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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

新たな遺体処理法

2011年09月07日 | 分からな~い人生
写真は、液状化マシンの説明動画ニュースから。
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う~ん 世の中には色んなことを考えつく人もいるもんですね。 父と叔母を野辺送りした者としては考えさせられます。
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「火葬よりエコな死体液状化マシン『Resomator』まもなく稼働」(9月1日 ギズモード・ジャパン ※追加1へ)
ウィキから __ アメリカ合衆国においては宗教的理由により火葬より "土葬" が … ※追加2へ
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最も気になるのは、その液状化の所要時間が "2時間半~3時間かかる" ということです。 更に骨を砕いて遺灰にする工程も残っていますから、遺体を運び込んで最終的に4時間以上かからないと、遺骨として受け取れないようですね。

普通の火葬だと大体1時間くらいのものと記憶していますから、これですと効率が悪いように思えます __「なぁに、火葬の釜の4~5倍の液状化釜を用意すれば同じですよ」といわれそうですが、4~5倍の設置面積が必要となりますから、せまい国土の日本向きではないように思えます。

あと 液状化された廃液 (といっていいのかどうか迷いますが …) はどう処理するのでしょうか? まさか下水に流すか、海にでも捨てに行く __ いや敷地外に運び出すのはコストが掛かるから、しないだろうと想像します。

今どきの火葬場は、煙突がなかったか 煙が出なかったように記憶しています。 高温ガスによって棺桶ごと焼いてしまうので、煙が殆ど出ないようです。 煙が出るのは、近隣住民から快く思われないからでしょうね。 ですから、昔 "煙突から煙が立ちのぼる焼き場" などといっていたのは死語になりつつあります。 田んぼの真ん中とか山沿いにあるのですが、行って初めて気が付くような施設外観です、最近の火葬場は。

液状化葬儀の需要があるのかどうかは不明ですが、液状化設備は ただっぴろい国土の米国で、しかも運び込んで半日後に再度集まることに抵抗のない米国人家族向けかも。 ただ、映画などで見ると 米国では火葬せずに棺桶をそのまま埋葬するのではないかと思いますが、(土葬は費用が掛かるらしいから) 葬儀事情も変わってきているのでしょうか? もうじき稼働するそうですが、"最初の人はちょっと緊張しますよね!" の文章には笑っちゃいます。 私も最初の胃カメラ検査では緊張しましたからね。

今日はここまでです。


※追加1_ 死んだら希望は土葬、水葬、火葬、風葬、鳥葬、冷凍粉末化 ... それとも液状化? 「液状化」ご希望の方は、こちらの「Resomator」を使いましょう。

まるでロジャー・コーマンのB級ホラー映画みたいな話だけど、これ 架空のマシンじゃありませんよ。 英グラスゴーの Resomation 社が米フロリダ州サンクトペテルブルグの埋葬所にこのほど設営した「火葬よりエコ」な新埋葬マシンなのです!

「Resomator」はスチール製の密閉容器です。 同社創業者の生物化学者 Sandy Sullivan は動画でこう話しています。

[死体液状化手順]
a)棺桶から死体を入れて扉をロック (むごー!)
b)水と水酸化カリウムの混合液を入れます
c)室内圧力を 10気圧に上げ、気温 356F (180C) で「2時間半~3時間」放置 (時間は体の大きさと焼き加減によるとか?)
d)きれいさっぱり白骨化
これは「アルカリ加水分解」と呼ばれる処理です。 骨以外の体組織を全部溶かし、個体から液体をきれいさっぱり取り去ってくれるんですね。「廃液は無菌で、DNA も含まれておらず、環境へのリスクはない」(Sullivan)。

白骨化した死体は最後にいよいよ...

e)「Cremulator」(その名もずばりな遺灰メーカー!) にかけて骨を砕いて遺灰にします

いやあ ... ナチスとレイダーズ/失われたアーク《聖櫃》がごちゃ混ぜになったような世界ですが、これだと有害廃棄物も出ないし、温室効果ガス排出量は火葬より 3分の1 相当減るほか、エネルギー消費も火葬の 7分の1 に抑えることができる、とのこと。 気になる法律ですが、米国ではフロリダを含む7州で既にこの新手法の合法化が進んでおり、稼働第1号は今後数週間のうちに行われる予定です! 最初の人はちょっと緊張しますよね!

■ 冷凍して粉々に ■
「液状化はちょっと ...」という方には、カチンコチンに冷凍して粉々に砕いてもらう新埋葬手法もございます。 こちらはスウェーデンの生物学者 Susanne Wiigh-Masak が提唱する「Promession」なるメソッド。

[死体冷凍粉砕化の手順]
a)液体窒素で遺体を凍らせます。
b)振動で粉々バラバラに。
c)乾かして粉末化し、フィルター通して体内付属品を除去。
d)粉を生分解性の棺桶に詰めます。

なかなか情緒溢れる埋葬法ですね ... 環境負荷を最小限にしてあの世に去りたい人、火葬場から排出されるダイオキシン類に悩む自治体は検討してみられては如何でしょ?
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※追加2_ ウィキペディアから__ アメリカ合衆国においては宗教的理由により火葬より "土葬" が好まれる傾向が強い。 これはキリスト教の最後の審判に際しての死者の復活の教理を持つため、キリスト教会の伝統として火葬に否定的な見解があった事が背景にある。 しかし、2007年から始まった世界的な不況の影響で費用が掛かる土葬よりも火葬が執り行われる事が増えたとされる。

日本国外における火葬__"火葬" が増えている国のほとんどは、人口が急増する一方で、狭い国土故に土葬するための土地を十分に確保できないという現実的な問題に直面している場合である。 宗教に限らなければ、もともと火葬を習慣としているインドなども現在 10億人 以上の人口を抱えていることから、似たような問題を抱えているといえる。

チベット高地に住むチベット人にとって、最も一般的な方法が "鳥葬" である。 葬儀に相当する儀式により、魂が解放された後の肉体はチベット人にとっては肉の抜け殻に過ぎない。 その死体を郊外の荒地に設置された鳥葬台に運ぶ。 それを裁断し断片化してハゲワシなどの鳥類に食べさせる。 これは、死体を断片化する事で血の臭いを漂わせ、鳥類が食べやすいようにし、骨などの食べ残しがないようにする為に行うものである。

チベット高地で鳥葬が一般的になった理由の1つに、火葬や土葬は環境に対する負荷が大きすぎることもある。 大きな木がほとんど生えないチベット高地で火葬を行うためには、薪の確保が困難である。 しかし、森林の豊富な四川省のチベット人は火葬が一般的である。 土葬も寒冷なチベットにおいては微生物による分解が完全に行われず、かつ土が固くて穴掘りが困難なこともあり、伝染病の死者に対し行われる方法である。 伝染病患者を鳥葬・水葬にすると病原体の拡散が起こりうるからである。

以上

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