三社祭を楽しむ

2015-05-21 08:07:00 | 写真
前回「浅草の灯はケサネーゾ」のアップを掲げました。
少なからず驚くと思います。と書きました。

浅草という街。

17歳(高校二年生)。若さに走る私と同級生××君は、アルバイトを2年間してためたお金をポケットに

秋葉原に出かけた。

目的は、欲しかったテアックのテープレコーダー。

何度も通って値段も店員に確認して勇躍電車に乗った。

同級生と二人機種は違ったが、ゲット。

このテレコは今でも動いている。

テープを友人の神戸在住の放送関係の方に譲っていただいて

バリバリの現役。

予約しておいて、その足で浅草に向かった。

目指すは雷門。

とんでもない。私たちの頭の中には雷門なんていうヤボなものはその片平もなかった。

雷門を通り過ぎスット右に入ると左にあった。

テープレコーダーを買ったあまりのお金(あらかじめ用意していた)を払ってもぐりこんだ。

今の浅草東洋館である。

そのころの浅草六区はホッピ通り辺りに色濃く残っている。

記憶の底に高い少し斜めに見える塔が残っている。花屋敷と思えるが

ちょっとちがうような気がする。

なにしろ初見の違うものが、記憶の大部分を占めているものだから、記憶は曖昧。

そんな、昭和40年の六区界隈知っている方は、お前ら高校生だろ!、まぁ俺も仲間だから何ともいえないけど…。

という声が聞こえる


というわけで、昭和40年若き私が見た浅草がこのおじさんにも残っていた