その後もメディアの口蹄疫の取り上げ方は重く少ない。
ネットの世界では現地宮崎の惨状が伝わって来ているのに、大手メディアからはそういう記事は出てこない。
産経などは私の見る限り14、15、16日の三日間、一つもこの問題を取り上げていない。14日以前の新聞は廃棄してしまったので、ネットで調べてみたが13日が最後であり、その記事は例の「ネットで炎上」というものであり、宮崎の実情を知らせるものでも、対応の悪さを具体的に報道するものではない。
こういうときちょっと使えるのはグーグルニュース日本版であるが、それを見ても他社の扱いは産経と大きく違わない。14日以降申し合わせたように記事も少ない。
社説はどうであろうか?「比べる社説」は朝日、日経、読売の三社の社説を扱っている。これに産経の主張を付け加えたところ、口蹄疫を取り上げているのは14日の日経一社(封じ込めに全力を)だけである。
メディアには現地の惨状を伝え、感染拡大の原因が何処のあるのかを伝えてもらいたい。今のままなら「報道管制」「報道自主規制」の何れかが働いていると見なさざるを得ない。