パリ撮影旅行日誌 7-8ページ/16ページ

2014-07-05 12:05:33 | 日記


北駅裏街


モンマルトル










撮影2日目
2日目はホテルを7:20に出てムーランルージュに行ってみた。
やはり朝のムーランルージュにはなにも感じるものはなかった。
そのまま坂を上ってモンマルトルの丘に上る。
ケーブルカーの横の休憩所の様なところで台湾から来たというご夫婦に遭った
日本語がわかるので日本語でどうぞと言われた。
やはり安心する。
台湾の方の日本語は私からするとかなり古風な日本語であった。
しかし、本来の正しい日本語でもあった。

地下鉄の乗り降りは、あらかじめ用意しておいた乗り降り工程表が役立った。
地下鉄の先頭車両。
駅の案内表示(小さく数少ない)は駅の名前が短縮表示されていた。
日本でいえば、東京行き、とか小田原行きとか表示されているあの
行く先表示のことである。
多分“神奈川県小田原市”行きが、“小田原”行きになっている程度なのだと思う。
間違えてしまうほどの短縮ではなかった。

大きな駅(地下鉄ターミナル駅?)での乗り換えはよーく表示板を見ていないと、自分の乗る地下鉄を見失ってしまう。
日本の新宿駅等と変わらないと言えばそれまでだが、見失ってしまうと非常に心細い。
もう一度最後に確認した行く先表示板(M3とか書いてあるだけの案内表示板)まで戻り「何処に行ったら行きたいところへいけるのか冷静に判断しないと」、結局どうどう巡りになってしまう。
文字は小さいし、なんと書いてあるのか分からず困る。
見落としが原因で迷子になってしまう。

地下鉄の乗換は細く長い通路を延々とあるかねばならず、階段を昇ったり、
降りたり、大変であることは日本と変わらない。
変わっていると言えばエスカレーターがあるのだが、階段部分の速度とベルトの速度が異なる。
ベルトの方が速いのでベルトに手を掛けていると手が先に行ってしまう?
また、行先表示、号線表示が見えないなーと思っていると突然現れる。
ひどいのは、一度目的号線ではないホームに出てから、改めて目的号線に向うなど、目を剥くようなことがある。
ですから先ほど書いた、目的を失ったら確認できる場所まで戻るのは、半分
正しく半分間違えている。
構わず前に進む勇気と猛気が必要だ。

撮影工程表(地下鉄乗り換えマップ)に一か所行き先が反対に書いてしまったところがあった。

しかし駅の号線(1号線とか2号線の意味)ホーム入口の壁に、50mm×80mm
位の停車駅一覧があるので最終的にはその板で確認しながら乗り換えを行った。

歩き過ぎで足が痛くなったお蔭で、地下鉄の利用方法も応用が利くようになった。
地下鉄に乗った時、ドア上に表示されている駅名表示を見ていると(見ていないと降りる駅が分からない)(次停車駅を放送してくれるのだが、表記とアナウンスは一致しない)なんとなく駅名が頭に入ってくるので、あれこの駅
さっき通ったぞとかわかる。
すなわちショートカットできる。

パリの夜は21:15位から始まる。
21:30過ぎないと街灯は灯らない。
灯の入った街並みなんて良いのだけれど、帰りが遅くならないよう気をつけなくてはと思い、撮影場所を次々と移して行かざるをえなかった。
これは予定作成の悪弊かもしれない。

行程上最終近くの地下鉄に乗ったが、ガイドブックに書かれているような
治安の悪さは感じなかった。
というより全く険悪な雰囲気はなかった。
日本の最終電車と変わらないように思えた。
酔っ払いが居ない分増しかなと思う。
ただ単なる幸運であったと思っている。
用心にこしたことはない。用心すべきと思う。
ガイドブックは大袈裟に言っている、と高を括ると、
泣きを見ること必定であろう。
「備えよ常に」を忘れてはいけない。


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