シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

AF機墜落事故原因は?

2009年06月25日 | 事件事故の多い世
写真は、ブラジル沖の大西洋に墜落したエールフランス (AF) 機の残がいを捜索するブラジルの潜水隊隊員。
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事故原因が明らかにならないと、安心して飛行機にも乗れません。 もっとも、毎日 世界で何百機も安全に飛んでいる上、事故確率からしたら自動車事故よりも低いんですが、穴があいたとしても 空中で一時停止して確認・仮補修もできません。
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後日追加_ 「ブラックボックスの発信音途絶える、墜落の AF 機」(CNN 7月11日) _ ※追加Aへ
「墜落の AF 機、空中分解せず海面に激突 仏調査」(CNN/パリ 7月3日) _ ※追加0へ
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ウィキペディアから __ AF 447便 墜落事故は、09年6月1日、アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港発シャルル・ド・ゴール国際空港行きのエールフランス 447便 が、航行中 大西洋上に墜落した事故である (※追加1へ)。
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「AF 機、空中分解か 遺体の損傷状態から推測」(CNN/パリ 6月22日) __ ※追加2へ
「AF 機は空中分解か 仏紙が報道」(産経新聞/パリ 6月11日) __ ※追加3へ
「AF 機が消息不明、乱気流で電気系統に異常か」(ロイター/パリ 6月1日) __ ※追加4へ
ウィキペディアから_ ■ エアバス A330-200型機 ■  ※追加5へ

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1ヶ月近く過ぎても見つからないフライトレコーダーが事故原因を解明する鍵なんですが、このまま回収できないと 記事にあるように遺体損傷からの推測_空中分解になってしまうでしょう。 でもなぜ空中分解に至ったか? これが結論付けられるのは1年以上先かも知れません。

乱気流 異常気象が原因となると、これはもうお手上げに近いですね。 というのもまだまだ気象そのものが完全に解明されておらず、予測が不可能に近いものだからです。 気象予報は過去の経験を元に予想しているだけで、突発的な異常気象は未だに予測は不可能です。 私もエアポケットに入ったプロペラ旅客機に乗り合わせたことがありますが、あの急激な降下は気持ちがいいとはとてもいえません。

大気は常に一定の気圧ではなく、絶えず変化していますから、そんな気圧の境い目に大きな旅客機が挟まったら どうなるでしょうか? 私は専門家ではないので、こうだとはいえませんが、機体は何らかの圧力を受けるでしょうね。

飛行機という乗り物は事故確率は低いが、事故が起きてしまうと死傷者の多い惨事になってしまうのは避けられません。 安全対策を三重 四重 五重にして、過去のどんな飛行機事故が生じても絶対安全な飛行機を作ることは技術的には可能でしょう。 でもそうするとコストがベラボウなものに跳ね上がり、とても従来の料金では引き合わないことになります。

二重 三重の安全対策をして、なおかつ競合飛行機メーカーに負けない飛行機を作ることはどの飛行機メーカーもしていることでしょう。 米ボーイング社が再々新型機の出荷を延期しているのも安全のためなら理解できます。

私の印象では、エアバス社の飛行機は事故が多いように思います__その根拠はといわれると明確な根拠はないのですが、過去の事故報道の記憶だけです。 早く安心してエアバス社の飛行機が利用できるよう、事故原因の早い解明と対策を望みますね。

以上


※追加A_ ブラジル沖の大西洋上で6月1日に起きた、エールフランス航空のエアバス 330─200型旅客機の墜落で、フランスの航空事故調査局は10日、同機の飛行記録装置、操縦室の音声記録装置が入るいわゆる「ブラックボ
ックス」が位置を知らせる発信音が途絶えたことを明らかにした。

ただ、ブラックボックスは墜落原因の解明で大きなカギとなるため、ソナーなどを備えた海洋調査船を出動させ発見に努める。 墜落したと想定される海域ではこれまで米海軍艦船2隻、仏海軍の潜水艦が出動してブラックボックスを探していたが、発信音停止に伴い、作業を中止する。

同機には乗客乗員228人が搭乗。 これまで約50遺体が収容されているが、ブラジル軍当局は6月26日、遺体や残がいの捜索中止を発表している。 現場海域の海流が速まっており、新たな遺体発見などを望めないことが理由だった。

墜落の原因は依然不明だが、仏航空事故調査局は今月2日、同機は空中で分解したり故障することなく、無傷のまま機体下部から海面に激突したとの事実を明らかにしていた。 残がいの調査で、墜落機は海面に対してほぼ垂直に落下していたことが判明した。
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※追加0_ 今月1日にブラジル沖の大西洋で墜落したリオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス機は、空中で分解したり故障することなく、無傷のまま機体下部から海面に激突したことが、仏航空当局の調査報告で2日明らかになった。

調査官によると、当局が現場から回収された残がいを調べたところ、墜落機は海面に対してほぼ垂直に落下していたことが分かった。 あらゆる物体が機体の上部に跳ね上がり、乗員乗客228人は脱出の準備をする余裕がなかったとみられる。

収容された遺体の検視結果はまだ出ていない。 当局は誰も生存できなかった原因や墜落の衝撃の程度を、検視結果を見て判断することにしている。

墜落はエールフランス航空の75年の歴史で最悪の惨事となったが、墜落原因はまだ解明されていない。 調査官は、墜落機と同じ機種のエアバス A330型機 を運航停止とする理由はないとする一方、墜落機から発信された24回の自動メッセージから、機体のオートパイロット装置が速度や方向などの情報を受けておらず、自動操縦飛行が不可能な状態だったことが判明したと語った。

墜落機は手動操縦を必要としていたが、パイロットが実際に手動で操縦していたかは不明。 墜落機に注意を払っていた航空管制官が当時誰もいなかったことも、当局の調査で明らかにな
ったという。
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※追加1_■ 事故の概略 ■
当該機は乗客 216人、乗員 12人 を乗せ、5月31日ブラジル・リオデジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港を出発した。 グリニッジ標準時間 (GMT) の6月1日2時14分ごろに最後の交信が行われた後、消息を絶った。 なお、その際に機内の与圧が低下したとの交信があった。 その後、電気系統の異常を知らせる自動メッセージが同機から発せられた。 当時の航路上では落雷を伴う乱気流が発生していた。

また、同時間帯に現場付近を飛行していた TAM 航空やエアコメットの乗客・乗務員から「炎に包まれたもの」・「強烈な閃光」を機内から目撃しており、ブラジルやフランス・スペインなどの各軍隊が、消息を絶ったブラジル沿岸から北東約 365km のフェルナンド・デ・ノローニャ周辺で捜索を行った。

その結果、6月2日にブラジル空軍がセントピーター・セントポール群島付近の大西洋上で座席やジェット燃料など航空機のものと思われる残骸を発見。 その後、ブラジルのネルソン・ジョビン国防相はこれらの残骸がエールフランス 447便 のものであると断定し、この海域に墜落したことを確認したと発表したが、これらの回収物は後の調査で「木製の」荷台で機体の破片ではなかったと判明した。

その後、ブラジル軍が現場海域で乗客と見られる遺体や AF の社名が入った座席や機体の残骸、447便 の搭乗チケットなどの遺品を相次いで発見したことを6月7日に発表した。 翌8日には、機体の垂直尾翼が回収されている。

現在はブラジル海軍の軍艦に加え、フランス海軍が観測艦に搭載している水中探査機や原子力潜水艦を動員して機体の残骸やフライトレコーダーの捜索・回収を行っている。 生存者がいる可能性は低く、全員が犠牲となった場合は AF の75年の歴史において最悪の事故となる。

■ 事故原因 ■
落雷が発生し電気系統が故障したのではないかという説が浮上した。 落雷による墜落事故としては1963年のパンアメリカン航空 214便 墜落事故がある。 元機長の前根明は『飛行ルートだった赤道付近は帯状に積乱雲が取り巻いていることが多く「雷に悩まされることは多い」』とし、「気象上の問題を引き金に、複数の障害が連鎖して操縦を困難にした可能性がある」と指摘している。

ただし 雷が落ちても両翼や尾翼の先などに取り付けられた放電索により機体外に放電する構造になっているうえに、操縦機器に影響を与えないように過大な電流が電気系統に流れないようにサージ防護機器が設置されている。

他の説として、6月4日のルモンド誌は乱気流に入る際の速度を誤ったのではないかという説を掲載した。 消息を断つ直前に事故機の速度計に異常が発生していたという報道もある。 AF 社がエアバス社に勧告されていた速度計の交換を行わなかったためではないかという説も浮上した。
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※追加2_ ブラジル沖の大西洋上で6月1日に起きた、AF 航空のエアバス 330─200型 旅客機の墜落で、収容された遺体の損傷状態から機体が空中分解した可能性が高いことがわかった。

原因解明にあたるフランス航空事故調査局が18日、ブラジルの検死官から得た情報として明らかにした。

ブラジル側の検視官が収容された遺体を確認したところ、遺体は腕や脚、腰などが骨折しており、衣服がほとんど残っていなかった。 これまで、約50遺体が回収されている。

また、ブラジル紙報道によると、遺体の 95% に見られた足や腕、腰の骨折は、非常に高い場所から落下した場合に生じる傷と似る一方で、頭蓋部分に外傷が余り見られなかった。 もしも機体がそのまま海水面に突っ込んでいれば、頭蓋部分の負傷が多いはずで、このことからも空中分解した可能性が高いという。

さらに、遺体の粘膜部分には窒息状況に陥った場合に見られる赤斑が見られたことからも、酸素濃度の低い上空で遺体が機外に投げ出されたことが伺えるとしている。

以上の結果から航空専門家は、約3.5万フィート (約10,670m) の上空で機体が分解したとの見方を強めている。 同機には、乗員・乗客 228人 が搭乗していた。
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※追加3_ 仏フィガロ紙は11日付で、ブラジル沖に墜落した AF のエアバスA330機が「空中分解した可能性がある」と報じた。

同紙によると、同型機の速度計測器は空気の流入によって速度を測定するが、排水システムに問題があり、結氷のために計測できなくなることがしばしば起きていたという。 事故当時は暴風雨状態だった。

速度計の故障で機長は自動操縦から手動に切り替えたが、速度調整などが困難になり、機体が「異常に強い圧力」を受け、「胴体に穴が開く」などして空中分解したという。
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※追加4_ ブラジルのリオデジャネイロからフランスのパリに向かっていた AF 機が大西洋上で消息を絶った。 消息を絶ったのはエアバス製の AF447便 で、乗客 216人、乗員 12人 の合わせて 228人 が搭乗していた。

AF によると、同機は自動メッセージを通じ、強い乱気流に突入した約15分後、電気系統に問題が生じたと連絡していた。 また、同社スポークスマンは、同機が落雷にあった可能性があるとの見方を示した。
 
AF のピエールアンリ・グルジョン最高経営責任者 (CEO) は「おそらく大惨事に直面することになる」と語った。 フランス政府の高官は、ラジオに対し「恐ろしい悲劇だ」と述べ、ハイジャックなどの可能性を否定した。
 
ブラジル空軍は、同機は消息を絶った時点で大西洋上をかなり進んでいたと明らかにし、軍の飛行機が AF 機を捜索していると述べた。
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※追加5_ この型は 300型 の短胴型であり、胴体部分で 5.3m 短縮されている。 短胴化に対応して、垂直安定板が 1m 延長され、ラダー面積も増積されるなど、安定性が改良された。 1995年から開発を開始し、97年8月13日に初飛行した。 3クラス構成の旅客数 253名 で航続距離は 12,500km (6,750マイル) である。 動力は基本の A330型 と同型かつ双発。

A330-200型機 の運航はノースウエスト航空/エアリンガス/エールフランス/エア・トランサット/オーストリア航空/エミレーツ航空/エバー航空/ガルフエアー/ LTU /マレーシア航空/カンタス航空/カタール航空/スイスインターナショナルエアラインズ/メヒカーナ航空及び TAM 航空が含まれる。

■ 2009年現在 事故概略 ■
・機体損失事故:2回、総計 235人 死亡。
・他の原因:1回、総計 0人 死亡。
・ハイジャック:2回、総計 1人 死亡。

インシデントの件数はそれなりにあり、警報装置関連のトラブルが報告されている。 重大インシデントで有名なのが大西洋上空で双発の両エンジンが停止し滑空着陸したエアトランサット 236便 滑空事故__燃料切れによる無動力緊急着陸である。

以上

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