シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

"独断と偏見" で世相・経済からコミックまで 読んで楽しい 面白い内容を目指します。 

素人政治家なのかオウンゴールなのか?

2022年09月25日 | 半島は近代国家?
左は『「この野郎ども」尹大統領の発言が波紋呼ぶ 』(9月22日 TBS NEWS)。 右は『尹大統領、会談を終わらせないように話し続けた』(9月23日 中央日報)。
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今年5月に大統領に就任した隣国の大統領が、外交デビューともいえるニューヨークで話題を振りまいています。
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『韓国・尹大統領、今度はニューヨークで「三度の恥」をかく』(9月23日 Record China) __ バイデン大統領との握手から対話を終えるまでの時間がわずか48秒程度の立ち話、暴言スキャンダル、韓国国旗のない30分の日韓首脳会談 (懇談?)
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なかなかに話題作りのうまい人です。 政治家っぽくないなと思って、経歴を見ると __ 1960年ソウル生まれ、1994年検事、2017年ソウル中央地検長、2019年検察総長候補と一貫して法曹畑の人です。 そして 2021年に次期大統領選挙出馬を公式宣言した “にわか政治家” のようです。

もっとも 前米大統領のトランプ氏ももともと政治家ではなく、企業畑の人でした。 彼の発言や行動も話題がつきものでしたね。 急に政界に入ると、自身の発言や行動がどういう影響を及ぼすか すぐには見通せないのかも知れません。

また ちょっとした発言がメディアに捉えられてしまうという件は、かつて英国のゴードン・ブラウン首相にもありました __ 2010年 年金生活者の女性と対談後 立ち去る際、胸に付けていたピンマイクのスイッチが入ったままである事に気付かず、「話さなければ良かった」「偏屈だらけの女」などの暴言がマイクに拾われる事態となりました。

でも 慎重すぎても迫力がなく、”聞くだけ岸田” とか “検討使” といわれるのも、困りますよね。 どう考えてるのかハッキリしてよといいたくなります。
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さて 韓国が今 抱えている課題は?と頭を巡らすと、幾つかあります。

経済面では、日本と同様に通貨安が進んでいます。 といっても “米ドルの独歩高の裏返し” なんですけどね __『為替相場、1ドル=1400ウォン突破 … 13年6カ月ぶり』(9月22日 中央日報)・『韓国で住宅需要急減 住んでいた家が売れない』(9月18日 朝鮮日報)・『不動産バブルがはじけた韓国 通貨売りと連動、複合危機に』(8月29日 デイリー新潮)

また 国内市場が小さい割に製造能力が大きく、市場を外国に大きく依存しています。 その中でも特に中国への輸出が最大で韓国輸出の4分の1を占めますから、中国が韓国からの輸入を締め上げると、韓国経済は干上がってしまう危険性を常に持っています。

また 韓国最大の輸出品 半導体売上の6割が中国ですから、これを見ても中国依存の体質が明確というものです。

一方で 米国は、米日台韓の4カ国で半導体のサプライチェーンを構築し、中国を締め出そうとしていますから、韓国にとっては “痛し痒し” ともいえる状況です。 米国に半導体工場建設を台韓に促し、建設する企業には補助金を出すというので、台湾の TSMC や韓国のサムスン電子は建設を表明しています (半ば 米国の強制かも …)。

但し 補助金を受け取ったら、それを ”中国にある自社工場には使うな” という足枷 (あしかせ) も付いていますから、TSMC の中国工場やサムスン電子の中国工場には設備投資が出来なくなります。

半導体は設備産業ですから、設備投資を継続しないと すぐに陳腐化する性格を持っています。 日本の半導体工場がいい例で、日本は 40nm 台の古い設備が多く、とても最先端とはいえない状況で、世界の最先端半導体開発競争からは大きく脱落しているのが現状です (けれど キオクシアのフラッシュメモリーとソニーの CCD だけは最先端です)。
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政治面では、従来から何度も指摘していますが、米中二股をかけています。

歴史的には中国の属国状態が千年以上、日本の植民地が35年、南半島が米国側となったのが戦後からで70年以上経ってます。 体質的には 中国の属国なんですが、米国が日本から引き継いだ経緯から米国に安全保障を依存しています。

これも書き出すとキリがないので、ここで止めときます。

まあ そういう 頭は一応米国に向いているが、腹は中国に向いている、そういう二律背反的な国が韓国です。
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また 最近の報道で、何とも “幼稚な内容” がありましたので、紹介します。



韓国・聯合ニュースの YouTube チャンネル冒頭場面の画像キャプチャ (左)。 天皇陛下が尹大統領に話しかけているように見えるが、尹錫悦大統領は歩いているだけで (右上)、皇陛下がほほえみかけている相手は二人の女性である (右下) のを合成して報道しているのです __『エリザベス女王の国葬で韓国メディアが垂れ流した合成画像の衝撃』(9月21日 JB Press)

このような合成写真を報道して、何になるのでしょうか? 他の国の報道機関で、こんな事をする所はありません。 私たちはまだ12歳ですが、フォトショップによる “合成画像作り” がうまいんですヨ、といってるようなものです。 笑うしかありません。

今日はここまでです。

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