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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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シューベルトの家庭音楽

2012年10月17日 | ドイツ音楽も様々
2006年6月6日投稿分__

「ピアノ五重奏曲 ます Forellen-Quintett」は楽しい。 シューベルトが書いた当時は、今とは違って 家庭にテレビなどの娯楽が多くありませんでしたから、家族で演奏などをして楽しんでいました。 他人からの依頼で作曲されましたが、ホールで発表するためというよりは、そんな当時の楽しみ方が伝わってくるような曲ですね。 コントラバスが出てくる唯一の室内楽ではないでしょうか。
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1819年 シューベルトが22歳、まだ若々しく希望と幸福にあふれていた時期の名作として知られる。 なおこれ以降には、彼はピアノ五重奏曲を作曲していない。 第4楽章が歌曲「鱒」D550 の旋律による変奏曲であるために、「鱒」(Die Forelle) という副題が付いた。 先に作った変奏曲 (D550) であることとは別に、この作品 (D667) の変奏曲もまた、水の中に現れては消える鱒のモチーフを与えている。 シューベルトはこれをピアノ伴奏の中で使用した。 通常のピアノ五重奏曲に使用される、ピアノ一台と弦楽四重奏の構成とは異なり、ピアノ/ヴァイオリン/ヴィオラ/チェロおよびコントラバスのために書かれている (Wikipedia)。
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手持ち音源には、エッシェンバッハ (P) を中心とした演奏盤 (‘59 DG)、ウィーン・ハイドン・トリオ他による優秀デジタル録音 LP (‘82 Teldec)、レヴァイン (P) を中心とした演奏盤 (‘90 DG)、アックス (P) とヨーヨーマ (Cello) を中心とした演奏盤 (‘95 Sony)、サヴァリッシュ (P) を中心とした演奏盤 ( '77 DENON) があります。 映像 LD は、スメタナ四重奏団を中心にハーラ (P) を加えた DENON 音源と、十和田湖/奥入瀬を重ねたものです。

鱒が五線紙の上で飛び跳ねている 面白いジャケットの Teldec 盤もいいですが、私が気に入っているのは、レヴァイン/ヘッツェル (V)/クリスト (Va)/ファウスト (Cello)/ポッシュ (Kontrabass) の DG 盤で、これはシューベルトの音楽を合奏する喜びが聞けるからです。 メンバーはウィーン・フィルとベルリン・フィルの面々が参加しています。     

以上

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