シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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30着分のセーターを着た羊

2015年09月21日 | 動物いろいろ生態
上左写真は大量の毛に覆われた羊のクリス。 刈られた毛は 40.45キロだった。 下左は千葉県いすみ市の住宅地に現れたキョン。
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いやー 40キロもの毛を着ていれば、動けなくなるのも分かりますね。 おまけにそれが “セーター30着” だとしたら、夏は暑くて死にそうだったでしょう、この羊は。 人間様だったら、暑くて暑くてどうかなっちゃいそうです。 しかも羊は自分でこのセーターを脱げないんですから。
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「羊毛で死にそうな羊発見! 毛刈り名人出動騒ぎ」(9月3日 オーヴォ) __ ※追加1へ
「毛の重さで動けないヒツジ、取れた羊毛は約 40キロ」(9月4日 TBS) __ ※追加2へ

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恐らく 元々の羊のご先祖様は毛を刈らなくても問題なかったのでしょう。 しかし 家畜化されているうちに多くの羊毛が取れる品種へと改良され、いまでは毎年刈らないと この羊のように “モコモコ状態” になってしまうわけです。

よく 死なずに5年以上も (?) さまよっていられたもんだと思いますね。 もうこの種の羊は自然界では生きていけないのでしょう。 人間が管理する牧場以外には生きる場所はないのですね。

動物は人が管理した方がいいのか、しない方がいいのか、これも何ともいえません。 最近の国内動物ニュースで、シカ科の外来種キョンが急増し、農作物を食い荒らすなど被害の拡大が続いているとの記事を読みました。 これは、管理しようにもできない事例ですね。
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「脱走した?キョン、南房総で大繁殖 … 駆除進まず」(9月4日 読売新聞) __ ※追加3へ
ウィキペディアから __ キョンはシカ科ホエジカ属に分類されるシカの一種である。 環境省指定特定外来生物。 中国東部、台湾に自然分布。 日本 (房総半島、伊豆大島) やイギリスに移入。 日本では動物園などで飼育されていた個体が逃げ出し野生化した。

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※追加1_ 今は家畜化されている羊。 当然 その柔らかい毛は羊毛として刈られるわけで、その毛が伸びっ放しになったらどうなるか、ということを考える人はあまりいない。 でも この騒動で、「野生の羊はどうしてるんだろう?」と思った人は少なくない。

オーストラリアで、毛が伸びすぎて、自分のモコモコで瀕死の状態になっていた羊を発見、ツイッターなどで呼びかけられた SOS で毛刈り名人が駆けつける、という事件があった。

パリジャン紙など世界各地のメディアが伝えたところによると、この羊はメリノ種で、首都キャンベラ近郊の樹木の多い場所でハイキングをしていた人が発見。 動物保護団体に通報した。 同団体の責任者は、「この地域で見つかった羊の中では、明らかに最大級。 普通の大きさの5倍はある」と話し、年齢や性別すら判別ができないほどのモコモコ状態。

SOS を見て名乗り出たのは、オーストラリアの毛刈りチャンピオン、イアンさん。「こんなモコモコの羊は見たことがない。 自分の毛刈りキャリアの中で最大の挑戦だ」と話し、1年に7センチは毛が伸びていたはず、との見立て。 毛刈りの後、またツイッターに「アフター写真」が投稿される予定だ。
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※追加2_ オーストラリアである動物が、こんな姿で見つかりました。 こちらの巨大な毛の塊、実は、伸び過ぎた毛に体が埋もれてしまったヒツジです。 羊の名前は、クリス。 首都キャンベラ近郊で、自分の毛の重さで動けなくなっていたところを救助されました。

その後 近くの牧場に連れて行かれ毛を刈ってもらいました。 取れた羊毛の量はなんと、およそ 40キロ。 セーターにすると 30着分だということです。

去年記録された「1匹のヒツジが蓄えていた羊毛およそ 29キロ」のギネス記録を超え、世界一と認められるか注目が集まっています。
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※追加3_ 房総半島南部で、シカ科の外来種キョンの繁殖が急増し、稲やイチゴなど農作物を食い荒らすなど被害の拡大が続いている。

推定生息数は2007年度の約 3400頭に対し、14年度末で10倍超の約 4万700頭に上っている。 千葉県は、今年度から各自治体に捕獲費を補助する対策強化に乗り出した。

野生のキョンが目撃されるようになったのは、同県勝浦市の動植物園「行川 (なめがわ) アイランド」(2001年閉園) から脱走したとみられる後の1980年代に入ってからで、温暖な気候と餌となる下草に恵まれているために繁殖したとみられる。

県は08年度に駆除計画を策定したものの駆除が進まず、12年度に計画の練り直しを迫られた。 それでも12年度の捕獲数は約 2200頭にとどまった。 県は今年度から市町村に対し、捕獲費の半額を上限に補助している。 鳥獣保護法では、狩猟鳥獣に指定されていないため、狩猟ができないのが現状で、ワナを使った捕獲が中心となっている。

以上

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