オカトラノオ も ヌマトラノオ も芽を出したばかりなのに ヤナギトラノオ は早くも満開になった。
池の真ん中の石の上の狭いところで 他の草と競争しながら共存している。
植え付けて5年位は他の草を圧倒する勢いだったが 昨年から急に勢いを減じてしまった。
絶滅するのかと思ったほどだったが 今年は少し勢いを盛り返してきた。この花のカタチからは虎の尾を連想するのは無理があるようだ。
名付けた先人の豊かな想像力に敬意を表しておきたい。一緒に植えてある エンコウソウ と ヒオウギアヤメ も咲きはじめた。
池の水位を上げている冬の間は水没する石の上だから雪解けは早い。
そのせいか他所に植えてある株より開花が早い。
ヒロハテンナンショウ 同様で マムシグサ の花も勝手気ままな方向を向いて咲いている。
ネーミングのせいか あまり大勢に好まれる花とは言えないがユニークなカタチの花だ。
冬枯れの頃の真っ赤な実まで楽しめるから もっと好まれてもいいような気がする。隣には 緑の花も咲いていた。