産経新聞を読んでいない友人・知人に!!
12月1日の産経が報道。
「終戦後、中国大陸で旧日本軍が化学兵器を中国に引き渡したことを示す、文書が、防衛省防衛研究所などに保管されていることが分かった。日本軍が中国で遺棄したことを前提に進められている遺棄化学兵器処理事業は見直しを迫られることになりそうだ。」
これまでも産経は山形県にあるシベリア資料館に保管されている「旧日本軍兵器引継書」(ロシアにあった旧日本軍の書類を日本に持ち帰ったところこの中に含まれていたーブログ注)の分析によって日本軍によって「引渡し」が行われていたことが判明してきているが、今回は台湾で、日本側が中国大陸で中国国民政府に化学兵器を引渡したことを示す文書5点が見つかっている。(日中の歴史を調べるには台湾はその宝庫みたいだ。南京事件が謀略であるということを示す証拠と成る文書が発見されたのも台湾である。日本はこれから台湾の協力を得てでも、日本の戦時中の故無き汚名を晴らしてゆく必要がある。―ブログ注)
これまで外務省は、中国に残っている化学兵器はすべて日本軍が遺棄したものとされ、日本が全額(1兆円規模とも言われている。中国では遺棄されたとする化学兵器によると主張する被害者が日本政府をあいてに裁判を起している。ブログ注)負担しなければならない理由を、「引き渡したことを証明する書類がない」としてきたが、今回のジャーナリスト水間氏の調査によって、外務省の主張はますます根拠を失った。
なお、水間氏の調査結果は一日発売の雑誌「正論」一月号で詳しく報告される。
これは官僚(チャイナスクール?)の不祥事なのか、当時の政治家(確か媚中派、河野現衆議院議長のはず)が勝手な判断をしたのかはっきり知らないが、いずれにせよ日本政府は中国と改めて話し合ってもらうしかなかろう。