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”政府、汚染の深刻さを未だ理解せず” 松本市長 菅谷 昭 氏

2012-07-16 15:47:34 | 未分類

”政府、汚染の深刻さを未だ理解せず” 松本市長 菅谷 昭 氏

http://www.fng-net.co.jp/itv/2012/120312.html より

――移動費用として一家族あたりに4000万円を払ったとしても、災害復興費用の23兆円には到底届かない。除染よりも強制移住にお金を使った方が遥かに効果的では…。

(略)平地でも、政府は表土を5~10cm取り去れば除染効果があるとしているが、それでは到底追いつかず、例え20cm削ったとしても、チェルノブイリの高汚染地域では25年経っても住めないことが分かっている。

更に農業を復活させようと思っても、農地の表土を20cm削れば肥沃度は落ちてしまい、農作物は育たない。

つまり、除染は必要ではあるが、除染とはお金がかかる割りに効果は十分得られないということだ。

中途半端に除染しても元のようには戻らず、結局、自然に放射性物質が無くなるのを数十年以上かけて待つしかない。

それなのに数年で帰還させるような指示を国のトップが出すということは、やはり、政府は汚染状況がいかに深刻なのかがわかっていないのだ。住みなれた土地に戻りたいという気持ちも分かる。そのために除染する必要があることもわかる。しかし、その前にせめて、これから人生を歩み出す子ども達だけでも、4~5年程度安全な地域に移してあげるべきだ。


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