シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

オーディオも “体力勝負” か?

2021年08月20日 | オーディオの今は
開封の “儀” __ 左は修理会社 レリックから取次店経由で自宅に運んだ箱2つ。 中央上の小袋はユニット内の交換したネジ・座金など。 右は 取り付け前にテーブルに乗せたユニット。 手前の3つ穴の下が接続するコネクター部分。 ビスの数が多い。
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18日 修理の上がってきた TANNNOY ARDEN の SP Unit : HPD385 を無事 エンクロージャーに取り付けましたが、鳴らす前の感想は “疲れた~” でした。

38cm SP・ユニットそのものの重さは5~6kg と思いますが、それをエンクロージャーの穴にあてがい、ナット穴に合わせて4本のネジをスパナで締めるのですが、慎重にナット穴に合わせてユニットを片手で支えていたら、脂汗が出てきましたね (19日)。

慎重に持ってないとコーン紙に傷が付かないとも限りません。 実際 十数年前には、SP 上に置いていた十枚ほどのプラ製 CD ボックスを落っことしてしまい、咄嗟に膝で受けたら、コーン紙に角が突き刺さってしまい、数センチ破ってしまったりしました。

ですから “慎重に 慎重に” 持ったインチネジをナット穴にあてがい、そのまま指で軽く締め、さらにスパナで締め上げるのですが、ユニットの影でなかなかナット穴の位置が見えず、ユニットをグラつかせながらナット穴を探り当てていたら、5~6kg のユニットがズリ動いてしまい、エンクロージャーの丸穴の淵を少し傷付けてしまいました。

次の写真の中央と右の丸穴の黒淵の地が削れて、少し明るく見えるのはそのためです。 いずれ 車用で余っている黒のタッチペイントで削れたエンクロージャー板に塗っておく積りです。



左は取り付け前で、エンクロージャー内から接続の線が垂れ下がっている。 奥に見えるオレンジ色の吸音材はスポンジ。 中央は取り付け後の左 SP で 下の工具は使ったスパナ。 取り付けたインチ・ネジも新品で光っている。 右は同じく取り付け後の右 SP。 新品コーン紙の色が青紫色で鮮やかです。
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エンクロージャーに使われる板を見ると、一枚板は上下と側面だけの4枚、前面・後面は圧縮材のようです。 木材チップ材を原料とする板材には、MDF・パーティクルボード・配向性ストランドボードなどがありますが、裁断サイズは順に大きくなります (最後に写真掲載)。

この ARDEN には中間の “パーティクルボード” を採用しているようで、SP ユニットの金属部分が切断面に当たると崩れやすいようです (チョッピリ残念)。

そして ようやく鳴らし運転を始めましたが、張り替えたコーン紙は立派に作動し、鳴ってくれます。 エージングはこれからです。

38cm SP を自力で扱おうとするには体力もいると思いました。 次のエッジ交換時期の20年後には エッジよりも私の体が “くたばるのが先” かも知れません。
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また 小口径 10cm・フルレンジ SP で幾ら音を大きくしても、”音像” が大きくならない印象がします。 それが同じ音楽ソースでも 38cm SP で聴くと音像が大きく聴こえるのです。 これはどうしようもありません。

ただ 12.5cm・フルレンジ SP の BOSE 製 ITALIANO は、SP 口径と同じ位の大きなマグネットを使っているためか、比較的大きな低音・音量が聴こえます (イタリアーノは外見上は 10cm にしか見えないのですが、ユニットの外枠まで計測すると 12.5cm になります)。

これから SP はマグネット (永久磁石) も重く大きいのがいいのだろうと推測します。


左から MDF (medium-density fiberboard 中密度繊維板)、パーティクルボード、配向性ストランドボード。

今日はここまでです。 

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