シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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動物の世界にもいじめ?

2011年03月21日 | 動物いろいろ生態
写真は、動物園で初めて屋外に出て、飼育係のかたわらに寝そべって手を振る生後3か月のクヌート。
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人間の手で育てられた動物は、本来の自然世界に戻しても なかなか生きていくことは難しいようだ。 動物番組を見ていて、そんな解説を多く聞く。
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「シロクマのクヌート死ぬ=ベルリン動物園-独」(ベルリン時事 3月20日) _ ※追加1へ
「人気ホッキョクグマのクヌートが急死、ベルリン動物園」(AFPBB News 3月20日) _ ※追加2へ
「3歳シロクマ クヌート、20代メス3頭からいじめ?」(朝日.com 10年10月26日) _ ※追加3へ

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このシロクマは母親の育児放棄に遭い、飼育係が育てた。 そのためすっかり人間になついてしまい、動物本来の野生を失ってしまったのでは?

そんな動物を 野生のまま動物園で飼われている他の動物たちの群れの中に入れても、シロウトでも次のことが想像できる__

まず 体臭に人間のにおいが染み付いているから、同じ種類とはいっても他の野生動物には異質の世界の動物に見えることだろう。

すると、なかなか野生動物の世界には溶け込むのが難しくなる。 それを人間世界のコトバで表現すると__

「あんた 随分 人間クサイわね。 お育ちが違うようね。 あっちへ行って」といった具合じゃないでしょうか。

小さいときに仲間同士で噛み付いてじゃれ合うなどの経験をしてないと、ある程度育ってから いきなり噛み付かれたりすると、驚いてしまうのも簡単に想像できます__「今まで誰もボクに噛み付くなんてしたことがなかったのに … シロクマはオソロシイ」なんて、落ち込んじゃうかも。

飼育係が08年に急逝していますから、自分を育ててくれた人間に頼って慰めてもらったり、懐かしむような退避所もなく、精神的に追い込まれていたのも死因の一つかも知れません。

以上


※追加1_ 母親に育児放棄され、飼育係の手で育てられたドイツ・ベルリン動物園のシロクマ、クヌートが19日、死んでいるのが見つかった。 昨年12月に4歳になったばかりだった。
 
DPA通信によると、飼育場所の池で死んでいた。 死因は不明。 クヌートは生い立ちやかわいらしい姿から世界中の人気を集めたが、昨年9月に雌3頭と同じ飼育場所に移されて以来、いじめに遭っていると伝えられていた。
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※追加2_ 世界的な人気者となったドイツ、ベルリン動物園 (Berlin Zoo) のホッキョクグマのクヌート (Knut) が19日、飼育舎内のプールで死んでいるのが見つかった。 4歳だった。動物園側の発表によると死因は不明。

クヌートは06年12月に生まれ、誕生時の体重は 9キロ。 同動物園でクマの赤ちゃんが生まれたのは30年ぶりだった。 その後、一緒に生まれた兄弟ともども母親に「育児」を拒否され、ある動物愛護運動家が安楽死させるべきだと主張して以来、メディアの注目を集め、世界中で大きく取り上げられた。

ベルリン動物園で育てられることになったクヌートが07年3月に初めて公開された際には世界中から 100人の報道陣が集まる人気ぶりで、クヌートにあやかったグッズや特別見学料などでベルリン動物園の「ドル箱」となった。

クヌートの「育児係」となった飼育員、トーマス・ドーフライン (Thomas Doerflein) さんも、哺乳瓶でミルクを与え、エルビス・プレスリーの歌をギターで弾き聞かせる姿が報じられた。 ドーフラインさんは08年に心臓発作のため44歳で急逝した。

その後クヌートは、母熊のトスカ (Tosca) と同じ飼育舎で、他の2匹のメスグマのナンシー (Nancy)、カチューシャ (Katjuscha) と共に暮らしていた。 このうちのどちらかがクヌートの花嫁になればという期待もあったが、メスたちはクヌートにかみつくなど暴力的な態度を見せた。 ネットには、カチューシャがクヌートののど元に飛びかかり噛み付こうとしたあと、クヌートを池に突き落とす映像が投稿され、クヌートを心配する声があがっていた。
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※追加3_ 母親の育児放棄のために飼育係に人工飼育され、その愛くるしさから世界中で人気者となったベルリン動物園のシロクマ「クヌート」が、同じ飼育場の年上のメスグマたちから攻撃されている。「新入り」に対する先輩グマの洗礼の可能性もあるが、ファンらは「いじめでは?」と心配している。

3歳になったクヌートはすっかり大きくなったが、今でも同動物園随一の人気者だ。 独ビルト紙などによると、クヌートは先月、母親のトスカ (24) といずれもメスのナンシー (21)、カチューシャ (24) と同じ飼育場に移されたが、3頭から脅されてうずくまっている様子やカチューシャから池に突き落とされるシーンが目撃された。

動物園は「クヌートは年上の3頭と比べるとまだ筋力が足りない」としているが、ファンの心配をやわらげるためか、クヌートのお相手となるような若いメスグマを探しているという。

以上

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