もう何十年も前のことだが 父が「ひつじっぽ」と言ったことを鮮明に記憶している。
その時は 初めて聞く言葉だったが 父たちの会話を傍で聞いていたから 何のことかは分かった。
刈り取った稲株からもう一度伸びてきた稲穂のことであった。
この地方だけのマイナーな方言だと思っていた。
「ひつじっぽ」は「穭(ひつじ)穂」で晩秋の季語として歳時記にあることを知ったのは数年前だ。
今年の我が家の田んぼの稲は葉は伸ばしたが「ひつじ穂」が少ない。
例年より収量が少なかったこともあるから肥料が少なすぎたのではないか・・などと思っている。
初雪は 稲の葉 を黄葉させて消えた。
田んぼに続く石垣を這っていた ツルマンネングサ の葉も黄色くなった。
よく見ると 春に伸びる芽は既に準備されている。
赤い葉っぱは散ってきた コマユミ の葉。
葉の形に合わせて三角形の鉢の中心に植えた葉に斑紋の無いタイプの ユキグニカンアオイ。
いつの間にか角のほうに移動していた。葉の穴は若葉の頃 ナガオカモノアラガイ に食われた跡。
株元には来春に咲く花芽ができている。
花は ナメクジ の好物らしく 春一番に棚を覗いてみると必ず被害がある。
5号菊鉢には 斑紋のあるタイプを植えてある。
葉を分けて株元を見ると 来春の花芽のほかに 今年発芽した双葉も見える。
初雪を見たから棚場の雪囲いで 連日忙しい。
この季節になると毎年考えることは同じで もっと鉢数を減らさなくては・・・と言う事だ。
今年は管理不適切もあって 30鉢くらいは減っているが新たに増えた鉢も同じくらいある。
草鉢はそれほどでもないが 樹鉢は年々大きくなってゆくから 前年どおりと言うわけにはいかない。
忙しい中でも きれいに紅葉した鉢などは 眺めていたくもなる。
ショウジョウバカマ の葉は来年まで残る葉だから 樹木の紅葉とは違うものだと思う。
でも こんなに真っ赤に葉色が変わるから 紅葉 と言ってもいいだろう。
まわりの緑の葉は 白い花を咲かせる株。紅葉しているのは薄桃色の通常花の株。
枝ごとに変化する多彩な花を咲かせる さつき は紅葉も枝ごとに違う紅葉をする。
この季節になると毎年考えることは同じで もっと鉢数を減らさなくては・・・と言う事だ。
今年は管理不適切もあって 30鉢くらいは減っているが新たに増えた鉢も同じくらいある。
草鉢はそれほどでもないが 樹鉢は年々大きくなってゆくから 前年どおりと言うわけにはいかない。
忙しい中でも きれいに紅葉した鉢などは 眺めていたくもなる。
ショウジョウバカマ の葉は来年まで残る葉だから 樹木の紅葉とは違うものだと思う。
でも こんなに真っ赤に葉色が変わるから 紅葉 と言ってもいいだろう。
まわりの緑の葉は 白い花を咲かせる株。紅葉しているのは薄桃色の通常花の株。
枝ごとに変化する多彩な花を咲かせる さつき は紅葉も枝ごとに違う紅葉をする。
小春日和の夕暮れどき チョウジタデ が赤く染まっていた。
この草が紅葉することは いままで知らなかった。今日の新発見だ。
後方の白い花は 季節外れの ハルジオン だった。
ミソハギ は綺麗に紅葉することは承知していた。
ハルジオン の紅葉に誘われて ミソハギ の様子を訪ねてみた。
期待通りに 真っ赤に染まっていた。背景の赤は コマユミ の紅葉だ。
コシノカンアオイ の葉には斑紋がある・・・と思い込んでいたがそれは間違いだった。
8号鉢で葉を広げているこの株には斑紋は無い。
葉を分けて株元を見ると 来春に咲く 花蕾 がいっぱいできていた。
5号鉢の ミチノクサイシン は窮屈らしい。
鉢の外に出たそうに 鉢の縁から外を見ている。
大きい芽は 花蕾 だと思うが 小さな芽は葉芽だろう。
夏に一度 水切れさせてしまったから 多くの 花蕾 は無理だろう。