi.client.jp/brilliant-index.htm)
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6) トスカニーニの後継者と目されていた G. カンテッリが指揮したオムニバス CD を見つけ、購入して聴いてみました。 56年ステレオ録音のベートーヴェンの「運命」をどう振っているのかと期待して聴いたら … 何と「運命」は2~4楽章のみの収録でした。

解説書を読むと 第1楽章で雑音が入ってしまったため、別スケジュールで収録する予定だったのですが、カンテッリは飛行機事故により帰らぬ人となり 完成させることができなかったとあります。 コリンウッド (P)、ラーター (E)。 発売できないほど雑音が大きかったのが推測できますね。

ベートーヴェンの絵だけを使った (いかにもマイナー・レーベルか海賊盤っぽいジャケットデザインの) 冒頭下右のカンテッリ指揮 NBC 響の第5 (1954年録音) は未聴です。
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ウィキペディアから __ グィード・カンテッリはミラノ近郊の町ノヴァーラのイタリア軍軍楽隊長の息子として生まれる。 23歳で地元ノヴァラの歌劇場の芸術監督に任命されるなど、早くも将来を嘱望されていた。

戦後の1945年1月 スカラ座オーケストラを初めて指揮し、それを初めとしてイタリア各地のオーケストラを次々と指揮するようになる。イタリア人の若手指揮者としては、年上であるカルロ・マリア・ジュリーニらを差し置いて、指揮界の当時の長老アルトゥーロ・トスカニーニの後継者と目されており、トスカニーニ自身も大きな期待を寄せていた。

1956年 病気療養で実質引退していたヴィクトル・デ・サバタの後任としてスカラ座の音楽監督に指名された。 パリのオルリー空港からニューヨーク・フィルに客演するカンテッリも乗ったニューヨーク行きの航空機が離陸に失敗、空港外れの畑に墜落した。

スカラ座主催でかつて開催されていた、カンテッリの名を冠した指揮者コンクールが グィード・カンテッリ国際指揮者コンクール。 主な優勝者にはエリアフ・インバル (1964年)、リッカルド・ムーティ (1967年)、井上道義 (1971年)、ユベール・スダーン (1975年) らがいる。
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というわけで タマに傷もの録音が発生する事もあるという業界裏話です。 但し 生録は別です。 演奏間違い・すっ飛ばし・聴衆の咳入り・椅子の音などは避けられません。 それが、また生録のいい所でもあるのですが。

今日はここまでです。

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