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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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現職首相の真珠湾訪問の意味は

2017年01月05日 | 政治家 政治屋?
左写真は所感を発表する安倍首相。 右は真珠湾攻撃を経験した元米兵にオバマ米大統領とともに声をかける安倍首相 (27日午後、米ハワイ・真珠湾)。
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年末に安倍首相が米ハワイを訪れ、オバマ大統領と一緒に 旧日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊しました。 報道はそれほど盛り上がったものとはならず、日米マスコミは好意的に淡々と伝え、中韓2国は “いつものように” 日本に批判的でした。
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『日米関係の “癒しの頂点” だ」 安倍首相の真珠湾訪問、海外メディアが好意的に伝える』(12月28日 The Huffington Post)
『意外とトランプ支持者にウケた? 真珠湾訪問 “ショー”』(12月28日 ニューズウィーク)
『安倍首相の真珠湾訪問 日米に残った “わだかまり” は解けたか』(12月28日 The Page)
『安倍首相の真珠湾慰霊、海外メディアはその狙いと成果をどう見たのか?』(12月28日 NewSphere)

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日米2国にとっては、どのような意味合いがあったのでしょうか。 米国からすると、5月のオバマ大統領の広島訪問への返礼、退任するオバマ大統領への最後のはなむけというか政治ショーでもあった気がします。 もっと突っ込んでみると 就任前のトランプ氏へ早くも会談して現職大統領の顔を潰しかねない安倍首相のとりなし、ということにも思います。

日本からすると、先の大戦で敵国同士だった日米双方のわだかまりを完全に払拭する儀式の第3幕だったのではないでしょうか。 第2幕はもちろん 5月のオバマ大統領の広島訪問ですし、第1幕は15年4月の安倍首相による米議会での演説だったと思います。 第4幕は今の所 考えられません。
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『安倍首相が真珠湾で犠牲者を慰霊しても “歴史は清算できない” =中国』(12月31日 Searchina)
『安倍首相の真珠湾訪問、韓国メディアが “韓国侵略・慰安婦問題の責任は回避” と指摘』(12月28日 Record China)

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次期大統領のトランプ氏はこうした儀式めいたことはしそうもないですし、彼の辞書には書いてないんじゃないですか。 それよりも、新大統領は東アジア政策でどう出るか、これが日本にとって最大の注目点です。

オバマ大統領は争いを好まなかったから、東アジアでは中国はある意味 やりたい放題です。

それを米保守派が快く思っていたかどうか。 トランプ氏へ投票した有権者にはそうした人たちが少なからずいたのではないでしょうか。 従って 次期大統領は南シナ海の中国が建設した人工島に対して、何らかの行動を起こす可能性があります。

それはどのようなものになるか、新政権チームの中で色々と策が練られているのではないでしょうか。 新政権が発足すると、米国務省や国防省と擦り合わせを行い、目標に向かって行動に移ると予想します。
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『中国空母 “遼寧”、南シナ海で初の発着訓練』(1月4日 日経)
『米空母、西太平洋派遣へ 中国の南シナ海での活動けん制か』(1月4日 日経)
『台湾総統との電話会談、中国との対決も辞さないトランプ次期大統領』(12月15日 石 平/Wedge Infinity)

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北朝鮮の核問題についても、米国にとり大いに脅威と判断すれば、”北の核・ミサイル施設への奇襲攻撃” が現実化する可能性があります。 水面下で交渉があったかどうかは分かりませんが、オバマ政権は表面上は、6カ国協議にまかせて直接は動きませんでした。

米国による奇襲攻撃、韓国軍による暗殺部隊が動くのか、それともその前に北朝鮮が崩壊するのか、どれが現実のものとなるか、予想できません。
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『韓国軍が “金正恩暗殺部隊” を年内に創設』(1月4日 Daily NK)
『韓国・朴槿恵大統領、往生際の悪い退陣表明 “進退は国会に任せる” と最後までしがみつく』(11月29日 東洋経済)

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韓国の THAAD 配備についても、現政権と取り決めた通り 着々と配備を進めるでしょう。 ただ現政権が弾劾でぐらついている中 今年いっぱい持つのか、それとも途中で崩壊すれば新政権との再交渉になるでしょうが、新政権が今の政権が取り決めたものを履行するかどうか、それは分かりません。

履行しないとなったら、米次期政権が韓国にどう圧力を掛けるか、これも全く予想できません。 いずれにしろ 予想できないことだらけですが、今の大統領のような対応とは違って、米保守派に受けるような政策を打ち出すことが考えられます。 以上はすべて いちシロウトの戯言 (たわごと) です。

以上

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