杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

金元工作員 来日の意味

2010-07-21 01:14:32 | Weblog


 なぜ、金賢姫はここまでして日本を訪れたのか?
 このことが今回の訪日で明らかになるのかどうか解らないが、そして誰もが懸念していることかも知れないし、そして誰もが当然のこととして理解していることかも知れないのだが、田口八重子さんは死亡していると言うことではないのだろうか?
 そして、金はそのことを八重子氏の長男である、飯塚耕一郎氏に伝えようとし伝えられないでいるのでは。

 前回の韓国でも伝えられなかった、今回も果たして伝えられるのかどうか解らないが、金の言動を追ってみると、そう思えて仕方がない。
 あの韓国での耕一郎氏に対して、初対面であるにもかかわらず、「抱いても良いですか?」と言っていること、金のこれまでの賢く行き届いた発言をみていると、東洋人である金に、もし八重子さんが生きているという確証があるのなら、あの発言がそう簡単に出てくることではないように思える。

 今回もわざわざ日本にまで来て、八重子さんから教えてもらった日本料理で耕一郎氏をもてなしたい、と言っていたこと。まるで、「それで北朝鮮のしたことが許されるわけでもないのだが、私が母親代わりをします、だから許して下さい」と言っているかのようだ。
 今日の会見で金は「八重子さんは生きている」と言ったとも伝えられているが、とても「八重子さんが帰ってくるまで私が母親代わりをします」と言っているとは思えないのである。

 八重子さんはご存命で有るかもしれないのだが、これまでの金の言動を推し量ると「そうではない」のではと思わざるを得ない。23年も前の事であるからということも有り、その後のことは解らない、生きているという確認がとれていない、それほど不確かなことなので有るのかもしれない。「だから生きていると信じています」と言うことかも知れないが、金の耕一郎氏への思いは尋常ではない。男である私にそれを語る十分な資格はないのだが、見てとれるのは実母の愛情表現ではなかろうか。そして、そのことが私に八重子さんの死をむしろ憶測させるのである。

 こんな勝手な憶測が許されないことは百も承知である。そして私のこの憶測が間違いであることを祈るばかりである。