原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

阿武隈川から海へ1日500億ベクレル 放射性セシウム

2012-02-01 22:55:24 | 未分類

阿武隈川から海へ1日500億ベクレル 放射性セシウム

福島県中央部を流れる阿武隈川から海に流れ出る放射性セシウムの量が1日あたり約500億ベクレルにのぼることが京都大、筑波大、気象研究所などの合同調査で分かった。福島第一原発事故に伴い、東京電力が4月に海に放出した低濃度汚染水のセシウムの総量に匹敵する。専門家は継続的な監視が必要としている。

 阿武隈川は福島県郡山市や福島市を北上、宮城県岩沼市で太平洋に注ぐ。流域面積は5400平方キロで、事故による汚染が大きい地域が広く含まれる。

 京大などは文部科学省の委託を受け、6月から8月にかけ、本流の中流や河口付近、福島県内の支流で流量や放射性セシウムの量などを観測。運ばれるセシウムの総量をはじき出した。

(朝日 2011年11月25日)

http://www.asahi.com/national/update/1124/TKY201111240671.html


米・原発で外部電源喪失、緊急停止しベント実施!トリチウムが大気中に。

2012-02-01 13:05:51 | 未分類

米・原発で外部電源喪失、緊急停止しベント実施!トリチウムが大気中に。

事故があったのはイリノイ州バイロンにある原子力発電所で、30日午前10時すぎ、何らかの理由で外部電源が失われ、原子炉が緊急停止しました。

 非常用ディーゼル発電機がすぐに起動しましたが、原発を運転する会社は、緊急時に発する4段階の指標のうち最も低い「異常事態」を宣言。原子炉から熱を取り出す配管内の圧力が高まったことから蒸気を外に逃がす「ベント」が行われました。  

 運転会社によりますと、ベントによって放射性物質のトリチウムが大気中に放出されたということですが、安全基準は下回っていて、健康への影響はないとしています。(31日11:04)】

 ブルームバーグより
【 1月30日(ブルームバーグ):原子力発電所運営で米最大手のエクセロンが運転するイリノイ州のバイロン原子力発電所で30日、外部からの電力供給が止まったため、2号炉の運転を自動停止した。米原子力規制委員会(NRC)が明らかにした。

  NRC広報担当のビクトリア・ミットリング氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、「変圧器周辺で煙が報告されたが、火災は確認されていない」と述べた。

  エクセロンは現地時間同日午前10時18分(日本時間31日午前0時18分)に、4段階の緊急事態のうち最も低いレベルの「異常事象」を宣言した。バイロン原発はシカゴの西85マイル(約137キロメートル)に位置する。残る1基はフル稼働している。

  ミットリング氏によると、電源喪失の原因はまだ特定されていない。同原発の広報担当者、クリスタ・ロピキンスキ氏は電子メールで、「施設は安全な状態が保たれており、現場の専門家が原因を調べている」と説明。さらに「周辺住民の健康と安全への影響はない」と述べた。】

 外部電源喪失の原因は、どうやら変圧器のショートらしい。
事故は軽微、ベントでトリチウムを放出しても 「周辺住民の健康と安全への影響はない」?
まるで、日本の東電と枝野元官房長官の会見にそっくりだ。

転載元:http://ameblo.jp/syuukitano/entry-11151972785.html