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原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

【原発】福島市の米からまた放射性セシウム検出、最大で1キロあたり1270ベクレル

2011-11-28 12:56:25 | 放射能汚染

【原発】福島市の米からまた放射性セシウム検出

福島市大波地区で、新たに5戸の農家の米から国の基準を超える放射性セシウムが検出されました。

 大波地区では、出荷前の米から国の基準を超える放射性セシウムが検出され、福島県がこの地区の農家154戸で生産された米の検査を進めています。福島県によりますと、25日までに34戸の米の検査を終え、新たに5戸の農家の米から国の基準を超える放射性セシウムが検出されました。
 福島県農林水産部・鈴木義仁部長:「複数出たということは、大変、残念な結果だと思っています」
 このうち、3戸で生産された米はすべての検体で国の基準を上回っていて、最大で1キロあたり1270ベクレルの放射性セシウムが検出されています。この地区で生産された米は流通していませんが、福島県は、残る農家で生産されたすべての米の検査を進めることにしています。

(テレ朝News 11月26日)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20111125-00000055-ann-soci


福島第一原発に近い福島県川俣町のスギ、17万7600ベクレルが葉から検出

2011-11-28 12:44:34 | 放射能汚染

セシウムスギ花粉移行1/10 来春の飛散「心配なし」

 首都大学東京大学院(放射線安全管理学専攻)の福士政広教授(55)が今月、東京都内のスギを調べたところ、福島第一原発事故で、葉に付着した放射性セシウムが花粉に移る割合は十分の一程度だった。来春、花粉が舞っても、健康被害の心配はないという。

 スギの葉に付着した放射性セシウムは、一部が木の内部に入り、内部を伝って新葉や花に移る。花粉の中にも放射性セシウムは含まれることになる。

 福士教授は今月三日、奥多摩町の山林で、スギ花粉約四十ミリグラムを採取して分析。古い葉に付いた放射性セシウムは一キログラム当たり九三六ベクレルだったが、花粉は九四ベクレルだった。

 この花粉が空気中に飛散し、人が外にいて一時間花粉を吸い込んでも、内部被ばく線量は〇・〇〇〇〇〇一マイクロシーベルト未満。計算上、福島第一原発に近い福島県川俣町で六月、同一七万七六〇〇ベクレルが葉から検出されたスギの花粉でも、一時間当たりの内部被ばく量は約〇・〇〇〇〇一三マイクロシーベルトにとどまるという。福士教授は「新たな飛散がなければ、花粉の放射性セシウムの濃度は年々低くなるだろう」と推測している。

(東京新聞 2011年11月28日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011112802000032.html


福島3号機 冷却塔弁が「閉」に 燃料プール 原因不明、今月2回目

2011-11-28 12:31:17 | 未分類

福島3号機

冷却塔弁が「閉」に

燃料プール 原因不明、今月2回目

 東京電力は27日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)3号機の使用済み燃料プールの循環水の冷却塔の弁が閉まっていたことが同日朝わかったと、発表しました。冷却塔の入り口と出口で水温がほとんど変わらなかったため調べて確認されたもの。弁を開けた後、水温は低下したといいます。同様の現象は19日にも起きており、原因は不明です。

 冷却塔では使用済み燃料プールからの配管に外気と同温の水を散水してプール水の温度を下げています。通常、冷却塔の入り口より出口の方が水温が低くなっていますが、26日昼ごろに測定した結果、入り口で18・0度、出口で18・1度とほとんど同じでした。27日朝に調査した結果、散水に使う配管の弁が閉まっていました。

 弁が自然に閉まることは考えにくく、19日に見つかった際に作業員から聞き取りましたが、原因はわからなかったといいます。

 また、2号機では原子炉格納容器や圧力抑制室でこの間温度が上昇していることが明らかになりました。原子炉格納容器では24日から1日に1度ぐらいずつ温度が上昇。26日から27日にかけて5度ぐらい上昇したといいます。圧力抑制室では26日から27日にかけて約50度上昇しました。東電は計器の異常とみて調査する予定です。

 原子炉圧力容器内に窒素を注入するホースを設置するため2号機原子炉建屋2階の調査を26日にしたところ、工事を行う予定の箇所で1時間当たり最大で45ミリシーベルトの放射線量を計測したことも報告されました。

(しんぶん赤旗 2011年11月28日)