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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

失恋① 他人の恋路を邪魔しては

2023年07月12日 | トホホなマイラブ他
右はネットから拾った画像を重ねて作った “風呂上がりの女性“ イラストです。
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YouTube には多くの人たちの “馴れ初め告白“ が投稿されています。 それだけ多くのそれぞれの人生があり、多様な出会いがあり、恋を成就させて結婚に漕ぎ着けた話しが読めて面白いです。 (多少盛ってあったり お化粧したりしても) 殆ど実話でしょうからね。

私には上手くいかなかった若い日の失恋がありますが、思い返すと その帰結も当然かなと自分で今 納得しています。 しかし その納得に至るまでには何十年も思い悩み、やっと これで良かったのだと思える心境に至りました。 以前投稿した内容の蒸し返しも含まれますが、そこはご容赦を願います。 その告白録の前に __
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学生時代の前半 彼女のいなかった私は、彼女がいる友人を羨ましく眺めていました。 その例として3つ __

1) 別学科の1年先輩の鹿島さん (仮名) が私と同じ趣味のオーディオ・レコード鑑賞だったので、私が時々 自分の LP を抱えて、その先輩のアパートにお邪魔していました。 ある時 大学前から街の中心部に向かうバスの中で 鹿島さんを見かけましたが、女子学生に積極的に話しかけているのを見てお邪魔虫かと思い、声がけしませんでした。

後日 鹿島さんのアパートを訪ねると、玄関口に “女ものの靴“ が揃えて置いてあるのに気づきました。 出てきた鹿島さんは「あっ 今日は立て込んでいてなぁ 悪いけど また違う日に来てくれる?」といって後ろ手に部屋のドアを閉めるので、「あっ はいっ 分かりました」といって引き返してきました。 他人の恋路を邪魔してはいけないと思い、もうそこには行きませんでした。

2) たまたま日曜日午後 大学構内のクラブ室にいると、同じ学科の同級生 太田さん (仮名) が若い女性を連れてクラブ室にやってくるのです。 デートの一環で連れてきたようでした。「おー いたのかぁ」といってましたが、私と彼女を紹介しました。 他人の恋路を邪魔してはいけないと思い、私は早々にその場を立ち去りました。

私の直感で 太田さんは彼女にまだ迫っていないと推理しました。 なぜかというと、紹介の間中 彼女が私を興味深そうに見ていたからです。 2年後 彼女に肘鉄 (ひじてつ) を喰らって、そのお付き合いの2年間 太田さんが彼女に贈った贈り物を全部宅配便でつっかえされたそうです。

3) 同じ学科の別の同級生 井出川さん (仮名) のアパートにも時々行って、(私の趣味とは畑違いの) ロック LP を聴いては あーたら こーたら どうでもいいような話しをしていました (学生は金はないが “暇“ はいくらでもあるのです)。 ある夕方どき 男も女も興味のある “あの事“ について話しが出て、未経験者の私が否定的な想像話しをしました。

すると 経験者だった井出川さんは「バカ スゲ~気持ちいいゾ!」というのです。「そーかー」などと応じていると、コンコンとノックして女学生が入ってきました。 風呂帰りらしく 小さな洗面器を小脇に抱え、髪を洗ったらしく、顔が上気して やや赤い顔をしています (洗面器のタオルの下には石鹸ほか着替えた下着が入ってるのが容易に想像出来ます)。

井出川さんはややアセった様子で 私と彼女を紹介します。 その間 彼女は私の顔をまともに見ようとしません。 “早く帰ってくれ“ というテレパシーが強く伝わってきたので、「ははぁ これがさっき話していた “スゲ~気持ちいい“ 彼女だな」と推理しました。

紹介が終わると私はすぐに立ち上がって「それじゃ 帰るから」というと、井出川さんは「あっ 帰る? そっかー じゃ またなー」と何だか嬉しそうでした。 私が部屋を出た後、「お前 急に来たんでアセったぞ」などといって、ドアの鍵を掛けたと思います。 スマホが無かった頃の話しで、今だったら彼氏に事前に電話確認して来るでしょう。

そこも 他人の恋路を邪魔しないよう 以後の訪問を封印しました。
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という具合に “他人の恋路を邪魔してはいけない“ 3件でした。

今日はここまでです。

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