中国の核ミサイルこそが日中の問題点だ。
これまで靖国問題を中心に色々と日中問題を取り上げてきたが、良く考えてみれば日本が最優先して取り組まなくては成らないことは、北朝鮮の核問題ではなく、日本の安全保障にとって最も危険な要素である中国の核ミサイルであることを認識し議論するということを怠ってきているということである。これに比べれば北朝鮮の核問題など「おあそび」に過ぎないし、その意味から言えば日朝国交回復には拉致問題を最優先するという新総理の発言は正しい。
久間防衛庁長官は中国の軍事力をはじめに脅威と言い、翌日の会見で懸念材料などと言い直しているが、これなどはもってのほか。ラムズフェルドが言ったように「周辺に中国に脅威を及ぼすものがいないのに、何のために軍事力を増強するのか」の一言につきる。
すなわち、中国は自らの武力、とりわけ「核ミサイル」をもって周辺諸国を脅迫・恫喝し属国化しようとしているに他ならない。我々はすでにチベット、ウィグル地区での中国共産党の暴政をしっているし、台湾への武力侵攻をも法制化した。そして、言われるところではいまやミャンマーもその対象となっているようである。
この延長線上に日本がその標的であることは言うまでも無い。
安倍新総理は週末に中国に赴き、胡主席と会談との話も出ているようだが、二人で胸襟を開いて話をするつもりなら、「中国の核ミサイルが日本の安全保障の脅威である。中国は日本の右傾化を意図して懸念を表明しているようであるが、中国こそ日本の安全保障への危機感を理解するべきだ」と言明するべきである。
日本にとりアメリカとの同盟関係を維持してゆくことは外交の根幹であることは間違いがないが、アメリカの力に翳りがみえ、孤立化の気配も感じられる今、日本は自らを守らねば成らない立場に追い込まれている。このことを日本政府が等閑視するなら日本の21世紀の行く末は、かって中国要人が豪州で発言したとおりに「遠からず滅びる」運命に在ると言えよう。
「靖国」だけが問題なのではない!
これまで靖国問題を中心に色々と日中問題を取り上げてきたが、良く考えてみれば日本が最優先して取り組まなくては成らないことは、北朝鮮の核問題ではなく、日本の安全保障にとって最も危険な要素である中国の核ミサイルであることを認識し議論するということを怠ってきているということである。これに比べれば北朝鮮の核問題など「おあそび」に過ぎないし、その意味から言えば日朝国交回復には拉致問題を最優先するという新総理の発言は正しい。
久間防衛庁長官は中国の軍事力をはじめに脅威と言い、翌日の会見で懸念材料などと言い直しているが、これなどはもってのほか。ラムズフェルドが言ったように「周辺に中国に脅威を及ぼすものがいないのに、何のために軍事力を増強するのか」の一言につきる。
すなわち、中国は自らの武力、とりわけ「核ミサイル」をもって周辺諸国を脅迫・恫喝し属国化しようとしているに他ならない。我々はすでにチベット、ウィグル地区での中国共産党の暴政をしっているし、台湾への武力侵攻をも法制化した。そして、言われるところではいまやミャンマーもその対象となっているようである。
この延長線上に日本がその標的であることは言うまでも無い。
安倍新総理は週末に中国に赴き、胡主席と会談との話も出ているようだが、二人で胸襟を開いて話をするつもりなら、「中国の核ミサイルが日本の安全保障の脅威である。中国は日本の右傾化を意図して懸念を表明しているようであるが、中国こそ日本の安全保障への危機感を理解するべきだ」と言明するべきである。
日本にとりアメリカとの同盟関係を維持してゆくことは外交の根幹であることは間違いがないが、アメリカの力に翳りがみえ、孤立化の気配も感じられる今、日本は自らを守らねば成らない立場に追い込まれている。このことを日本政府が等閑視するなら日本の21世紀の行く末は、かって中国要人が豪州で発言したとおりに「遠からず滅びる」運命に在ると言えよう。
「靖国」だけが問題なのではない!