シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

生物の不思議な多様性

2018年04月15日 | 動物いろいろ生態
写真は「ブチハイエナのメスの産道のイメージ」(with news) から。
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ブチハイエナのメスの外見はオスそっくりなんだそうです。 でも記事を読むと、メスはちゃんとメスで、外見上 オスと同じように見えるだけらしい。 しかも 初産の 60% が死産、母親も初産の傷が原因で 20% が死んでしまう、という過酷な出産環境ですが、今まで生き残っているということは、そうした確率にもかかわらず 出産数が多いということを意味していますね。

また アリの一種は他の種類のアリを奴隷にするなんて、これまたびっくりの動物があるものですね。 他にも オーストラリアには育児嚢 (いくじのう) を持つ動物が何種類もいたり、卵で産んで母乳で育てるカモノハシという変な動物もいたりと、動物世界もいろいろです。
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「ブチハイエナ・メスに男性器? そこから出産!?」(4月12日 with news)
「なぜ、サムライアリは “奴隷狩り” をするのか」(2016年8月16日 西日本新聞)

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けれど 人間世界だって、男と女が好き合うのが殆どですが、少数ですが男同士・女同士で好き合う人もいることなどからすると、例外あり、多様性ありが本来は普通なのかもしれません。

昔の日本の武将らの多くは、小姓を愛し、本妻をもらい、側室がいたのが普通だったなどの文献を読むと、現代とは違う感覚で生きていたのかもしれません。 現代でも イスラム世界では複数の妻を娶ることが許されています。 一夫一婦制というのは、清教徒の思想が広まってきた結果といわれています。

全ての人間が同じ顔、同じ考え、同じ行動をとっていたら、と考えると これほど面白くない話しもないとも思えます。 多少ずつ顔も 考え方も違うから、かえって面白いのかも。

地球上に多種多様の生物がいるのは、恐らく突然変異で それまでとは違う種類の生物が生まれ、それが環境変化や様々な外敵要因で、淘汰され、生き残ってきた結果なのでしょう。 ですから 今 各地に存在しているのは、それら突然変異と自然淘汰の結果だと想像します。

オーストラリアだけに育児嚢 (いくじのう) を持つ動物 __ 代表がカンガルー __ が残っているのは、大型肉食獣がいなかったからです。 そりゃそうでしょう、育児嚢に子供を抱えたままでは肉食獣から逃げ切れず、食べられてしまい、淘汰されて消えていたはずです。
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マンモスや恐竜も環境変化に適応できず、淘汰されたのでしょう。 それら生物の頂上に君臨するのは人類ですが、果たして人類は今後も永遠に淘汰されないといい切れるでしょうか?

今現在 地球の人類は 70億人を超えています。 このまま出生する子供が増え、昔のように死亡する新生児が減って行くとすると、また 現在の人類の寿命が 90歳、100歳と伸びて行くと __ 地球は人口爆発とまでいわなくとも、人類で満ち溢れないとも限りません。

昔は世界中で 至る所で戦争が起きていましたから 死ぬ人も多く、また医療衛生が未発達でしたから、病気伝染病で死ぬ人も多かったので、世界人口の増加は緩やかでした。

今は昔ほど 戦争は多くなく、また医療衛生の発達で生き延びる人が増えて、急激に人口が増えています。

ネズミは増えすぎると、なぜかゾロゾロと集団で海に向かっていき、海で溺れて相当数が死んでしまうともいいます。 世界最大の人口を擁する中国で肺ガン発生率が高く、当然 亡くなる人も多いはずですが、なぜか肺ガンの原因の1つとわれる 工場や暖房の排気ガスを減らすような規制をしません。

それは分かっているのだが、規制できないのかも __ 工場の排気ガスを減らすか清浄な排気ガスにすると、どういうことになるか __ 生産額が落ち、失業に繋がる。 清浄な排気ガスにするには高価な装置が必要でコスト上昇になる。 暖房の排気ガスを減らすには、安価な石炭暖房を減らし、高価な石油暖房などになるため、庶民を締め付ける政策は取りにくい __ のかも。

なにやら 集団で海に向かうネズミと中国が重なって見えてきます。 共産主義しか認めず、多様性を認めない中国は、果たして あとどのくらい生き延びられるのでしょうか。

以上

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