
以下 2月17日「日刊ゲンダイ」から_“元プレイメイト怪死事件” __ アンナ・ニコル・スミス (39 冒頭写真) の死にはナゾが多い。
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● 豊胸手術 __ 元は18歳で長男を出産したテキサス出身の貧しいストリッパーだったアンナ。 それが、88センチのバストを手術で120センチに膨らませたことで人生は変わった。 93年のプレイメイト・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、テキサスの石油王ハワード・マーシャル氏 (当時89) と94年に結婚したが、1年後に石油王が死去。 570億円の遺産相続権を巡り、石油王の前妻の息子と法廷闘争を続けてきた。
● ナゾの死 __ アンナは昨年9月に長女ダニエリンちゃんを出産したが、その3日後に20歳の長男が急死。 薬物が原因とみられているが、真相はナゾ。「そして今月8日に、フロリダのホテルでアンナ本人も急死した。 外傷もなく、違法な薬物も検出されていません」(地元紙記者)
● 3人の父親 __ アンナの死によって 570億円の相続権は赤ん坊のダニエリンちゃんが引き継ぐ可能性が高いが、「私が父親だ」と連日のごとく男が名乗り出ている。「出生証明書では、父親は弁護士ハワード・スターン氏ですが、正式に結婚したわけではない。
そこに元恋人の芸能記者ラリー・バークヘッド氏が『私が本当の父親だ』と DNA の採取を要求した。 裁判所はこれを却下したが、今度はアンナと10年以上も不倫関係にあったという往年のハリウッド女優ザ・ザ・ガボールの夫フレデリック・アンハルト氏が『自分の娘』と主張し始めた。 30人の男と同時に遊んでいたアンナだけに、壮絶な親権争いに発展しそうです」(在米ジャーナリスト)
● 石油王の娘? __ 火種はまだある。 実は長女の父親は石油王だと報じるメディアもある。 アンナが、遺産を巡る裁判を有利に運ぶため、冷凍保存していた石油王の精子で妊娠したというのだ。 本当なら、アンナの親族が長女の “後見人” として名乗りを上げる可能性もある。
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亡くなった当事者には気の毒ですが、米三文小説か米 TV ドラマを見ているような記事です。 私もミーハーですから、記事を読んでしまいました。 多額の遺産を残すと、急に親族がぞろぞろと現れるのは洋の東西を問いませんね。 私も去年 社会勉強をしました (※)。「メリー・ウィドウ」は、巨額の遺産を手にした若い未亡人を巡るドタバタ劇が筋となっている傑作オペレッタで、パーティでは取り巻き連中が出てきます。
100億でも 100兆でも構いませんが、使い慣れていない額のお金を手にしてどうするのでしょう。 私もそんなお金を手にしたことはないので 想像もできませんが、大概の人はやることが決まっています __ 高級車を揃え、豪邸を建て、いい服を着て、豪勢な食事をし、漫遊旅行をするか群がる人に小金をバラまく __ あんまり面白そうではないですね。
大体 そんな額まで増やすことがなかった人たちが殆どでしょうから、直ぐに使いきってしまうのが関の山では。 それを元手に更に増やすなんて、まず想像できません。 本当の金持ちは大概ケチな人が多いとも聞きます。 ケチでなれれば、金持ちを続けられないのでは。 使うのは簡単ですが、稼ぐのは大変ですよ。「ケチ」というのは回りの人がいったことで、おこぼれにあずかろうと近づいたが それを手にできなかった人がヤッカミにいったのではないでしょうか?
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今年2月に急死した米国の元モデル、スミスさんの長女をめぐり、3人の男性が「自分が父親だ」と争っていた問題で、バハマの裁判所は10日、DNA 鑑定の結果、父親は写真家ラリー・バークヘッドさんと確認した。 米メディアが伝えた (4月11日 時事通信)。
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6月5日「リッチマン・プアマン」、11月10日「社会勉強 (1) 遺産」も参照下さい/ TB をクリックすると飛びます。
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