
写真はりんごをもらって “嬉しい顔” のシカ。
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12月27日 韓国外務省の作業部会は、旧日本軍の従軍慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に関し、交渉過程などを検証した結果、”秘密交渉” が協議の中心となり、元慰安婦の意見が十分に反映されなかったとし、合意を否定的に評価しました。
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当然 日本側はこの発表に反発しました __「合意に至る過程に問題があったとは考えられない」(12月28日 河野外相/産経)、「国内世論と外交、板ばさみの韓国・文政権」(同 読売)、「韓国大統領いばらの道 慰安婦問題、世論と対日で苦慮」(29日 日経) などはまだ穏やかな報道で、「韓国にそろそろ強めのカウンターパンチを繰り出そう」(同 ホウドウキョク) なる過激なものもあります。
当事国ではない第三国はどう報道しているかというと __「慰安婦合意に竹島問題 … 日本が文大統領に失望感、韓国との関係悪化の恐れ ―中国メディア」(30日 RecordChina)、「”慰安婦は宗教” 日本メディア非難一色」(同 RecordChina)、「韓国政府による前政権の外交的決定再検討の動きに日本反発、米も不満」(31日 RecordChina)、「合意は和解ではなく、二度と話題にしないためのものであり、最初から不備があった」(29日 ロイター/Newsphere)、 「日韓合意が急ごしらえであったことは確かだが、そこに日本の非がないことは合意の経緯からも分かる」(ウォール・ストリート・ジャーナル/Newsphere) と、概ね 韓国の発表に批判的です。
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またか!というよりは、こうも何度も何度も平気で他国との約束を反故 (ほご) にする “半島の約束を守らない人達” という 世界でもマレな国民性というか民族性は、どのように形成されてきたのでしょうか。 中国出身の石平氏が、これを見事にいい当てています。
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近代文明国家であれば、一度合意したことは、たとえ自国に不利なものであっても最後まで守るのが常識です。 韓国は近代文明国家になっていないのです。 韓国も北朝鮮も昔の李氏朝鮮の時代から何も変わっていないのです。 韓国は形としては民主主義国家になりましたが、『国家間の合意を守るべきだ』という意識がない (17年9月18日 ビジネス・ジャーナル「平気で国家間合意を破る韓国、なぜ世界の笑いものに? 石平氏に聞く」)
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韓国大統領ら首脳も、実は “前政権が決めた国家間の合意を守るべきだ” と分かってはいるが、国民の反発を恐れて 逃げの姿勢に傾いているのでしょう。 その意味では 韓国首脳は、指導的立場にありながら指導を怠り、大衆に迎合した政治姿勢を貫き、国民が求めるママにいつも屁理屈 (へりくつ) をこねているのです。 12月19日に来日した韓国外相と河野外相と会談で、その “屁理屈ぶり” が報じられています。
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「日韓合意について韓国民は納得していない」「納得させるのはそちらの仕事で、こちらの仕事ではない」「朴槿恵 (パク・クネ) 前大統領が勝手に決めて韓国外務省は関与していないので、正当なプロセスを経ていない」「首脳同士が合意し、両国外務省が最後は握手した。 これを正当なプロセスでないというのであれば今後、韓国とは何も決められない」__ 韓国外相は、これに明確な反論はできなかった (17年12月28日 産経「《日韓合意検証発表》韓国はなぜか気づかないが、日本は韓国に冷め切っている」)
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THAAD 配備にしても、同様です。 韓国国防部と在韓米軍が共同で記者会見し THAAD 配備を発表しながら (16年7月)、中国に強く反対され露骨な貿易制限をされると、運用を先延ばしすると発表しています (17年6月)。 しかし 北朝鮮のミサイルを発射を受けて、臨時配備という形で追加配備する方針に転じます (17年7月)。
ところが「17年12月の中韓首脳会談で、中国主席は THAAD 問題に関連、中国側の立場を明らかにし、韓国側がこの問題を引き続き適切に処理するよう希望し、韓国大統領に確認させたのです。 中国はこれをタテに “在韓米軍基地に設置済みの THAAD も撤去させろ” といい出す可能性があります」__「”南北共同の核” に心踊らす韓国人」(12月18日 日経ビジネス)。
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半島の国民は千年以上も中国の属国でしたから、国家というものはどういうものか、どう対処すべきか、政権が交代しても 前政権が諸外国と取り決めたことを簡単に破棄するものではない、など恐らく考えていないのでしょう。
そうしたことを考えもせず、宗主国 中国にいわれるママ 右向け、左向けといわれ、ハイハイと 指図に従っていただけなのでしょう。 指図に従わないと “ぶん殴られて” いたはずです。 けれど すぐには指図に従わない知恵を身につけました。 それが屁理屈です。 属国の悲しい “サガ” ですね。
そのまま千年以上も半島は中国の属国の後、20世紀初頭に一時 日本に併合され、第2次大戦後 今度は北朝鮮と韓国に分裂します。 今度の宗主国はソ連と米国です。 直後の朝鮮戦争では 犠牲を出しながら北朝鮮を軍事的に応援したのが中国ですから、ソ連の影響力はなくなり 中国が北朝鮮の後ろ盾となり、現在に至っています。
もっとも 最近の北朝鮮は、後ろ盾の中国のいうことをハイハイと聞いているかというと、どうもそうではないようです。
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Goo 辞書から __ 屁理屈 … まるですじの通らない理屈。 道理に合わない理屈。「屁理屈を並べる」「屁理屈をこねる」
「”コリアン・ロジック” で逆恨みする韓国」(16年6月10日 日経ビジネス) __ 韓国独特の奇妙な主張を――つじつまが合わず、時には韓国自らに損をもたらす論理を「コリアン・ロジック」と呼ぶ日本のビジネスマンもいます。
「”コリアン・ロジック” で逆恨みする韓国」(16年6月10日 日経ビジネス) __ 韓国独特の奇妙な主張を――つじつまが合わず、時には韓国自らに損をもたらす論理を「コリアン・ロジック」と呼ぶ日本のビジネスマンもいます。
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以上